最近全然休んでいない…。そんな悩みを抱えていませんか?
仕事が忙しいから、終わらないからと言って6連勤、7連勤は当たり前?いえいえ、それ、感覚おかしくなっていますから!
まじでこんな社畜生活を1年も2年も継続してる過労死する人もいると思うし、死なないまでも心身ともにヤバい状態にはなると思う。
まあワーカホリックの変人は別ですが…苦笑
一生懸命働くことは良いこととか、若いうちは頑張りが利くから、がむしゃらに働くべきだとか…上司はうまいこと言ってきます。しかし、そんな言葉に騙されてはいけません。報われる日はこないからです。
百歩譲って、それに見合う以上の対価が支払われていたり、自分が心から望んでやっていたりするなら、まだ良いのかもしれませんが…。
休日も寝る時間も削って、会社に命を懸ける時代は終わりました。心も体も壊れてしまったとしても、会社はあなたを助けてはくれません。使えなくなったら「ハイ、さようなら」次のカモを探すだけです。
悲しい話ではありますが、本当にそんな感じの人が大変だと思う。社畜として使うだけ使われてダメになれば「はい、次!」これが現実なんですよね(泣)
過酷すぎる労働環境である6連勤や7連勤は、とても厄介な仕組みの中で堂々と行われています。この記事では、そんなブラック企業は絶対に辞めてやる!と心に決め、新しいスタートを切るための後押しをいたします。
まじで「このままじゃあ俺ヤバいかも…」と思ってる人はちゃんと考えるべきだと思うよ。
6連勤は違法なのか
週休二日制が定着してきている昨今では、連勤(連続勤務)といっても月曜から金曜までの5日間というイメージがありますが、月曜から土曜までの6連勤という会社も、実は多くあります。
数多くのブラック企業を転々とした私の会社の多くは6連勤、7連勤どころが10連勤もありました。休みは月2回(呆)会社(社長)の考えとしては「嫌なら辞めて…」でした。
それなりの給料をくれるならまだしも手取り20万円とか…もう生き地獄でしたよ。
それは労働者のための法律である、労働基準法の第35条にある「労働のルール」をチェックすればわかります。
- 毎週少なくとも1日は休ませる
- 4週間(約1か月)に4日以上の休日を与える
というものです。これだけを見ると、「週1か、月に4日の休みを与えれば良いのだから、6連勤は法律違反ではないんだね。」ということになります。
極端な例にはなりますが、26日連続勤務で4連休なんてのもOKなんですよね。4連休は嬉しいですが、その4日間は終日寝て終わりですよね。
そして連勤だけでなく、労働時間の法律も見てみましょう。よく「8時間労働」などという言われ方の元になっているのが、労働基準法の第32条にある「法定労働時間」と呼ばれるものです。
- 労働時間の上限は1日8時間まで
- 1週間に換算すると40時間まで
となっています。
ただしこれは、「変形労働時間制」を導入している会社の場合、この項目に従わなくても、月単位、年単位で1週間の労働時間が40時間に収まっていればOK ということになります。
ということは極端な話、1週目に50時間労働だったとしても、違う週で30時間にするなどして帳尻を合わせて「平均して週40時間になれば問題なし」ということになります。
つまり、8時間労働の枠を大幅に超えた、過酷な6連勤であっても法律的にはなんら問題はない…ということになるのです。
7連勤でも法律違反じゃない!?
7連勤の6日目…そろそろ体のバッテリーが無くなりそう…(^_^;)
— マナブ(リスタート開始) (@manabuu55) 2019年5月23日
超絶に不本意ながら7連勤開始💢💢💢💢💢
— 連勤を回避したたつきかんとく (@tatsukich002) 2019年5月19日
では、さらにその上を行く7連勤を強いられている人も多数存在するのは、なぜなのでしょうか。7連勤となると、あきらかに「法廷時間越え」していますが、実は7連勤でも法律違反にならない方法があります。
7連勤ということは、1週間のうち休日が1日もないということになりますが、休日の出勤分や8時間を超えた労働時間については「休日出勤」や「時間外労働」とし、その分の賃金を支払えば、労働させても良いということになっています。
7連勤が蔓延化してる会社は、まじで終わってる。病を患う前に、もっといい職場に転職することを考えた方がいいと思う。こんなに働いてると人生オワコンですよね。
これは、労働基準法の第36条にある「36協定(サブロクキョウテイ)」に基づくもので、労働組合と使用者が「時間外、休日労働に関する協定届」という書面を交わし、労働基準局に届け出ます。すると協定が結ばれて、適用になります。
さらに、36協定では残業の限度時間が設定されており、1週間に15時間、1ヵ月で45時間、1年間にして360時間となっています。(休日労働の時間数は含まれません。)
画像引用:https://hataraquest.com/36-agreement-overtime
しかし、この限度を超えて労働させていても届けを出していれば、法的に罰せられるなどの強制力はありません。また、建設業務や自動車運転業務、技術開発や研究、季節によって業務量が変動する事業には適用されないのです。
私がブラック企業で尋常とは思えない残業をさせられてたのも「36協定」だったのね(苦笑)飲食や営業、トラック運転手などの長時間労働にはまじで辟易しますよ。
それどころか、制限を超えて労働させる場合、労働者が使用者に対して「特別な事情があるから、やむおえなく残業している」とか「継続的ではない、臨時の残業」などという理由を説明し、締結した場合「特別条項付き36協定」が適用されてしまいます。
しかも「特別条項付き36協定」の手続きは簡単で、36協定届の所定の記入欄にその理由・延長時間を記載するだけです。
そうすることで、制限超えの条件を労使の双方が認めていることになるため、無制限に働かせてもOKという残業の青天井が出来上がってしまいます。恐ろしいですね。
まじでもう勘弁してほしいですよね。多くの人が過労死寸前なのに…
まって過労死しちゃう。
頼むから寝かせてくれ〜💦— せいた (@seita_1217) 2019年5月23日
ぐぇぇ…今日は過労死寸前…おつかれです…ぽや…
— ルル (@0kAfhwmTUxzDnxF) 2019年5月23日
嫁友の旦那も「俺はこのままじゃあ死ぬ~」と日々言ってるそうです。
違法性はなくてもモラルに反する
簡単に言ってしまえば、法定労働時間を超えた勤務であっても、休日手当や残業代さえ支払えば、使用者は無制限で労働者を働かせても良いということになってしまいます。
つまりそれは、違法なことさえしていなければ良いだろうという考え方で、労働者の健康などについては一切無関心ということになります。企業側は堂々としたものです。罪悪感などみじんもありません。
しかしそれでは、大きくモラルに反しているのだということに気づかなければなりません。奴隷でもないのに、この時代にモラルが守られてないということは、とても危機的状態にいるということなのです。
連勤が慢性化している企業はブラックだろ!
連勤が慢性化しているとしたら、人を人として扱わず、仕事に必要な歯車の一つくらいにしか考えていない企業だという証拠です。疲れた顔を見せようものなら、むしろもっと頑張れとお尻を叩かれるように叱責される始末です。
連勤そのものが当たり前になっていたり、病気やケガで休んでいる人の穴埋めを、連勤を増やしたりすることで乗り切ろうとする企業は、間違いなくブラックです。そんな環境に無理して居続けることで、感覚がマヒしてやがて「社畜」となってしまうのです。
そして、劣悪な環境にずっと居続けるとそれはやがて、スタンダードになります。ブラック企業であることに1日も早く気づき、「連勤が定番なんて絶対おかしい!なんとかしなければ!」元気を振り絞って立ち上がりましょう。
本当そうだと思います…なぜ連勤が普通であるのか?一回ちゃんと考えたほうがいいですよね。そうでなければやがて、動く気力すら削がれてしまいます。
自分の中で、これ以上の仕事は限界だよ…と感じてる人は今より条件のいい会社へ転職したほうがいいですよ。案外探せばいい会社はあるんですよね。
心身は疲弊して過労に陥る連勤
6連勤や7連勤、ひどい場合には10連勤にもなっていた…。となると、あとでまとめて休みをもらうなどでフォローできるレベルではありません。人間は生身なのです。
体が丈夫な方だと自負している人でも、連日の勤務で休む暇もないとなると、過労によって、やがて精神も疲弊していきます。正常な判断が出来なくなってしまうのです。
「過労死」という言葉があるように、たかが過労とあなどってはいけません。過労が蓄積することによって、仕事のミスも増え、場合によっては怪我や事故など取り返しのつかないことになる可能性もあります。
プライベートを過ごし、明日への鋭気を養うための部屋は、ほんの数時間寝るために帰るだけ…。(眠る時間があればまだ良い方です)そうなれば、生きている意味が見いだせなくなってしまうかもしれません。
私の20代の社畜生活は、まじでこんな感じでした。人生は仕事だけ…(苦笑)それなりに満足できる給料をくれるのならいいです。しかし手取り20万円ほどだったので日々号泣してました。
>>仕事して帰って食べて寝るだけの生活は「ただの社畜」! 社畜を抜け出す方法
連勤で睡眠時間が削られることは、健康状態に大きな悪影響を与えます。体調が悪くても病院に行く時間すら取れないのがブラック企業です。「6連勤や7連勤にはもう我慢できない!助けて!」という、自分の心と体の叫びをちゃんと聞いてあげてください。
現在進められている「働き方改革」によって、2019年の春頃には、長時間労働の削減を進めるため「特別条項付き36協定」に上限を付けて改正をすると言う見通しが立てられているそうですが、改正を待っている間に自分の限界が来てしまいます。
ならば、休日や労働時間、残業などについて明朗に規定のあるしっかりとした企業を見つけるほうが、ずっと現実的です。ブラック企業で6連勤、7連勤してきた大切な時間と疲弊した心と体の健康を新しいステージで取り戻しませんか?
慢性化した過剰な連続勤務で倒れる前に
6連勤や7連勤、はてまた10連勤が慢性化してる会社は多いと思うんですよね。頑張って連勤をした見返りをくれればいいですが、大半は中小企業ですので社畜として扱われてオワコンですよね。
84日連続勤務で医師が過労死 地裁、病院に賠償命令
長崎市の病院で働いていた男性医師(当時33)が2014年に亡くなったのは過重労働が原因だったとして、病院を運営する長崎市立病院機構に遺族が損害賠償など約4億円を求めた訴訟の判決が27日、長崎地裁であった。武田瑞佳(みか)裁判長は病院側の安全配慮義務違反を認め、約1億6700万円の支払いを命じた。引用元:https://www.asahi.com/articles/ASM5W4QKBM5WTOLB00Q.html
私も連勤の経験は豊富ですので、悩んでいる人の気持ちはよくわかります。6連勤はまだしも7連禁以上になりますと地獄ですよね。疲労しまくりで…泣
ただ、「今の仕事が好きでしかたないんだよね…」と思ってる人はこのまま頑張ればいいです(キッパリ)。飲食でスキルを学ぶ、マスコミで頑張るなど…楽しいですよね。それ以外だと仕事中毒の人ね(笑)
しかし「これ以上は無理」となってる人は転職を考えるべきです。冷静に考えればわかりますがメリットらしいメリットはありませんよね。事実、私も転職してますし。