メリットのないダメなワンマン社長なら即退職だろ!ワンマン社長の特徴




さて、この文章をお読みの皆様は、きっとワンマン社長に多かれ少なかれ、うんざりしているのだと思います。かつての私もワンマン社長に振り回され、つらい日々を過ごしていました。

そんな社長のもとで「このままではダメだな」と意を決し、転職したワケですが、転職するまでは「会社を辞めて、本当に大丈夫かなぁ…」とか「他の会社でちゃんと働けるのだろうか…」なんて、それなりの葛藤があったものです(今となってはもっと早くに転職すべきだったという後悔しかありません)。

そんな葛藤中の皆様のため、これまで私がこれまで見聞きしてきたワンマン社長の特徴と、そこで働くデメリット10選をご紹介してゆきます。1つでも当てはまれば要注意。もし3つ以上当てはまるのであれば…。悪い事は言いません。身体を壊す前に早めの転職をおすすめします。

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ダメなワンマン社長のデメリット

創業者兼社長というのは、良くも悪くもワンマンさを秘めているものです。そもそも「自分ならできる」という強い自負がある人が起業して社長となるワケですから、当たり前と言えば当たり前。

まっとうな社長ですと、ワンマンぶりには蓋をして、会社組織全体の発展を目指すようにだんだんと方向転換をしてゆきます。

けれど、そのワンマンぶりを勘違いして、悪い方に働いてしまいますとそれはもう大変。「ここで働いていても意味ないな…」という会社へと変貌を遂げてゆくものです。

まずはワンマン社長にありがちなスタイルと、そこで働くことのデメリットについて見てゆきましょう。

会社で一番偉いのは俺様

さて、会社で一番偉いのは誰でしょうか?多くの人は「社長(もしくは会長)」という答えをするかと思います。これはある意味では正解ですがある意味では不正解です。

そもそも、日本国憲法のもと、国民は平等。偉い or 偉くないという概念は、少なくとも日本において存在していません。

もちろん様々な事の決定権は社長にありますし、給与を払うのも社長です。会社員たるもの、上司の指示には従わなくては鳴りません。けれど、それはあくまでも会社組織として常識的な指示に限られます。

会社における「偉い」とは指示する係と指示される係に分かれているだけで、人間として偉い・偉くないという事とは全く関係ありません。

ワンマン社長にありがちなのが、上記をとにかく勘違い。「自分は偉い人間だ」と思っています。ですからその指示は理にかなっていようが、理不尽であろうが、お構いなし。会社の社員は自分の持ち駒。社内において自分の指示は絶対です。

先ほども書きましたが、会社組織としてメリットがある常識的で的確な指示に対し、部下は従う必要があります。それは雇用するものとされるものの、あるべき姿です。

けれど、そこを履き違え、理不尽な要求をしてくる社長のなんと多いこと。理不尽な要求は今後もさらにエスカレートする可能性すらあります。

社長が本当にカリスマティックな才能の持ち主で、我慢していれば会社がどんどん大きくなり、今後はウハウハな生活が送れるというのであれば、従う価値もあるかもしれません。

けれど、それならばすでに会社は大きくなり、現状でも優秀なスタッフを数多抱えているはずです。そうでないのなら、御社社長は残念ながらカリスマではありません。

無理難題を押し付けられても、精神的にも肉体的にも疲弊してしまいます。我慢して従う価値はありません。

不都合になると怒る

ワンマン社長の特徴の一つに「都合の良い情報しか聞きたくない」というものがあります。例えば「今回生産分の品質が悪かった」という報告をした場合、「お前らがちゃんとしないから、品質が悪くなるんだ!」といった対応となります。

一般的にこういった対応の事を「逆切れ」と言いますが、ワンマン社長のもとではそれが「指示」あるいは「目標」という言葉に置き換えられます。

それに対する社員として可能な対応は、品質が良くなるまで徹夜で対応するのか、あるいは品質を偽装するのかという選択肢のみ。いずれにしても地獄が待っていることに変わりはありません。

そもそも、品質が悪くなる本質的な原因は、慢性的な人手不足であったり、設備の老朽化であったり、あるいはそもそもの設計ミスであったりと様々なワケですが、ワンマン社長のもとでは都合が悪い情報は聞き入れてもらえません。

設備の老朽化を伝えたとしても、「そんな話は聞きたくない。お前らで何とかしろ!」です。これでは問題の本質的な解決には至るはずもありません。

さて、御社の社長様は不都合な意見もきちんと耳を傾けてくれますか?それとも逆切れ対応でしょうか?

イエスマンの優遇

さて、自分の意見が絶対だと思っているワンマン社長ですから、身の回りにはイエスマンを置きたがります。卵が先か鶏が先かはわかりませんが、ワンマン社長とイエスマンの関係は、どんどんと深まり、それ以外の人が付け入るスキはありません。

イエスマンたちも、心のそこから従っているわけではないのかもしれません。自己保身のためにそれを演じている人もきっといるでしょう。けれどそういった状態になってしまっては、ワンマン社長とイエスマンは共依存の関係にあります。

本来、会社組織たるもの、様々な意見があってこそ成長できるものです。自分と自分に対してイエスという人間だけが甘い汁を吸える状態では、成長の見込みはありません。

さらに厄介なのは、イエスマンばかりに囲まれたワンマン社長は、イエス以外の回答を望みません。ひどい場合には自分の意見に素直に従わないものに対して、敵意すら出してきます。

周辺にいるイエスマン達もその敵意に同調してきます。それはやがて社内いじめに発展し、会社に居場所がなくなるなんてこともしばしばです。

会社の経営状態がとりあえず安定しているのであれば、あなたもイエスマンになってサラリーマン人生をまっとうするのも悪くはないのかもしれません。

けれど、そこに素晴らしい・誇らしい未来があるのでしょうか?もし会社が転んだらどうなるのでしょう?

転職での面接時、「自分の強みは?」と問われて「なんにでもイエスと言えます!」ではあまりにも情けない状態です。

悪い意味での朝礼暮改

ワンマン社長の特徴として、気分次第で指示がコロコロ変わってしまうというのがあります。思いつきで、すぐにそれを実行してみたくなるタイプです。

こんな社長のもとでは、じっくりと仕事に打ち込めるはずもなく、すべてが中途半端になってしまいます。自分でそれなりに仕事をコントロールできるキャリアがあれば、社長の指示をいなしつつ、自分なりの仕事ができるものですが、新人であればただ振り回されるだけ。

色々と食い散らかした挙句、しっかりとしたキャリアを築けなければ、ただただ年次が過ぎて、何の技術も身につかないまま年を重ねる事になりかねません。

その時のあなたは、より良い職場に転職できるのでしょうか?答えは残念ながらNOです。中途採用の場合、基本的に即戦力たる実力が求められます。それなりの技術を持っていない人が入り込む隙間はないのです。

年齢がある程度若ければ、技術の有る・無しよりも、やる気やまっとうな受け答えがモノを言います。「この会社にいても何の技術も身につかない」と感じるのであれば、手遅れになる前に転職活動した方が無難です。

社員の意見は基本無視

自分で起業したタイプの社長は、その規模に会社を育てるため、ある程度の成功体験があるもの。その成功体験が邪魔をして人の意見を受け入れられないというのは良くあるパターンです。

彼らの頭の中にあるのは、自分が常に正しいということ。ですから社員からの意見は基本無視という事になってしまいます。

起業してホヤホヤ、社内で自分が業界の事を一番知っている、という状態であれば、それでも良かったのでしょう。けれど、業界だっていつまでも同じ状態ではありません。一人の意見など、いつの間にか時代遅れになっているものです。

そんな時代の変化に対応できるか否かは、様々な意見を取り入れられるのかどうかにかかっています。

社員の意見は基本無視というのでは、会社の大きな発展は見込めません。すなわち今後大きく給与がアップするという事はきっと無いという事です。れでも今の会社にしがみつく必要はありますか?

社員は社畜である

社畜、嫌な言葉ですよね。けれど社員は社畜であると本当に思っているワンマン社長がいるから恐ろしいものです。

彼らの頭にあるのは、「俺は給与を払ってやっているんだから、できるだけ使わないと損」という事。もっと働け、もっと成果を出せと、要求は強まってゆきます。

そこで怖いのが、冷静な判断力を失ってしまうこと。あまりに忙しすぎると人は考える事を諦めてしまいます。

はたから見ていると「そんな会社とっとと辞めれば?」と思うのですが、働いている本人は「とりあえずこの仕事を片付けないと…」や「周りに迷惑はかけられない…」という気持ちに支配されているのです。

やっと仕事が落ち着いたと思ったら、考える間もなく次の山が迫ってきます。冷静な判断はいつまでたってもできないままです。

確かに周りに迷惑をかけるのはつらいものです。けれど自分の身を守れるのは自分しかいないという大前提を忘れてはいけません。体調を崩してしまっては元も子もないのですから。

長時間働いても、それに見合う給与があれば、まだ我慢のしようもあります(体を壊さない程度で、終わりが見える忙しさであればという前提です)。けれど、時給に換算したらバイト以下なんて場合、それは完全なる社畜と成り下がっています。

社会人たるもの、周囲への心配りももちろん大切ですが、それだけでは足りません。自分自身への心配りもお忘れなく。

何でも自分でやりたがる

自分で起業したワンマン社長の場合「自分は何でもできる」と思っている事が少なくありません。もちろん「自分なら大抵のことはできる」という意識があったからこそ起業しているワケですから、まあ当然です。

それが悪く働くパターンが「いつまでたっても何でも自分でやりたがる」です。「おい、何やってるんだ!」からはじまり「ちょっと貸してみろ!」。そして「これでイイんだ!」とこうなります。

もちろん、上記のパターンのすべてが悪いという事ではありません。例えば上記で作ったプレゼン資料をもとに、社長自らプレゼンするのであれば、特に問題は無いといえるでしょう。

けれど、上記で作ったプレゼン資料がてんで方向違いになることもしばしばです。その場合は社長の目につかない場所で一から作り直し。さらにはワンマン社長対応が加わるワケですから、仕事は何倍にも膨れ上がってしまいます。

また、新入社員の場合はどうなるでしょう?社長が仕事を奪った挙句に「これでイイんだ!」と言われたら、そうだと信じるしかないですよね。仕事が覚えられないうえ、悪い解答を与えられるのですから、かなり困った状態です。

上司の重要な役割の一つが、部下を育て、一人前にするということ。そこでは部下に仕事をさせるという事が大前提となってきます。何でも自分でやりたがるボスの下にいても、一人前には成れません。

さらにひどい場合には、仕事をまともにできない上に年齢だけ重ねてしまったという状態です。これだけは避けねばなりません。

社長の本来的な仕事は、会社の方向性を考え、きちんと収益が出るようにマネージメントしてゆくことです。現場の細かな事にまで口を出す事ではありません。

休日出勤やサービス残業は当然と思っている

ワンマン社長にとって社員はコストです。できるだけコストをかけずに会社をまわしたいという事で、社内は常に人手不足。足りない人数で仕事をまわすのですから、残業や休日出勤は当たり前です。

日本にはまだまだ「残業などで沢山働くのは偉い」といった嫌な風潮があります。けれど本来であれば「残業せざるを得ない」という時点で上司のマネージメント能力が欠如しています。

残業が常態化しているというのは、上司として非常に恥ずかしい状態のはずなのですが、コストとしか考えていないワンマン社長がそんな事に気づくはずもありません。それどころか「もっと働かせないと」くらいに思っています。

当然そんな状態に長く耐えられるワケはないので、社員はどんどん辞めてゆきます。けれど、社員はコマくらいにしか考えていないので、特に気にすることもなく「新しい社員を補充しなくちゃなぁ…」くらいのものです。

さらに悪いケースですと、休日出勤や残業をしても、手当がつかないというパターンがあります。いわゆるサービス残業の常態化です。

サービス残業は本来違法なのですが、ワンマン社長とっては何のその。「俺は昔もっと働いていた」だの「こうやって育てているんだ」などなど、改めようとはしないもの。周りもそれが普通になってしまっているので、誰も何も言い出せないまま泣き寝入りです。

そもそも残業が多すぎるという時点で「残業するほどの仕事を請け負わないと会社の運営が立ち行かない」のかもしれません。あるいは「仕事を請け負う際の見積もりが甘い」のかもしれません。いずれにしても会社は何かしらの問題を抱えています。

さらに残業代が支払われないというのは「社長が私腹を肥やそうとしている」のか「会社にお金がない」のか、さらなる深刻な問題を抱えている可能性が大です。あるいは法令順守という意識が欠如しているのかもしれません。

コンプライアンスが叫ばれるなか、そんな会社ではいつか何かの問題を起こしてしまうかもしれません。泥船は早めに降りた方が無難です。

家族や友人より、まずは仕事

私の知り合いの男性は「育休が欲しい」と言ったら社長に怒鳴られたそうです。男性であっても育休の取得は法律で認められている労働者の権利なのですが、その社長にとってはそんな事は理由にならないのでしょう。

ワンマン社長にとって、社員のプライベートなどお構いなし。有給の取得などもってのほか。「もっと仕事をしてから言え」などとけしかけてきます。

本来的には、家族や友人とのんびりとした時間を過ごせるからこそ、リラックスできて、仕事へのモチベーションも上がるものですが、ワンマン社長にはそれが見えていません。見えているものは短期的な目先の収益のみです。

そんなワンマン社長にとって、仕事よりもプライベートを大切にする社員などもってのほか。場合によっては評価に響くなど、パワハラまがいの事も日常茶飯事となってきます。

そんな社長ほど「社員は家族のようなもの」なんて事を平気で口走ります。せっかくの休日なのに、ゴルフに付き合わされたり、自分の趣味を押し付けられたりなんて例も多数あります。これは社員を家族だと思っているのではなく、ただ単に公私混同しているだけです。

人生に於いて、仕事はもちろん大切な事の一つです。けれど、ライフとワークのバランスがとれている事が大前提なのです。

利益を給料に還元してくれない

さて、突然ですが質問です。皆様の働く理由とは何でしょう?「自身の成長のため」であったり、「やりがいを得るため」などなど、様々な答えがあるかとは思いますが、大前提としては「給与を得て生活の基盤とするため」ですよね。

働いていれば、当然の対価として給与が支払われるべきです。社員の頑張りによって会社としての収益が上がったのであれば、それは社員へと還元されてしかるべきです。

ところがワンマン社長はそういった発想にはなりません。頭にあるのは「俺が上手くやったから会社がもうかった」です。当然、収益は自分のものです。

社員には必要最低限の給与で十分。もしくはそれすらもったいないなんて考えている事もしばしば(場合によってはそれがサービス残業につながります)。

それでいて、自分専用の社用車として、妙にいい車を買ったりするものですから、社員としてはとうてい納得ゆくものではありません。

会社自体はきっちりと収益を上げているはずなのに、給与はちっとも良くならない、じつと手を見る…なんて場合には、とっとと見切りをつけて、より良い労働環境を求めるべきです。

辞める理由は十分だろ!

さて、ここまでワンマン社長の有りがちなパターン10選をお届けしてまいりましたが、御社のワンマン社長様はいったい何個当てはまりましたか?

全部当てはまった…なんて人もいるかもしれませんね。心中お察しいたします…。1~2個であれば「要注意!」、3個以上であればそれはもう辞める理由としては十分です。

ここまで見てきた通り、ワンマン社長のもとで長く働いても、自分がすり減るだけで大した成長は望めません。

酷い場合には体調を崩してしまったり、品質偽装の責任を押し付けられたり、ロクな目にはあえないものです。

世のかなにはもっとまっとうな会社が多数存在しています。悪いことは言いません。とっとと転職先を探しに行きましょう

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