ゼロモバイルの評判は?デメリットはあるの?

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山中武
山中武

山中武(@tyblogty)です。

ネットワークビジネスで取り扱われる商品には色々なものがありますが、その1つに格安SIMがあります。今回紹介するゼロモバイルも格安SIMと格安SIMを扱う代理店契約を行ってきた会社で、勧誘されたことがある方もいるのではないでしょうか。

スターモバイルは怪しいの?

ただ長くネットワークビジネスを行っていたゼロモバイルは、2022年9月からネットワークビジネスを廃止し格安SIMの販売だけ行うと発表がありました。ここではこれまでのゼロモバイルの報酬体系や評判について詳しく見ていきながら最近の動向にも触れていきます。

(堅実な報酬を稼ぐのであればDEHFSPですね)

ゼロモバイルについて

まずゼロモバイルの概要を紹介しますが、まずは格安SIMの事業から見ていきましょう。

ゼロモバイルの格安SIMの料金は4つのプランがあり、2,280円から3,980円になっています。

・音声通話付き20G:2,480円
・音声通話付き50G:3,980円
・データ通信のみ20G:2,280円
・データ通信のみ50G:3,780円

格安SIMの中では特に安いわけではないのですが、特徴的なのがポイント獲得数に応じて月々の料金が安くなるところでしょう。ポイントは動画広告を見たりアプリをDLすることでもらえます。

ポイントを貯めれば実質0円で使えるのがゼロモバイルの名前の由来のようですが、料金を0にするまでポイントを貯めようと思えば物凄い数の動画広告を見ないといけません。0円になるのではなく割引があるくらいに思っておいたほうがいいでしょう。

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次にゼロモバイルが行っていたネットワークビジネスについてです。ゼロモバイルからネットワークビジネスから撤退すると発表がありましたが、ゼロモバイルといえば格安SIMのネットワークビジネスとのイメージがある方も多いでしょう。ネットワークビジネスが行われていた頃は、もし会員が新しいユーザーを獲得すると報酬が得られたようです。

ゼロモバイルのビジネスを始めるためには2つの条件をクリアしないといけませんでした。

・20歳以上で日本在住の日本人であること
・総務省に書類を提出し正規販売代理店届出番号を取得する

届出はさほどややこしくないので、割と簡単に代理店になることができたと言えます。ただ代理店をするにあたり初期費用11,800円がかかった他、毎月システム使用料8,800円が必要でした。

SIM発行手数料や送料さらに自分のSIMの料金もかかるので、ランニングコストこみで稼げるかどうか見極めないといけないですし、新規会員を獲得できないと赤字になることも十分考えられたでしょう。

ゼロモバイルの報酬体系

ゼロモバイルのネットワークビジネスはどのような報酬体系になっていたのでしょうか。かなり色々なボーナスがあったようで少しややこしいですが、核となるのはこの3つです。

・ユーザーボーナス
ゼロモバイルの格安SIMユーザーを1人獲得するごとに750円の報酬。解約にならない限り毎月貰える。

・ファストボーナス
代理店になった最初の3ヶ月に3件以上の代理店を獲得すると貰える。

・バイナリーレベルマッチボーナス
自分の下の階層図の左右両方に新規代理店を獲得できると貰える。マッチング1つにつき1,500円。

この他にも自分や自分の組織に属する人がタイトルを獲得したり、代理店業務について説明を行ったりした時にもらえるボーナスもありました。組織の上位に行くと広告収入なども分配されたようですね。

ゼロモバイルで稼げたのか?

いきなりネットワークビジネスはもうしないと発表したゼロモバイルですが、稼げる見込みはあったのでしょうか。ゼロモバイルだけでなく基本的にネットワークビジネスはどうしても階層が上の人は稼げても階層が下に行けば行くほど稼ぎにくくなる構造になります。おそらくゼロモバイルで稼いでいる人は限られていたのではないでしょうか。

ゼロモバイルはボーナスが多かったので稼げそうと思うかもしれません。ただ代理店になってすぐ貰えそうなのはユーザーボーナスが中心だったはずです。新規獲得1件につき750円なので、毎月のシステム使用料をペイしようと思うと12件の契約が必要でした。

既にみんな自分のスマホを持っている状態で、今使っているキャリアを解約してまでゼロモバイルの格安SIMに乗り換えてもらうにはよほどのセールス力が必要です。

ゼロモバイルの規約を見るとオンラインでの集客は基本的にできないことになっていました。オンラインで新規ユーザーを募集している人もいたようですが、規約違反でペナルティを受ける可能性もあったんですよね。

なので営業活動は友人や家族への口コミがメインになります。ネットワークビジネスの商品を勧誘しても離れていかず契約までしてくれる人を12人以上集められるかと聞かれて、自信をもってはいと言える人はほとんどいないんじゃないでしょうか。

しかも12人はスタートラインで稼ごうと思うとさらに多くの新規ユーザー獲得が必要になるため、ゼロモバイルで稼ぐのは相当難しかっただろうと予想できます。

ゼロモバイルの評判

ゼロモバイルは2万人以上のユーザーがいるとされているので、格安SIMユーザーや代理店になっている会員の方の評判もある程度ネット上で見つけることができます。ただ広告のように本当に料金が0になったり、ネットワークビジネスで稼げている人の声は見当たりませんね。普通の使い方をしてどれ位ポイントがたまるのかの目安もわかりませんでした。

格安SIMの使い勝手については特に悪い意見はなかったのですが、気になるのはゼロモバイルがかつて行っていたネットワークビジネスの評判です。怪しいや稼げないといった意見も存在しますね。また多くはないですがしつこく誘われて困った、不実告知があったとの口コミもありますね。

ネットワークビジネスを行う会社はどこもそうですが、社会的な評判は決して良くなかったことを覚えておいてください。

ゼロモバイルが新規代理店の募集を終了

ゼロモバイルは2022年7月31日にHPで2022年8月31日をもって新規代理店の募集を終了すると発表しました。そして9月1日には今後ネットワークビジネスは行わず、格安SIMを提供するキャリアとして経済活動を行うと正式にリリースしています。

これまでネットワークビジネスをしていた会員は相当な報酬の減額になったのではと思うのですがどうなんでしょうか。

ネットワークビジネスを行う会社が代理店募集を終了するのはあまりいい兆候ではありません。この発表の裏には総務省からの監査が関係しているのではといった噂もありますね。一応商品を介在したビジネスではあるものの格安SIMユーザーが実質いなくて代理店契約している人ばかりなので、ネットワークビジネスではなく違法なねずみ講に当たるのではとの疑いがもたれているのではともいわれています。

ゼロモバイルの経営が傾くようなことがあれば、現在進行形でゼロモバイルから報酬を得ている人にも影響が出るでしょう。

ゼロモバイルが今後どうなるのかは不透明で予想がつきませんが、現会員の方は動向に注意しておいてください。

これから勧誘される人は代理店契約ではなく格安SIMの契約だけになるはずです。ネットワークビジネスに巻き込まれる心配は少なくなるでしょう。ただゼロモバイルが他の格安SIMと比べてメリットがあるのかどうか、しっかり見極めたうえで乗り換えるかどうか判断するようにしてください。

ゼロモバイルで規定違反をすると退会処分に

ゼロモバイルが新規代理店募集の停止を発表する前から、HP上でコンプライアンスの順守をさらに強化するようなことが言われていました。特商法に違反するような強引な勧誘行為を行った会員が、次々退会処分になっていたんですよね。これも総務省からの監査に関係があったのかもしれません。

2022年9月4日にゼロモバイルからネットワークビジネスを撤廃した後も一部の会員がまだネットワークビジネスを行っているとの噂があると注意喚起がありました。もし今後ゼロモバイルのネットワークビジネスに勧誘されたらそれはもう存在しないビジネスなので絶対に関わらないようにしたいです。

まとめ

ゼロモバイルは最近まで格安SIMのネットワークビジネスを行っていました。格安SIM自体の評判は悪くないものの、報酬体系を見る限りネットワークビジネスに参入して稼ぐのはかなりハードルが高かっただろうと思われます。

またゼロモバイルは新規の代理店契約の停止やネットワークビジネスの撤廃を行いましたが、これは会社の不安定さの表れでもあります。現会員の方は会社の動向に気に注意しておいてください。SIMを使うかどうかもじっくり検討してくださいね。

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