転職を怖い・不安を感じるのは普通!怖い・不安と思う転職を乗り切るコツ

どれだけ人生経験を積み重ねても、新しい環境に飛び込むのは不安や恐怖がつきまとうものです。ましてや仕事を変えるとなると、人生の一大イベントになりますから、そういった気持ちが湧いてきても不思議ではありません。

ちなみに複数の転職サイトが実施する「転職活動中の不安に関するアンケート」によると、80~95%の人が転職に不安を感じているのだそう。たとえ今の職場が嫌であっても‥です。

もしあなたの周りで「転職に失敗した」という人がいれば、なおさら不安な気持ちは強くなることでしょう。

しかし、新しい環境に挑むのが怖いからと惰性で今の職場にとどまり続けることは、あなたの人生のプラスになりません。

同じく転職サイトが実施したアンケートによると、転職に完全に失敗したと感じているのはわずか約6%。大半の人は転職をして良かったと感じているのです。

転職にあたりどんな準備をすればいいのかなど、不安は数多くあるかと思いますが、それでも思い切って転職活動を始める価値はあると言えます。

転職するにあたり、どんなことを怖い・不安と感じているのか心の中を整理すると、前向きな気持ちになれる可能性があります。この記事で、改めて漠然とした負の感情に向き合ってみませんか?

さらに、「転職が怖い」という気持ちを乗り越えるためのコツも紹介しましょう。

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転職を怖い・不安と感じる理由

何か始めようと思っても悪い結果をイメージしてしまうと、思わず足がすくんでしまいますよね。

転職活動は今の職場への対応から書類作成、新しい職場への適応など、ステップごとの問題があるので、なおさら悪いイメージを浮かべがちです。その結果、モヤモヤがたまって転職に消極的になることも。

ここは一度自分と向き合って、転職が怖い・不安と感じる理由を整理しましょう。

転職後の事を妄想してしまう

今の職場環境が最悪だと、「もしかしたら次も」と考えてしまいますよね。中でも多くの人が不安に感じているのが、「新しい仕事をきちんとやれるか?」というスキル面での問題です。

現職と同じ業界の企業に転職したとしても、ルールが違っていたり、任される業務の範囲が違っていたりすることはよくあります。その中で、今のスキルでは対応しきれないと不安になるのは無理のないことです。

特に、現職の仕事で大きな失敗をしてトラウマを抱えている人は恐怖心が強いことでしょう。

しかし、転職先で新しい仕事をきちんとやる上で最も大切なのは「適応力」です。同じ職種でも企業によってやり方が異なります。その中で無理に自分のやり方を押し通そうとせず、「この会社はこのやり方をみんなが守ってるんだな」と受け入れる体勢を持つことが重要なのです。

自分のスキルに過度な自信がある人はこうした適応力がないので、意外と自信がない人の方が、素直に新しい環境に馴染める可能性があります。

同様に多くの人が不安に思うのが、職場の人間関係です。単純にゼロから人間関係を構築するのは疲れますし、新しい職場の雰囲気に馴染めるかという不安もあります。

こちらも現職でトラウマを抱えている人ほど不安が大きくなりがちですが、転職をしてそのトラウマの原因となる人から離れる方が、精神衛生上自分のためになります。

給与面も転職するか悩む理由になります。特に、職場環境は不満だらけだけど給与は悪くないという場合は、お金を取るかやりがいを取るかの二者択一を迫られる気持ちになりますよね。

確かにお金は大事なので、年収が下がるのは避けたいところです。しかし、最初から転職を諦めてしまうと、やりがいがあって年収もアップする仕事を見過ごしている可能性があります。

このように、なんでも悪い方にばかり想像してしまうと、現状では辿り着けない理想的な未来さえも手放してしまうことを忘れないようにしましょう。

転職失敗によるリスク

中にはさらに悪いイメージを加速させ、転職に失敗して無職になったらどうしようと不安に思う人もいるかもしれません。

確かに仕事を失うと精神的に不安定になるので、大ダメージかもしれません。しかし、転職に失敗してすぐに無職になるという人はごくわずかです。これは、冒頭に紹介した「転職に完全に失敗したと感じている人は約6%」という数値からも分かります。

それに、世の中には失業した人をサポートしてくれる制度が用意されています。それは、「失業保険」です。きちんと失業保険に加入していれば、無職になっても半年間は前職の給与の半分のお金が保証されます。

給与の半分なので、これまでのように贅沢はできませんが、最低限の生活はおおむね送ることができるでしょう。また、半年間あれば新しい職場も十分に探すことができます。

なんやかんやと理由を突き付けられて退職させてくれない

ブラック気味の企業は常に人手不足なので、転職しようとしたらなんやかんやと理由を突き付けられて退職させてくれないことがあります。

「人材の育成にもお金がかかる。あなたをここまで育てるのにいくら投資したと思っているんだ!」なんて、言われたことがある人もいるかもしれません。

しかし、そういった企業は自分以外の社員もたいてい辞めたいと思っています。上司に転職を阻むことを言われたからと、すべてを真に受けてしまうと周囲はみんな転職して、自分だけが取り残される可能性もあるのです。

そうなってからだと、ますます転職しにくくなりますよね。それでも我慢して今の職場に居続けることができるかと考えたとき、多くの人が「絶対に嫌」と思うのではないでしょうか?

書類選考・面接に何回も落ちて自信を無くしてる

すでに転職活動を開始していて、書類選考・面接に何回も落ちて自信を無くしてることが不安を募らせる原因になっている人もいることでしょう。

しかし転職も新卒採用のときと同じで、1~2社受けたら即採用ということはほぼありません。むしろ学生の時の就職活動と同じように、何社も何社も受けるのが当たり前という心づもりでいた方が正解でしょう。

ただひとつ学生時の就職活動と違うのは、社会人経験を経て、あなたに会社を見る目が養われたということです。

転職活動は一方的に企業側から品定めをされるものではありません。あなたも企業を品定めして良いのです。落とされたことにばかり目を向けず、「確かにあの企業の社風は自分に合わなそうだった」と相性面にも目を向けると良いでしょう。

ただ、転職活動で採用を勝ち取るためには書類作成や面接で対策をする事も重要です。理想的な職場と出会うために、自分の見せ方を勉強すると鬼に金棒ですね。

転職が怖く不安でも転職をした方が良い人

転職活動につきまとう不安や恐怖心が理由で、現状維持を選ぶ人もいます。それでも生活していけるのなら、それはそれで人生の選択としてアリなのかもしれません。

しかし、こうした不安や恐怖心を払いのけてでも転職活動をした方が良い人もいます。それは明らかに劣悪な職場環境で働いている人や、自らが描くキャリアプランと今の仕事が全くかみ合っていない人たちです。具体的な例を紹介しましょう。

現在の嫌な職場にいても将来性はない

現職の業界に勢いがない、あるいは企業の経営状況が悪化している、こういった将来性がない職場だったら、少しでも早く転職活動を始めて抜け出すことをおすすめします。

業界に勢いがないのであれば、現職でいくらスキルを培っても同じ職種で転職できる可能性は低いです。仮に同業他社に転職しても、ずっと将来を不安視しながら働くことになってしまいます。

企業に将来性がない場合は、ずっと現職にしがみついていてもいずれは無職になるおそれがあります。嫌な職場だと思いながらも毎日出勤して、その挙句にリストラされるなんて腑に落ちませんよね。

思い切って転職すれば、勢いがあって将来の見通しも明るい職場に出会える可能性があります。こういった企業は待遇面での条件が良く、職場内の雰囲気も良いことが多いので、今よりずっとライフワークバランスが整った毎日を送れることでしょう。

未経験分野・異業種、キャリアアップしたい

実は今の仕事とは全く関係がない業界や職種にチャレンジしたい‥と考えている人もいることでしょう。こうしたキャリアアップの願望は前向きで素晴らしいことなのに、実際に行動に起こせる人はそう多くはありません。その1番の理由は年齢です。

「この歳から未経験の分野や異業種に挑戦するなんて」と尻込みしてしまうようですが、とても勿体ないことです。もちろん職業によっては年齢制限が設けられている場合がありますが、多くの場合が未経験の仕事であっても転職が遅すぎることはないからです。それは20代に限らず、30~40代であっても同じです。

現代は「100年時代」と言われ、定年退職後も多くの人が次の仕事を探して働いています。そう、20~30代のキャリアなんてまだまだスタート地点なのです。

40代の人でもまだまだ10~20年以上働く可能性が十分にあります。そう考えれば、今未経験の仕事にチャレンジすることが遅すぎることはありませんよね。

なぜなら、新しい仕事にチャレンジしてキャリアアップを成功させれば、その分野で今後何十年後も活躍することができるのですから。

だからこそ、年齢を理由に転職を諦めている人は、もう一度転職について前向きに考えるべきです。

新規で人と出会える

職場の人間付き合いが本当に苦手という人は、たくさんいます。学生時代のアルバイトの時点で人間関係に苦労したという人は、余計に苦手意識があることでしょう。

しかし、職場の人間関係とひと口に言っても背景はさまざまで、たまたま今まで自分に合った人間関係に出会っていなかった可能性もあるのです。

たとえば歳の離れた中年世代の上司とそりが合わない人は、同世代が集まるベンチャー企業の方が合うことがあります。大企業の中で派閥は学閥に苦労してきた人は、どこの職場にもそんな争いがあると考えがちですが、派閥なんて一切ないという職場だって多数あるのです。

こうして自分の気質に合う職場を見つけられれば、個人レベルで合わない人がいたとしても信頼できる同僚や先輩たちに相談できるようになります。

さらに仕事のみならずプライベートでも仲良くできたり、今後起業したいときにサポートしてくれる人と出会えたりといったチャンスもつかめるかもしれないのです。

新しい人間関係を構築するというと、気疲れするイメージが先行しがちですが、気質が合う職場なら今までよりもスムーズに打ち解けられることでしょう。

転職が怖いを乗り越えるためのコツ

転職が怖い・不安だと感じる人は、その気持ちを乗り越えるための準備をきちんと行いましょう。そうすればローリスク・ハイリターンで転職に成功できますよ。そのためのコツを4つ最後に紹介します。

在職中に転職活動をする

転職に対する恐怖や不安を少しでも減らそうと思ったら、在職中に転職活動をするのが鉄則です。

現に転職サイトの調査では、「在職中に転職先を探す」という人が多数派です。仕事を辞めてからの方が転職に時間をかけられて良いのでは?と考える人もいますが、在職中に転職活動をすることには、圧倒的なメリットがあります。

それは、収入が断たれないので金銭的にゆとりがあるということです。金銭面のゆとりは、心のゆとりにもつながります。そして心のゆとりは、冷静な目で求人情報を見ることにつながり、的確な判断をくだせるようになるのです。

現在の職場が嫌だからとヤケになって退職すると、精神的に不安定になりますし、さらに金銭面での不安定も重なって、判断力が鈍るおそれがあります。これでは悪循環ですし、転職に失敗するリスクが高まります。

あるいは、収入が断たれた不安から転職先に妥協してしまい、その結果、転職に失敗してしまうというケースも。現職と両立しながらの転職活動は気力体力を使いますが、それでも無職からの転職よりはましだと割り切るのが賢明です。

ただし、転職しようとしていることを現職の人に悟られないように注意してください。引き留めの説得にあって、思うように転職活動ができなくなることがあります。

特に離職率が高い職場だと、誰かが辞めようとしているのが起爆剤になって、あちこちで転職活動が活性化し、同僚が我先にと退社してしまうことも。あなたがスムーズに転職するために、現職の人にはばれないようにしましょう。

自己分析して得手不得手を把握する

学生時代の就職活動でも自己分析をしたことかと思いますが、転職するにあたって改めて自分を見つめなおしてみましょう。社会人としての経験が培われた分、昔よりも自分の得手不得手が把握できているはずです。

自分は何が得意かということが分かると、スキル面での自信が持てるようになります。「どうせ自分くらいのスキルじゃ不採用だ」という不安がなくなるので、前向きに転職活動に取り組めるようになりますよ。

自己分析ができたら基本的には、自分が得意な分野の求人に応募するようにしましょう。人と接するのが苦手な人が接客業や営業職の求人に応募してもなかなか採用されませんし、仮に中途採用されてもキャリアアップにつなげるのは難しいです。

しかしキャリアプランは人それぞれなので、得意とは言えない分野でも挑戦するのは個人の自由です。より良い未来のために、自分の気持ちに素直になることは大切です。

不得意な分野の求人に応募する場合は、中途ならなおさら採用されるのは難しいかと思いますが、悔いが残らないよう挑戦してみましょう。

現職で培ったスキルで、応募先の企業でも活かせるものがあれば、積極的にアピールすることです。そうすれば、不得意な分野でも採用される可能性が高くなります。

また、不得意を得意にするために今できる勉強や努力は何なのかという、振り返りもすると良いでしょう。転職をしながら苦手なものを克服していけば、応募書類や面接で話す内容がより自信に満ちたものになり、採用されやすくなります。

転職活動において大事なのは、自分は何が得意で何が不得意かを客観視できているということです。書類応募や面接で何度も落とされる人は、これが不十分な可能性があります。自分の売り込みポイントを改めて整理してみましょう。

なぜ自分は転職したいのか?熟慮する

社会人は1日のほとんどを職場で過ごすので、転職は人生の一大イベントと言っても過言ではありません。だからこそ、「なんとなく」といった漠然とした動機で行動を起こすのは不安があります。

ならば、なぜ自分は転職したいのかということを改めて熟慮してみましょう。不満に感じているのは給与面か待遇か、人間関係に悩んでいるなら具体的に誰に対して付き合いにくいと感じているのか‥など、働く人の数だけ転職したい動機はあります。

場合によっては現職に不満はないけれど、自分のライフプランには合わなかったと気付くこともあるでしょう。たとえば田舎暮らしをしたい、収入が減ってもいいから家族と一緒に過ごす時間を増やしたい、独立まではいかなくても副業でやってみたい仕事があるといったことも十分転職の理由になります。

なぜ自分は転職したいのかという理由がハッキリすると、わだかまりなく転職活動を始められます。それだけでもずいぶんと心が軽くなりますよね。

さらに転職したい動機がハッキリすることで、より具体的に応募先を絞り込むことができます。今は転職サイトに無数の求人情報があって、それをひとつひとつ確認するだけでも大変な作業です。しかし自分の中の理想がハッキリすれば、漠然とたくさんの求人情報を眺めずにすみます。

また、転職したい動機がハッキリすることは、応募書類や面接で話す内容をより充実したものにしてくれます。履歴書に書く志望動機も明確になるので、採用される可能性が高まるでしょう。

業界や企業の情報収集をしっかりやる

応募書類や面接で自分を売り込むといっても、むやみやたらに自分のことを話してはいけません。ただの自己中心的な人と思われ、不採用になってしまいます。

大事なのは、応募先がどんな人材を望んでいるかを見極め、自分がそれにどれだけフィットしているかを伝えるということです。そのためには応募先の業界や企業についての情報収集を入念に行う必要があります。

業界にまつわる書籍や雑誌などを読み込むほか、企業サイトで応募先の基本情報から最新ニュースまで押さえておきましょう。未経験の業界に応募する場合でも、こうした情報収集は熱意を伝える手段になります。

しかし、こうして集めた情報と自分というキャラクターをどのように結び付ければいいか分からない人も多いことでしょう。いわゆる、自分の売り込み方が下手なタイプです。転職活動はそう何度もやることではないので、初めから上手に自分を売り込めなくても無理はありません。

さらに時代の流れや応募するときの年齢ににって、応募書類や面接対策のコツも変わってくるので、以前の方法では上手くいかないということもあるでしょう。

自分の熱意やスキルを的確に伝えるためには、転職のプロである「転職エージェント」の力を借りるのもひとつの手です。あなたの今のスキルや希望するライフワークバランスなどを考慮して、適切な転職先を紹介してもらうこともできますよ。

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