中小企業はブラックな理由!ブラック企業なら転職しろ!

毎朝起きると気分がどんよりして、起き上がることさえ辛い…。そんな体にムチ打って、なんとか通勤しているけれど、もう無理かもしれない…。気持ちも体もボロボロ…。気づけばロクに休みも取っていない…。

追い詰められて「もう限界だー!」と感じているのならそれは、あなたのせいではなく職場がブラック企業だからなのかもしれません。数ある企業のなかで、中小企業にはブラック企業が多いと言われています。

それはそもそも、企業全体の9割以上が中小企業だからなのですが、それならば「ホワイト企業と呼ばれる良い企業も、中小企業の中にも必ずある」ということになります。

もう、これ以上自分を痛めつけるのはやめにしませんか?ブラック企業に我慢して身を置いていても「自分が無くなってしまう」だけです。

目を背けて同じ毎日を続けるのではなく、まずはブラック企業である理由をしっかり把握しましょう。「辞める=自分に合った企業への明るい転職のチャンス」なのだと前向きにとらえて、1日も早くブラック企業から脱しましょう!

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中小企業はブラック企業ばかりなのか

中小企業だからブラック企業というわけではありません。ただ、圧倒的に中小企業そのものの数が多いということや、大企業に比べると、さまざまな条件に不利な部分が増えるため、ブラック企業の比率が高くなるということです。

「でも、大企業になんてそうそう入れない…。」と嘆かなくても大丈夫です。ブラック企業は多いけれど、中小企業の中にもまともな企業はたくさんあります!

逆に大企業であってもブラック企業もあるのです。不正や事故を隠し続けて、平然と営業を続けているなど、表向きの良いイメージとは真逆を行く有名企業も存在しているので、しっかりと見極めることが大切です。

ブラック企業の多い理由6選

中小企業にブラック企業が多いと言われているのは、一体なぜなのか?その具体的な理由について見ていきましょう。自分が今働いている会社に当てはまるところがあったら、要注意です。

ブラックであっても信用問題に直結しない

世間一般を見渡してみてください。大企業は常に周りから注目を浴びており、「コンプライアンス違反」と言われる法律違反を犯そうものなら、ものすごい勢いで叩かれてしまいます。

すぐに経営の危機が叫ばれて、多くの人たちの前で謝罪会見をしたのち、社長が辞任に追い込まれてしまうケースもザラにあります。しかもその様子が、全国放送のニュースで放映されてしまうレベルのときもあります。大ダメージどころの話ではありませんよね?

しかし、存在そのものが注目されない、認知度の低い中小企業ではどうでしょうか?長時間労働や過大業務などをしていても、それが明るみに出ることはまずありません。つまり社会的な影響力が小さいため、それが直接「企業の信用問題にはつながらない」のです。

そのため、ブラックな中小企業の中にいて苦しんでいる人は「泣き寝入り」になってしまっています。

「大企業の不正を暴く」などという言葉がよくきかれますが、中小企業こそ注目されないのを利用して、不法地帯と化し、ブラック企業化はむしろ日々進行していると考えた方が良いのかもしれません。

労働基準法を理解してない

コンプライアンス違反の代表的なものが、労働基準法違反です。しかし中小企業の経営者の中には、この法律をまったく知らないままに経営を続けている人が多くいます。理解していないというのもありますが、「知ろうともしない」なら、それはかなり悪質です。

「自分こそがルールブック」という経営が当たり前になってしまうと、そんな人に使われる社員たちは地獄です。古い考えが定着したワンマンな経営者に多くみられます。

「オレ様」状態の経営者ですから、サービス残業は当たり前、低賃金でも文句は言うな、パワハラどころか「ありがたい言葉をもらえていると思え!」とさえ思っているでしょう。

モラハラ発言を含め、次のような言動や行動が経営者からされていたら、確実に「労働基準法に違反」していますので、チェックしておきましょう。

・「お前なんかクビだ!」の一言で解雇しようとする。あるいは実際に解雇した

・罰金制度がある。遅刻や業務のミスを減点とみなして給料から差し引いてしまう

・休憩時間・有給休暇・産休などの時間や日数が、まったく守られていない

中小企業の経営者の中には、人格的なレベルの高さや教養もなにもない人が、わが物顔で偉そうにしているということが多くみられます。そんな経営者のもとで仕事をしていると法律や常識を主張しても、ほとんど通用しないのです。

経営状態に余裕はなし

ブラック企業になってしまう原因として、そもそも経営状態がダメになっているというものがあります。いろいろな面ですべての歯車がおかしくなってしまい、やぶれかぶれの状態の中にある経営者というのがいるのです。

経営も本人の精神状態にも、まったく余裕がありませんから常にイライラして怒鳴ったり落ち込んだりと不安定だったりして、人一倍尊大な態度になることもあります。

資金繰りもひっ迫した状態となれば、満足な給料を支払うどころか、借金の返済に追われていたりするかもしれません。そうなると、賃金が支払われなくなるかもしれないことも覚悟しなければなりません。

そんな余裕ゼロの経営状態の餌食にさせられている場合、経営者は部下や社員をモノとしか見られない節穴のような目になっていますから、早めに離れた方が身のためです。

所詮は大手の下請けである

中小企業の多くが、大企業から仕事をもらって経営しています。つまり、大手の下請けとして仕事を受注しているからこそ、経営が成り立っているのです。

大手企業の存在が無ければ成り立たない業務内容になっている中小企業は、ブラック企業化しやすいと言われています。

それは、下請けならではの苦しさと言われる「上からは叩かれ、納期が迫りくる毎日、納期を守れば労働基準法に違反してしまうけれど、法律を守れば納期が間に合わず、契約を打ち切られてしまうかもしれない」という弱い立場ゆえのものです。

大手企業の傘下にあるさまざまな中手企業の中で、かなりの末端の位置にあって、いつも雰囲気がピリピリと殺気立ち、ぼろ雑巾のように使われていると感じるのなら、大手の下請けの中でも、うまくいっていないという証拠なのです。

下請け業として成り立っている中小企業が、すべてこのような状況とは限りませんが、下請けゆえの辛さから、ブラック企業になってしまうことはよくあります。そしてこの状況が悪化している場合、すぐに改善されることはまず期待できません。

トップダウン経営による弊害

「トップダウン経営」という言葉を知っていますか?言葉のとおり、社長である「トップ」がさまざまな取り決めをして、そのまま下に向かって順番に指示がなされるという、経営の管理方法のことです。

経営者の「指示」で部下が動くととらえれば、ごくごく一般的な経営方法のように思われますが、ブラック企業の環境の中では指示ではなく「絶対服従の命令」になっているケースが多いでしょう。

そうなると部下たちも「経営者目線に立って“企業のために”行動することを強要される」ことになり、普通に仕事している程度では気合が足りない!根性がない!もっと歯を食いしばって会社のために頑張れ!とひたすら尻を叩かれ続けることになります。

そうやって命令する経営者は、得てして自分の言葉に酔っている可能性も多く、しっかりとした理論は持ち合せていないため、あいまいな「精神論」に傾倒していることがほとんどです。

そのため、あえて人情味があるようにふるまったり、自分の夢を語りながら会社理念を押し付けてきたりする人もいます。論理的な解決策は一切なく、その意見はコロコロ変わりやすいでしょう。

振り回された部下が真剣にSOSを出しても「精神論」で生きていますから、暖簾に腕押し状態になり、全く問題は改善されません。

そして、トップダウンの逆の言葉としてあるのが「ボトムアップ経営」です。

社員一人一人に経営について考えてもらおうという働きかけで、風通しのよい社風の企業に取り入れられていることが多く、稟議書を提出させて新しい案件を取り決める、などがこれに当たります。

トップダウン経営が悪く、ボトムアップ経営が良いというのではなく、それぞれの経営者が会社全体のことを考えながら、仕事を建設的に運営していこうとするために使われるぶんには、どちらもよい効果につながるハズなのですが…。

自分の会社では「トップダウン経営の弊害」が出まくっているかもしれない!と感じるなら、まぎれもなくブラック企業決定です。

尋常ではない長時間労働

仕事というものは、そこで働く労働力としての人員「マンパワー」なしには、運営していけません。機械やロボットだけでは会社や仕事は、なりたたないのです。

しかし、ブラック企業にはそんな常識はまったく通用しません。

「いかに少ない人員で、安い賃金で業務を素早くこなさせ、トップだけが楽をして、懐を潤うようにできるか」しか考えていないと言っても言い過ぎではないでしょう。

マンパワーをまったく無視して、ただただ数字上だけでの利益を追い求めます。仕事量は気が遠くなるほど多く、やってもやっても終わりが見えません。人手に対して絶対的に無理なくらい、仕事量が多過ぎなので当然のことなのですが…。

そのため、月あたり80時間を超える残業を平気でやらせたり、「昼夜二交代」と呼ばれる夜勤を含むハードなシフトをやらせてもなお、休憩を与えず残業もさせたりするなど「人を人とも思っていない」鬼畜のような経営になります。

そして恐ろしいことに、その環境下にいることが「あたりまえ」になってしまっている社員が多くいるブラック企業が増えています。尋常でない労働環境にすっかり染まり、正常な感覚が侵されて自分を見失い、疑問すら感じなくなっている社員たちです。

そうなると、新人が疲労を訴えて休んだり帰宅しようとしたりしようものなら、「長時間労働をしないのはおかしい」とみなされ、ますます会社に缶詰め状態にされて帰れなくなってしまいます。

そして、この長時間労働の罠に染まってしまいやすいのが、いわゆる「良い人」です。もっとまじめに!もっと弱音を吐かずに頑張らなければならない!という「べき・ねば」に縛られて無意味な長時間労働に身を削ってしまうのです。

たとえ「あり得ない労働環境で働ける人強靭な人?」になれたとしても、会社はなにもしてくれないばかりか、最終的に体を壊してもポイ捨てされてしまうのが関の山です。

低賃金、未払い

不当な働きをさせられても、それなりに満足の行く賃金をもらえているなら、まだマシです。しかし、ブラック企業の多くは「どう考えてもおかしい」労働時間や過大な業務、休日や休憩がほとんどないなど、労働に対しての対価が反映されていません。

そのため「低賃金」で重労働させられる結果につながるばかりか、賃金が予定日になっても振り込まれず、延滞するどころか未払い状態のまま音信不通…。などという企業は、ブラック以外のなにものでもありません。

しかし、すっかりブラック企業に染まっていると「社長も大変だから、しばらく待ってあげよう」とか「経営が大変そうだから、もう少し我慢しておこう」などという考えに陥ってしまう場合があります。それはとても危険です。

不当な賃金や未払いには、少しも同情の余地はありません。賃金に限らず、仕事に必要な経費を自腹で払わせられている場合もあり、「割に合わない支払い」をさせられていないかどうかも、しっかりと確認しておく必要があります。

補足になりますが、自分に自信が持てず、「こんな自分を働かせてくれている」などという自己肯定感の低い人は、労働条件の悪さや低賃金労働、未払いまでも我慢してしまいがちです。

賃金の未払いなどに関しては、弁護士などの専門家の力を借りるなどして、しっかりと冷静に対処しましょう。

脱・ブラック企業で新しく出直そう

仕事をしていると、時にキツイ思いをすることは誰にでもあるでしょう。それを乗り越えて一生懸命働こうとすることは、決して悪いことではなく、間違いではありません。

でも、毎日仕事が終わったあとにまったく充実感が感じられず、微塵も生きがいを感じられないとしたら…。残念ながらそこは「ブラック企業」だったということになります。

これまで紹介してきた、ブラック企業の条件にあてはまることが発覚したら、一日も早く抜け出さなければ、どんどん異常な社風に染まってしまうかもしれません。

なにも大企業だから安心というわけではなく、低賃金だからブラック企業だともかぎりません。そして、中小企業の中にもホワイト企業と呼ばれる理想的な優良企業はあります。そんな企業を見つけるためには、転職するのが一番です。

ブラック企業にいることにも気づかない状態になって、心も体もむしばまれてしまう前に、自分に合った、やりがい・生きがいを感じられる仕事と企業を見つけましょう。

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