成果を出しても給料の上がらないのなら辞めればいい!給料の上がる会社に転職しないと搾取されてるだけ

仕事の不満

仕事量は増えているのに給料は一向に上がらない。成果を出すたびに給料アップを期待するけれど、いつも裏切られる…そんな悩みを抱えていませんか?

サラリーマンにとって何より励みになるのは昇給ですよね。報われると思うから残業も休日出勤も頑張れるのであって、やってもやらなくても評価が変わらないならやる気も無くなってしまいます。

同級生で集まると、どうも昇給していないのは自分だけ。同じ時期に就職してスタートラインは一緒だったはず、実績だって負けていないのに納得がいかない…悶々としますよね。

上司に訴えてものらりくらりと躱(かわ)され、挙げ句の果てには「お金のためだけに働いているのか?わたしの若い頃は…」と訳の分からない説教をくらう始末。

結局うやむやのまま同期と愚痴を言い合いつつ同じ事の繰り返しで、給料以外の面では特に不満がないのもあり転職に踏み切れない…本当にそれで良いですか?

頑張って結果を残しても評価されないなら「結果」を手土産にして、やった分だけ給料に反映してくれる会社に転職するのは労働者として当然の権利です。あなたの努力に見合った給料を出してくれる職場で働きたいなら、今すぐに行動をおこしましょう。

給料が上がらないのは違法なの?

成果を出したのに上がらない給料…不満ではあるけれど、上司に訴えるのはなかなか勇気のいることです。

仕事の量も質も上がっているのに何もできない新入社員と同じ給料なのは納得できない、違法なら訴えることもできるんだけど…なんて考えが頭をよぎりますよね。

残念ながら給料が上がらないことは違法ではありません。給料を上げなくてはならないという法律は存在しないのです。

昇給の有無は労働者にとって大問題ですから、できれば入社する前に知りたいもの。求人情報を見ると「昇給年1回」とハッキリ書いてあるところもあれば、記載のないところもあります。

ハローワークの場合は目星をつけた会社の詳細情報を窓口で教えてくれるので、そのときに昇給の有無や実績としてどのくらいアップしているかといった情報も知ることができます。

人材紹介会社を利用するなら担当者に質問すれば必要な情報は教えてもらえるはず。いきなり電話で昇給の有無を聞くのも気が引けるし、面接で質問するのも何だし…と悩むよりは間に人をはさむほうが確実に情報を得ることができますよ。

給料の上がらない会社の特徴

給料の上がらない会社の特徴として次の4つがあげられます。

  • 同族経営、ワンマン
  • 昇給規定があいまい
  • 短期離職者が多い
  • 経営状態の悪い

同族経営やワンマンがすべて悪いというわけではありませんが、会社を私物化してケジメをつけられないような人間が上につくと労働者としては最悪な環境になりやすい傾向があります。

昇給規定があいまいだと、どうとでも捉えられるので昇給しない可能性もありますし、短期離職者が多いところでは昇給という言葉自体が存在しない場合もあるでしょう。

経営状態が悪く最近リストラがあったような会社で昇給が望めないのは言わずもがなですよね。

同族経営やワンマンの会社

同族経営でもワンマンでも、きちんとした会社であれば問題はありません。血縁や社長の独断ではなく能力を公正に評価してくれる会社ならば頑張れますよね。

特に何の結果も出していないのに社長の親族ばかりが昇進したり、横柄な態度をとられたりと同族経営の会社で嫌な思いをした人は多いはずです。

働くこちら側としては「ここは会社なんだからケジメをつけてほしい」と思ってしまいますが、親戚付き合いも絡むからなのか同族経営の会社では身内に甘くなりがちで、どうしても同族以外は外様扱いされてしまいます。

ワンマンな社長がハンドルを握る会社では社長の意見がすべてです。どんなに成果をあげても社長のお気に召さなければ認めてはもらえません。気に入られれば異例の出世が望めるかもしれませんが、社長と合わない場合は出世コースとは無縁になりそうです。

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昇給に関する規定が曖昧である

個人の能力に応じて随時昇給の可能性あり…なんて言葉を目にしたことはありませんか?

一見魅力的な昇給条件に見えますが、とても曖昧でハッキリしない内容です。特に昇給の時期を特定されていないと、どのくらいのスパンで昇給審査しているのか分かりませんよね。

真面目に仕事をしていれば嫌でもスキルは身につきますし仕事量も増えていきます。大きな契約をとるような成果以外にも、そういった成長に対する評価があるのかという不安が残る昇給条件です。

シンプルで面白味はないかもしれませんが、昇給年一回で昇給月は3月といった具体的な記載の方が確実に評価してもらえるという安心感があります。昇給額は個人の成果に応じてということであれば俄然やる気が出るはず。

昇給条件に関する記載は書き方に惑わされて「活躍したときの見返りは大きい」という期待ばかりを抱くのではなく、成長への対価もあるのかといった視点でチェックするべきです。

成果を出しても給料に変化はない

大きな契約をとってきたり、プロジェクトが成功したりといった「成果」を出したときが一番昇給を期待しますよね。

昇給があるかも!とワクワクしながら給料明細を見るものの悲しいほどに変化がなく、むしろ残業が少なかった分減っているなんてがっかりです。

「頑張ったね、お疲れ様」と上司に渡された缶コーヒーだけが成果への見返りだったとしたら、そんな会社に長く勤めたいと思いますか?

与えられた仕事で成果を出すのが当たり前、そのために給料払ってるんだから!という考え方の会社では搾取され続けるだけ。成果を出しても昇給のない会社からは早く転職を考えた方が賢明です。

>>実力主義の会社へ転職をするメリットデメリットは?実力主義なら外資系?

短期離職者の多い会社

社員の離職率が高い会社では、昇給を検討する前に辞めてしまう社員が多いため「昇給」という概念自体が消滅してしまっている可能性があります。

社内で初めての昇給獲得者を目指すのもひとつの方法ではありますが、前例のないところに線路を敷いていく作業はかなりの努力が必要でしょう。

結果を出しつつ昇給への道を切り開くという二重の努力をするくらいなら昇給制度のある会社へ転職して仕事だけに集中するほうがオススメです。

そもそも短期離職者が多いという時点で何か問題がありそうなので、できれば就職活動の時点で避けたいもの。求人を出す頻度があまりに多いところはハローワークの相談員や人材紹介会社の担当者も把握しているはずですよ。

>>人が辞めていく離職率の職場(会社)の特徴とは?

業績不振によるリストラ間近、リストラ後

業績が良くても社員に還元しない会社はありますから、業績が悪ければなおのこと昇給は望めません。

特に業績不振でリストラ間近だったりリストラがあった直後というのは、会社の経営が思わしくないわけですから個人が少しばかりの結果を出しても給料に反映されにくいと思った方が正解です。

すぐに立て直しができるようなら少しの我慢ですみますが、業績も悪くリストラ第二弾がありそうな雰囲気では減給をも覚悟する必要があるでしょう。

現状に満足したチャレンジしていない

何気なくニュースを流しているだけでも「へえ、この会社こんな事もしてるんだ」と耳に入ってくる会社ってありますよね。

発展していく会社には現状に満足せず新しいチャレンジを繰り返すという特徴があり、そういった会社は活気にあふれています。

会社にとってチャレンジすることは簡単ではありません。資金がかかる上に上手くいく保証はなく、上手くいったとしてどれだけ利益に繋がるかといった問題もあります。

チャレンジとは社員のやる気なしには成立しないもの、昇給というかたちで社員に利益を還元しているからこそ会社は発展していくのです。

給料の上がる会社は上がる。しかし横這いな会社はダラダラと横這い

結果を出した分だけ評価されると、さらなる高評価を求めて社員同士が競い合い結果を出そうと頑張りますよね。

社員のモチベーションの高さはそのまま業績に反映されるので、業績は右肩あがり。上がった業績は再び「昇給」だったり「特別報酬」といった評価となって社員に還元されます。

こういったプラスのループを描いている会社は確実に給料が上がりますし、やりがいもあります。

一方、現状維持で満足している会社は社員を評価してモチベーションを上げる努力をしないため、社員も必要以上に頑張ろうとはしません。頑張っても頑張らなくても評価が同じなら人間楽な方を選びますよね。

こんな横ばいの無限ループを繰返している会社で昇給を望むことは難しいでしょう。

給料の上がらない会社はさっさと転職すればいい

給料の上がらない会社に「昇給してほしい」という要求を通すのは並大抵のことではありません。何が何でもその会社に残りたいというのであれば頑張ってみても良いでしょうが、そうでなければ転職したほうが手っ取り早いです。

下手に給料アップを直接交渉すると煙たがられたり、上司や社長との関係が悪くなる可能性もありますし、アップしてもらえたとしてもその場限りで今後定期的に昇給を検討してくれる保証もありません。

そんなところで頭を悩ませるくらいなら、最初からきちんとした昇給制度のある会社へ転職して思い切り働いて稼ぐ方が良いと思いませんか?

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