「SENER(セナー)」の黒幕は柴田千成氏の評判や判決は?投資マルチ 詐欺

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山中武
山中武

山中武です。まずは本題に入る前の前座です。興味のない人は読み飛ばしてくださいね!

「よくMSSNNNは昔の情報商材ですが、今でも稼げますか?」と質問を貰います。しかしMSSもNNNも私自身が現在進行形で稼いでるので問題はありません。情報商材の賞味期限は1年程度で終わるのもありますので、その気持ちはわかります。でも、5年10年と長く稼げるスキームが数多くあるのも事実です。

MSSやNNN、インサイダービジネスは10年後も問題はありません。そして、これらのスキームを習得しておくと、絶対にマイナスになることはありません。(今後はX-Gameにも注力します)

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通常、ビジネスで成功するためには、成功とリスクは表裏一体ですよね。

友人らは昔、Googleで尋常ではないアップデートがあった時、リアルビジネスへ進出をしたのですが、大半の人は失敗。

唖然とする負債を抱えて廃業をしました。
(ただ、余剰資金でやったので、倒産ではありません)
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それ以外ですとYouTubeや中国転売をしましたが、アフィリの利益率に比べると悪く、なんやかんやでアフィリを再度やってます。ですので、私の軸もブログ×SNSですね。インサイダービジネスOMBもやってますが、気晴らし程度の粗利です。
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これは友人らだけの話ではなく、通常、リアルビジネスで成功をされる方は、殆どおりません。

よくある話ですが、
3年後の生存してる企業は50%、
10年後に生存してる企業は10%(汗)

大げさな数字ではなく、まじです。

このような数字を見ると、正直、失敗をして借金を作るためにリアルビジネスをやるの?(笑)と苦言をしたくなりますよね。

でも、ネットビジネスの場合は、このようなリスクは、ほぼほぼ皆無です。

でも、ネットビジネスをこれから始める場合、初期投資は最大で10万円もあれば楽勝。通常は5万円もあれば問題はありません。その内訳は、教材代金3万円+それを実践するための経費2万円。それで月30万円…50万円を稼げます。

(私が相談を受ける中で、50万円、中には100万円の大金で高額塾やコンサル等に参加をされる人はおりますが、私に言わせると意味不明です)

ですので、薄給激務で疲弊してる人してる人でも、5万円を失ったからと言って、大打撃を背負うことはありませんよね(笑)

それも99%の方は副業でネットビジネスを開始されるので、とりあえず生活できるだけの給料は毎月あるはずです。

しかしリアルビジネスの場合は仕事を辞職(給料なし)して数百万円の借金を背負ってスタートする。ですので、そのリスクの差は雲泥です。

そして、リアルビジネスとネットビジネス、どっちが簡単に粗利100万円を稼げるか?と言えば、間違いなくネットビジネスです。

その理由は経費の少なさや全国の人を相手にするからです。仮にですが、飲食店を出しても、食事に来られるお客様は近隣の人だけですよね。

そして、以前の私は飲食店に従事してましたが、月100万円を残すためには尋常ではない月商が必要です。

そもそも論として、今は「自営をする=猫も杓子の飲食」ですよね(汗)ですので、飲食をやっても勝てる見込みはほぼ皆無。

そのため、まじでネットビジネスを本気でやれば月100万円程度の粗利は副業で簡単に稼げるのですし、稼ぐことを目標にした場合、リアルビジネスをやる価値はないと思います。(自分のやりたい道のある人は別です)

「SENER」の黒幕は柴田千成氏の評判や判決は?

2018年、SENER(セナ―)への投資という名目で詐欺をはたらいていた容疑で8名の運営者が逮捕・起訴されました。

8名の中で主犯格とされるのが柴田千成という方で、一時期テレビで顔出しで報道されもいましたね。

この柴田千成氏のSENERは概要を見るとよくある投資マルチ詐欺のように見えますが、仮想通貨を使っていたという点で今後への教訓や注意点も示してくれています。(PGA投資ジュビリーエース・ジェンコも問題になりました)

それでは柴田千成氏らが起こした今回の事件を詳しく振り返っていきましょう。

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柴田千成の経歴

まず最初にこのグループの中心人物とされる柴田千成氏の経歴を見ておきましょう。

逮捕されたときの柴田千成氏の肩書は会社役員でした。どうやら旅行関連の会社の代表取締役だったらしいですね。

ただこの旅行関連の会社については名前も所在地も分からなければ営業の実態があったのかどうかもはっきりと分かっていません。

またSENERだけでなく同じく逮捕者を出したD9クラブという詐欺にもかかわっていたとされていますね。

ハイプ(HYIP:High Yield Investment Program)と呼ばれる高収益投資プログラムの一つで、大まかには日利0.5%~1%以上、月利15%~30%以上の配当を受け取ることができる投資先として存在するのが「D9 Club(D9クラブ)」です。

D9クラブは2003年に創業したブラジルの投資会社です。世界一と言われるブックメーカー「Betfair(ベットフェアー)」に10数年投資をおこない、日利10%の利益を上げていると言われています。デニーロ・サンタナという人物が会長を務めています。

全国の銀行の普通預金で平均して年利0.04%程度、定期預金で平均して年利0.08%程度、店舗を持たない楽天銀行などでも年利0.4%程度であることを考えると、圧倒的なパフォーマンスであることが分かります。

引用元:https://bitdays.jp/

ただどのようにこういった投資詐欺に手を染めるようになったのか、さらに逮捕された他の7人とどこでどのように出会ったのかの経緯については今のところ闇に包まれています。

柴田千成のSENERについて

SENERというのは一体どういった投資案件だったのか、その内容をまとめてみましょう。

・アメリカにある(とされていた)SENERという会社への投資を募っていた
・SENERに投資をすると投資額に応じて毎月最大20%の配当が支給される
・現金ではなくSENERドルという仮想通貨での支給
・会員に対して現金とともにビットコインでの入金を促していた

SENERはアメリカの投資会社とされていて、この会社に投資することでそのお金やビットコインをSENERが運用しそれで得た利益を会員に配当する。これが柴田千成氏らが会員に説明していた内容です。

最大である月に20%の配当を得るには50,000ドル(日本円で約550万円)を半年以上預ける必要がありました。

毎月の利率20%というのは大きい利率なので、セミナーなどで勧められるままにお金やビットコインを振り込んでしまった方もかなり多かったようですね。

なんと被害総額は80億円を超えているとされています。
(現在の私はFX、ビットコインFXは辞めて、バイナリーオプションに一本化しました。現在は1000円エントリーで小遣いを稼いで喜んでます。)

この案件、アメリカにあるとされていたSENERという会社自体の存在が疑われています。もちろん配当されていたSENERドルは、今や何の価値もないただのゴミとなってしまっていますよ。

柴田千成のSENERのは投資マルチ商法

柴田千成氏達が行っていたこの案件は典型的なポンジスキームだと言われています。

ポンジスキームというのは「投資による利益を配当」という名目でお金を集めて、実際には全く別の私的なことにお金を使い込むという詐欺のことです。柴田千成氏達は会員から集めたお金をキャバクラでほぼ使い切ったとされていますね。

この案件が特に悪質だなと思うのは、やはり自分が紹介した人が会員になると配当がもらえるというマルチ商法的な手口で会員を増やしていたという点でしょう。こういった投資案件では非常にありがちですよね。

新規会員獲得による配当が得られるとなれば、柴田千成氏などの上のメンバーが例え何もしなかったとしても、会員たちが各地でセミナーなどを開催し勝手に会員を増やしていってくれます。

これが何十億にも被害が広がった大きな要因といえるでしょう。

もちろん金融庁への登録はなし

柴田千成氏達人が逮捕された容疑は金融商品取引法違反です。金融商品取引法というのは公正で健全な投資をするためのルールを定めたもので、違反行為を規定することで投資家を保護する役目があります。

金融商品取引法では金融商品を取り扱うためには金融庁への届出が必要だとされていますが、柴田千成氏らはこの届出を行っていませんでした。

無登録での営業に対しては「5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金、または併科」という刑事罰や行政罰を科されることになります。

80億円以上の被害を出して最高で懲役5年。これを長いと感じるか短いと感じるかは、それぞれだと思います。

きちんと登録をしたうえで営業している投資業者のリストは金融庁のHPで確認することができます。SENERのような投資案件はたくさん存在しますが、金融庁に登録されているかどうかはその業者が信用できるかどうかの一つの目安になりますね。

柴田千成のSENERは仮想通貨を使った投資詐欺の警笛に

柴田千成氏らによるSENERのような投資マルチ案件は昔からたくさん存在しています。

その中でSENERに何か特筆するものがあるとすれば、それは投資の入金に仮想通貨を使っていたところです。

先に書いた金融商品取引法には仮想通貨を使った投資に関する規定がありません。つまり現在日本では金融庁への許可なしで仮想通貨を使って出資を募ることを規制する法律はないんです。

SENERの被害総額は80億円ですが、立件されたのは現金で集めた5億円分だけです。

柴田千成氏らが現金と仮想通貨両方で資金集めをしていたので5億円分だけでも立件することができましたが、もし仮想通貨だけで資金集めをしていた場合は罪に問えていたかどうかわからないんですよね。

今後仮想通貨での金融取引に適用される法律もできてくるでしょうが、法整備が整うまでに他の仮装通貨を使った投資案件が登場する可能性がないともいえません。

法律の穴をついたこの手の悪質な投資案件に巻き込まれないためには、仮想通貨での出資と聞いたらまずは疑ってかかるくらいの気持ちでいることも大切なのではないでしょうか。

柴田千成のまとめ

柴田千成や他の7名は逮捕・起訴はされたもののまだ判決は確定していないようですね。

こういった投資マルチの被害に合う人は高齢者の方も多いです。利率20%なんて詐欺に決まっているじゃないかと思うかもしれませんが、セミナーで言葉巧みに勧誘されたらその場の雰囲気につい流されてしまうことも十分あり得ます。

こういった詐欺を見抜くには投資業者が金融庁に登録されているかどうかが一つの大きなポイントになります。

「稼ぎたい」という誰もが持つ思いに巧みにつけ込んでくる人はそこらじゅうにいます。そういった人やセミナーに出会った時は十分に注意し、勧誘されたその場で即決せずにまずはしっかり背景を冷静に調べてみるようにしてくださいね。

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