職場の飲み会での嫌なセクハラ!上司や先輩によるセクハラ対策




世の中がだいぶセクハラに厳しい風潮となってきたとはいえ、飲み会などの席では女性が上司や先輩からのセクハラを受けて困る場面がまだまだありますよね。

仕事中じゃなくてお酒の席だし、みんな楽しんでいるんだし、自分さえ我慢すれば…本当にそれで良いのでしょうか。飲み会はみんなが楽しく過ごすための場です。男性はセクハラをしても気分良く過ごせて、女性だけが辛くても我慢しなくてはいけないなんておかしいですよね。

中には「酔っているから仕方ない」を免罪符にできると思って、わざと飲み会で機会を狙っているセクハラ野郎までいるのです。放っておけば調子に乗ってエスカレートすることもあります。されるがままになっていても良いことはありません。

でも咄嗟にはびっくりして動けなくなってしまったり、波風立てない対処法が思い浮かばなかったりしますよね。事前にきちんと対策を覚えておいて、スマートに飲み会でのセクハラを撃退できるように備えましょう。

【関連記事】
>>コールセンターの仕事は辛いので病む!辞めたい人は転職しろ!コールセンターを辞めたくなる理由




飲み会でセクハラされた時の具体的な対策

飲み会でのセクハラといっても、その内容は様々であって有効な対処法も変わってきます。それぞれ具体例を含めて解説していきましょう。

仕事仲間の飲み会という性質上、なるべく雰囲気を悪くしない配慮もしたいところですよね。角を立てずに解決する方法や、セクハラをやんわり交わすための方法も合わせてご紹介いたします。

下ネタはスルー

もっとも飲み会の場で多いセクハラといえば、下ネタトークではないでしょうか。直接こちらに下ネタを振ってくるのはもちろん、不快に思っている人の目の前で下ネタトークを繰り広げることもセクハラ行為に当たります。

下ネタを言ってくる人の思考はだいたい2通りあって、ひとつめは自分が面白いことを言っているつもりというパターンです。悪気がないのが始末に悪く、こちらがあからさまに不快感を示したりすると「ノリが悪い」とこき下ろしてきたりします。

ふたつめはこちらの反応を見て楽しんでいるパターンです。ノリで話に乗っかってみせたとしても、恥ずかしがって黙り込んだとしても喜ばせてしまいます。

下ネタトークのセクハラに有効な対策は、とにかく無視して反応しないことです。無表情で聞こえないふりをしたり、その場を離れたりしましょう。

最初は「聞こえなかったのかな?」と勘違いして何度も下ネタを繰り返してくるかもしれませんが、そのたび同じようにスルーを繰り返していれば、やがて無視されていることに気づくはずです。普通の会話には普通に反応してみせると、なお効果的ですね。

他の女性(又は男性)にガードをお願いする

セクハラをする男性側も、ある程度ターゲットとする女性を選んでいます。基本的には大人しくてハッキリものを言えないような女性が狙われやすく、その発想は痴漢と同じです。相手が上司だと女性が逆らいにくいことまで計算に入れているとすれば、本当に悪質で腹立たしいですね。

でも逆に言えば、他の人に助けを求められたら困るからそういう女性を選んでいるんです。ハッキリものが言えるような女性や正義感の強い男性に、さりげなくガードしてもらうよう頼んでみましょう。

日本人は引っ込み思案なので自主的に助けてくれる人は少ないのですが、直接頼めば協力してくれる人が結構いるものです。もしかしたらセクハラを目撃してはいたけれど、あなたが嫌がっているのか判別がつかなくて今まで助けられなかったのかもしれません。

触られそうになったら間に入って欲しい、下ネタトークになったら話題を変えてほしいという程度のお願いなら頼みやすいですよね。本当に困っていると伝えて、相手にも負担が少なく角の立ちにくい方法を提案しながら頼んでみましょう。

失礼なく席を移動する

飲み会の場は普段より物理的にも心理的にも距離が近くなる分、ボディタッチなどのセクハラも増えます。もし上の項目のように協力を頼める人がいないという場合には、自分で対処するしかありません。

なるべく波風立てぬようにボディタッチから逃げたい時には、何か理由を付けて席を移動しましょう。物理的な距離が開けば、触ることはできませんからね。

飲み物の追加注文をしてきますねとか、あちらに御酌してきますとか、飲み会の席でなら自然に聞こえる理由を一言添えて他の人達のいるところに移動します。お酌を女性だけにさせるなどもセクハラとされる昨今ですが、女性が自発的に行う分には問題ありません。上手く立ち回りましょう。

力も立場も弱い女性として、逆恨みされても困るのでできるだけ穏便に済ませたいと願うのは当然のことです。基本的にはここまで挙げたような、セクハラを回避するための対処をすることから始めます。これでセクハラをやめてくれれば、職場の空気にもそれほど影響は出ないでしょう。

嫌なことは嫌とハッキリ言う

ここまでの対策を実行してもセクハラがなくならないのであれば、相当空気の読めない相手です。そういうタイプには態度だけでなく、やめてほしいことを言葉で訴えるしかありません。

このタイプのセクハラ男は「どこまでOKかな?」という駆け引きをしているつもりでも、「嫌だ」とハッキリ言われない限りは許容されていると本気で思っています。エスカレートした挙げ句にセクハラを糾弾された時、「合意のつもりだった」などと本気で言うのがこういう人種です。

ただ、中にはセクハラをしている自覚がないだけという相手もいます。そういう人に「やめてください!」と強く言っても「そんなつもりはなかった」と返されて、場合によっては女性の方が自意識過剰扱いされてしまいます。

こちらが不快に思っていることを伝えないと変わらないのは同じですが、いきなり喧嘩腰で嫌だと伝えるよりは、段階を踏んで徐々に伝え方を変えていく方法がおすすめです。相手に気を使ってというよりは、自分の立場を守るためですね。

セクハラを自覚させる

・やだ、セクハラですよー!
・こういうのもセクハラって知ってました?

あえて「セクハラ」のワードを入れることで、相手に自分がしている行為がセクハラに該当すると自覚させる作戦です。「そんなつもりはなかった」というタイプは本当にそんなつもりがなかったのなら、ここでやめないと嘘になりますよね。

冗談っぽい言い回しのほうが角は立ちにくいものの、こちらもふざけてノリで言っていると思われれば調子に乗らせてしまいます。軽めに伝えても響かないようなら、真剣に伝え直す必要がありますね。

他の人に聞こえるように言う

・こんなことしちゃって、酔ってるんですかー?
・やだー、皆さん見ました?

悪いことをしている自覚があって駆け引きしているタイプは、他の人にバレたら困るとも思っています。こちらも酔っているフリをして、テンション高めの大きな声で周りの注目を集めると、気まずく思ってやめてくれることが多いですね。セクハラの目撃者を作れるメリットもあります。

「恥をかかされた」と逆恨みされることもあるため、あえてお互いが「冗談」「酔っていた」で済ませられるような雰囲気を保つのがポイントです。

最後にはハッキリ言うしかない

色々と工夫して伝えてもセクハラをやめない相手には、いよいよハッキリ「嫌です、やめてください」と言うしかありません。驚くことに、ここまで言われないと本気で嫌がられていることが理解できない人もいるのです。

こみ上げる思いがたくさんあっても、怒鳴ったり泣いてしまったりなど必要以上に感情をあらわにするのはあなたが社会人として未熟だと思われてしまいますから、気をつけましょう。あくまで冷静に、真剣に話し合うのが大人です。

上司・同僚に相談する

自分ではどうしても怖くてハッキリ嫌だと言えない、伝えたにも関わらずセクハラをやめてもらえない、そうなると当人同士では解決が難しいため、第三者を挟む必要があります。

それまでにセクハラ現場を目撃していたり、対策のため協力をお願いしたことのある上司や同僚がいれば、その人に改めて相談してみるのがスムーズですね。飲み会の場よりは、仕事の休憩時間や退勤後などお酒の入っていない状況で相談した方が相手も真剣に受け止めやすいのではと思います。

本気で糾弾するつもりであれば、セクハラ男の上司に当たる人物へ訴えることです。また、会社によっては専用の相談窓口を設けている場合もあるでしょう。このような声が挙がった場合、会社は適切に対応しなくてはいけない義務があります。

しかしあなたの願った通りの展開になるかどうかはわかりません。セクハラ解決に消極的なようであれば、会社ごと見限るくらいの覚悟も決めておいたほうが良いですね。

弁護士に相談する

上司や会社がセクハラ問題と真剣に向き合ってくれず納得いかない。そうなった時はもはや社内に留まらず、問題を外に持ち出すしかありません。法に訴えるのです。

裁判を起こすなれば大ごとですから、まずは弁護士に相談してみることから始めましょう。インターネットを使って調べれば無料で相談できる窓口や、セクハラ問題に強い弁護士も探すことができます。事前に以下の事項を書き出しておくと相談する時スムーズですよ。

・セクハラの起こった状況
・いつから、何度セクハラの被害に遭ったか
・どのように不快な思いをしたか
・会社はどのように対処したのか
・あなたはどう解決したいのか

また、客観的にセクハラの有無や程度を判断できるような証拠を用意しておくと弁護士も判断しやすくなります。今はスマホ1台あれば証拠写真の撮影も会話の録音も可能ですから、セクハラ被害を受けたらまず証拠を確保しておくようにしましょう。

セクハラと誤解される場合もあるので注意

セクハラの基準はとても曖昧なもので、「被害者が性的に不快だと感じたのであればセクハラ」という認識です。中には「こんなことまで?」と思うような事例もあります。

・容姿を褒める
・結婚や出産の予定を聞く
・気が利く女性に「女子力が高い」と言う

同じ女性でもしてしまいそうなことですよね。ちなみに同性同士でも相手が不快に感じたのならセクハラは成立しますし、女性から男性へのセクハラだってあるのです。女性だからといって常に被害者なのではなく、加害者となってしまう可能性があることも忘れてはいけません。

セクハラ問題に過敏なあまり何も発言できないような息苦しい職場も嫌ですし、緩すぎてセクハラが横行しているような職場も嫌ですよね。けれど、どの程度が居心地良いのかというラインも人それぞれなのです。

法廷で議論されるような基準とは別に、会社ごとにも何となくどこからがセクハラかというラインが違っているように感じます。それが自分の感覚とズレていれば、残念ながら今後も不快な思いをする機会が多くなるでしょう。

セクハラ問題と真っ向から戦うのは時間も気力も体力も消費します。裁判となればなおさらです。どうしても相手や会社を制裁したいと思うのなら戦うしかありませんが、裁判に勝ったとしてもあなたの望む職場環境が手に入ることとは別問題です。

気持ちよく仕事ができる環境が欲しいことだけが願いなら、自分と価値観の合う会社に転職する方が手っ取り早くあなたの望みが叶います。セクハラと戦うことに疲れた人は、セクハラに悩む必要のない転職先を探してみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました