正社員なのに昇給しない理由!搾取されてるだけ!そんな会社はさっさと辞めましょう

仕事のやりがいを見いだせなくなる原因の一つに、正社員なのに昇給がないというのがあります。「そんな会社あるの?」と驚いた人は、ちゃんと昇給がある会社で働くことができているラッキーな人ですね。

ここでは正社員なのに昇給しない理由について解説しますが、今現在昇給のある会社も昇給しなくなる可能性はゼロではありませんよ。

まずは企業の昇給率から見てみましょう。(平均値ですので大卒・高卒や業種、会社の規模によって違いはあります)

  • 中小企業:1.45%
  • 大企業:2.59%

たとえば手取り20万円の場合、中小企業の昇給率は1.45%ですので2,900円アップします。大企業ならば2.59%で5,180円のアップ。「なんだ、そんなもんか…」と思った人もいるかもしれませんね。

しかしチリも積もれば山。なんといってもボーナスは、基本給をベースにして計算されますのでまったくバカにできない話です。つまり、正社員で働いているのに昇給がないのは“搾取されている”と考えてもよいレベルだと言えるでしょう。

まわりの人が「一度勤めたら最低3年は続けないと信用にかかわるぞ!」などと言っても気にする必要はありません。右から左に受け流して今すぐ転職先を探し始めてください。

しかし中には「そのうち昇給するだろう」とか、「手当てがたくさん付いて手取り額が多い時もあるから大丈夫」などと変にポジティブに考えて、自分の置かれた状況があまりリアルに感じられていない人もいます。

また今の時代はどこも景気が悪いから、正社員で給料がもらえるだけでよいとする考え方もあるかもしれません。果たしてそのままでよいのでしょうか。

どんなに頑張っても昇給しないとやる気が削がれ、生産性はどんどん落ちます。つまり、あなたの頑張りがまったく反映されないのだから正直出てくるのは不満しかありませんよね。

そんな人生辛いだけです。さっさとそんな会社を辞めて、新しく出直しましょう!

正社員なのに昇給しない理由

正社員で働く人の多くが昇給しているのに、なぜ自分は昇給しないのかその理由を知っておく必要があります。なかなか昇給しないなぁ…とぼんやりモヤモヤ考えているだけでは無駄に時間が過ぎていくだけです。

なぜなら、昇給しないことはそこで働いている人にとってはやりきれないことでも、あえて昇給制度を設けていない会社にとっては痛くもかゆくもない(法律にも違反していないので、なんら問題ない)ことだからです。

上司などの給料が今の自分よりも多くもらっているのだとしたら、それはどのようなシステムでそうなるのか、それは確実なのかを会社規定や就業規則などに目を通して、今一度確認しておく必要があります。

まずは、正社員なのに昇給しない理由とは何なのかを見ていきましょう。

賃金体系

会社の賃金体系そのものが「昇給なし」と定められている場合は、昇給はありません。昇給の仕方にはおもに、次の4種類です。

  1. 定時昇給
  2. ベースアップ
  3. 臨時昇給
  4. 昇給なし

『定時昇給』は一般的な昇給方法で、一年ごとに行われる基本給の昇給です。冒頭で紹介した昇給率で計算されるため、定時昇給のある会社では長く勤めている人が右肩上がりに給料が上がっていくことになります。いわゆる年功序列のスタイルですよね。

『ベースアップ』は、会社全体(社員全員)の基本給に対して底上げするものです。勤続年数や年齢に関係なく基本給が上がります。社員には嬉しい制度ですが、企業にとっては固定費が上がる負担は大きく会社と労働組合が争いを繰り広げることも多くあります。

『臨時昇給』は会社側が認めた人に与えられる昇給で、個人の実力やそのときの景気、会社の業績の具合に大きく左右されます。定時昇給よりも金額が大きいケースもありますが、特別な業績向上があった場合のみの支給なので個人差があり、安定性はありません。

それでも『昇給なし』の会社では、1~3のような賃金の増加はまったく起きないということになります。(※固定給+歩合給という成果主義の会社も昇給なしの部類に入りますが、この場合成績が良ければ高収入が望めます)

いずれにしても、会社に入る時点で、昇給などの賃金体系は必ず確認をすべき重要なことです。昇給しない会社を選んだことを悔やむのではなく、一日も早く転職のための現実的な行動をはじめましょう。

会社独自のタイミングで昇給

会社によって昇給のタイミングが違うケースもあります。20代などの若い世代の間は一定年数昇給がなく、30代に入ってから大きく昇給する会社などです。

そうなると昇給までに10年近い年数がかかるわけですが、その年齢まで頑張ってみようと思うのか、早々に辞めて転職するのか考え方は分かれます。

また、役職がついたタイミング(昇進もしくは昇格)で昇給が行われる会社も多くあります。その場合は昇給額が通常のものよりも大きくなる可能性が高いでしょう。

まわりの上司の給与や先輩たちの暮らしぶりなどを見てさりげなくチェックしたり、気兼ねなく話せる間柄ならば、思い切って昇給について尋ねてみたりしてはいかがでしょうか。

30代まで頑張って仕事を続けて昇給する、出世してもっと高額昇給するというように置かれた状況の中での目標設定ができるようになるかもしれません。

会社が儲かっていない

会社が従業員に支払う賃金は会社の儲けから支払われます。そのため、そもそも全然利益が上げられず会社自体が存続の危機になっている場合も昇給はありません。それどころではない状態なのです。

しかし、会社は毎月の賃金を社員にキチンと支払わなければ法律違反になってしまいます。給料はなんとか捻出していくものの、そんなカツカツの経営状況では昇給分を支払おうにも無理というものです。

このように書くと、中小企業だけの話のように聞こえますが実はコレ、名の知れた大手企業でもありうることです。長期にわたって儲けがない状態が続いていくと、昇給しないばかりか、倒産やリストラ問題に発展して終わりを迎えることになります。

「ウチの会社の経営状態はどうかな」と考えてみて、その怪しさをすでに肌で感じ始めているならば、早めに新しい職場への転職を考えた方がよさそうですよね。

>>会社潰れそう…転職するのは倒産前?倒産後?会社が危ないと感じてる人は在職中に転職しましょう

社員は使い捨てと思っている

実際の儲けや経営状態に問題がなかったり、そもそも昇給やボーナスも余裕で出せたりするはずの会社でも昇給がないことがあります。それは経営者に問題があるケースかもしれません。

働く人が安定した給料をもらうことは仕事のモチベーションアップにつながり、精神的にも安心するので幸福を感じながら仕事を続けて行けますよね。

真の経営者ならば、社員への給料だけでなく昇給や残業手当、ボーナスなどは士気を高めて業績をアップさせるための必要経費だと考えます。社員の人生がかかっていますから責任をもって信頼される対応をしようと務めるでしょう。

しかし、社員を人間として扱わず、モノやゲームのコマくらいにしか考えられない人がトップになっている場合「昇給なんてコストでしかない。社員なんてどうせ使い捨てなんだから支払う必要なし!」と平気で考えます。

そんな風に扱われるのが本意という人などいるでしょうか。それではいつまでたっても人は定着せず、使い捨ての悪循環が続くだけです。

頑張ってすがりついていたとしても、いつまでたっても昇給する日は訪れません。歳をとって使い物にならなくなったら邪魔にされてポイされるだけです。

>>人が辞めていく離職率の職場(会社)の特徴とは?

パワハラやイジメ

他の人が昇給しているのに、なぜか自分だけが昇給しないという状況におちいる人もいます。これは実力主義の会社に多く、もしかしたら能力不足から昇給に値しないと判断されている可能性が高いかもしれません。

>>実力主義の会社へ転職をするメリットデメリットは?実力主義なら外資系?

とくに『固定給+歩合給』などのシステムを取っておらず、基本給がベースになっているのなら、やはり能力が伴っていないとみなされて昇給対象から外されていると考えられます。

その場合、頑張って業績を上げれば、もしかしたら昇給のチャンスがやってくるかもしれません。

しかし個人的に上司から嫌われていたり、パワハラやイジメが原因だったりして昇給できていないとしたらどうでしょう。その原因を探るのは簡単なことではありません。大人になってからの人間関係のもつれは複雑です。

給料や昇給などが、そんな私情的なことで支払われないというのは本来あってはならないこと。残念ながらそんな状況にハマってしまって昇給しないのなら、そんな良くない環境からは早く脱するのが一番です。

働く環境が変われば、そこにいる人間関係もガラリと変わります。新しい環境で出直すことを視野に入れて考えましょう。次はきちんと昇給制度のある会社を選んで収入面での安定を目指してください。

>>職場のイジメで孤立被害に悩んでる人!陰湿なイジメ対策は?

昇給の上限に達している

正社員でこれまでの間『定期昇給』してきた人でも、ある一定の年齢にくると昇給がストップします。昇給の金額には上限が設けられているからです。

平均で48.9歳が定期昇給の上限に達する年齢と言われており、上限に達すると昇給は停止されます。しかし中小企業などでは、30~40代という早い年齢で上限を迎える会社も増えています。

いまや定年まで昇給し続ける会社は、全体の2割以下という時代なのです。

自分の会社の昇給が30代という若いうちに上限を迎えるという場合は、転職を考えるほうがよいのかもしれませんね。

昇給がある会社かどうかの見分け方

すでに正社員なのに昇給しない会社で働いている人が、この記事を読まれているかもしれませんが、転職活動を始めるときには昇給がある会社かどうかを見分けることができると便利です。

そのポイントを簡単に紹介します。

  • 求人広告に昇給ありの記載があるかを確かめる
  • ネットで会社の口コミを探す
  • 面接するときに昇給について直接聞く

昇給があることは求人を出すうえで大きなアピールポイントですので、昇給制度があれば記載する会社がほとんどです。記載していない場合は昇給がまったくない可能性が大きいので、避けた方が無難かもしれません。

また、ネットでの口コミは包み隠せない生の声が寄せられていますので、良くも悪くも会社の実情を知ることができるでしょう。

面接での質問は、相手に良い印象を与えることに集中しすぎてできないという声も多いのですが、お金の問題はきれいごとでは片づけられません。後々後悔しないようにきちんと聞いておくことをおすすめします。

昇給しない・昇給がない会社が多い職種もある!?

一概には言えませんが比較的専門性が低く資格の必要ない仕事は、なかなか昇給が難しい場合があり、そもそも昇給制度を設けていないという職種も多くあります。

例えば飲食店や小売店の販売員、スーパーのレジなどの接客業、資格のいらない土木作業員などです。一般事務や仕分け作業などの軽作業系も昇給はあまり期待しない方がよいでしょう。

>>スーパー店員(正社員)から転職する!スーパー辞めたくなる理由と対策

>>飲食を辞めたくなる理由はこれだ!嫌なら飲食から転職しろ!転職に失敗しないコツを教えます

人の出入りが激しく、若い世代で人事を回転させる営業方法で運営している場合などは、昇給しなくてもあまり問題視されなかったりもします。

これらの職種は、昇給制度があったとしてもその昇給率は低く、結果的に給料があまり上がらない可能性が高い職種なのです。

会社規定に昇給の文字があるかどうか確認しよう

自分が働く会社に昇給制度があるかどうかを知りたいときには、会社規定や就業規則を確認すると良いでしょう。

そこには「昇給についての事項」という部分があるはずです。

「昇給時期=毎年●月●日とする」と具体的な日にちが書かれていることが多いですが、その続きとして“業績の低下や、その他やむおえない事情のある場合はこの限りではない”となっている場合が多いのです。

つまり、経営状態や景気によっては規定に記載されていても『必ず』昇給するというワケではないという意味になります。

それでも会社規定や就業規則に昇給の文字がまったくない会社よりは断然マシです。あなたの働く会社の規定には昇給制度について書かれていますか?

書かれているのに昇給しない場合には、「就業規則に昇給の事項があったのですが…」と交渉もしやすくなりますね。

昇給しない会社に長居していないか

これまで挙げてきたような、正社員なのに昇給しない理由を客観的に見ていると「そんなところに居続けるべきではない」と思えてきますよね。

しかし、意外にもその中で仕事をしていると次のような理由から、なかなか抜け出せず長居してしまうという人がいます。

  • 仲のよい同僚がいるから
  • 社長は良い人だ(と思う)から
  • 仕事の内容が楽だからもしくは好きだから
  • 自分の能力なら昇給しないくらいが妥当だから

などという理由から、良い環境だと錯覚してしまうケースです。でも、仕事というのは他人のためにするものではありません。ずっと若いわけではないので、人間関係も健康状態も必要なお金の額も変わっていきます。永遠に変わらない人はいません。

五年後、十年後、十五年後の身体や精神状態でも居続けたいのかどうかを考えてみましょう。そのときに必要なお金を得られているかどうか。

“昇給がないけど居心地良い会社だから”などと考えないで、自分のライフステージを客観的に予測しながら仕事や収入について考え直す必要があります。

昇給しないのが妥当などと、自分の能力が低いと勝手に判断して行動を抑えてしまうのも、まったくスキルが磨かれない環境にどっぷり浸かってしまった弊害です。

スキルが上がらないうえに、年齢だけを重ねて行ったらますます行動力が低下し転職が難しくなってしまいそうですよね。

昇給のない会社にいるなら転職しましょう

それでも、正社員なのに昇給しない会社にまだ居続けますか?そのまま居続けるかどうかはその人が決めることですが、仕事が人生に与える影響は多大なものだということを忘れてはなりません。

そして昇給しない会社にしがみついていれば、すぐには職を失いはしないかもしれませんが「生涯年収」が激減することをご存じですか?

高卒や大卒によっても違ってきますが、例えば高卒の正社員と大卒のフリーターや派遣社員では生涯年収は高卒の正社員の方が多くなります。

それだけ定期的に給料が上がっていく昇給制度やボーナスなどの福利厚生が手に入る正社員は安定しているのです。目先の給料の高さに飛びついて就職したけれど、昇給もボーナスも休みもないブラック企業だった!なんてことは避けたいものです。

ここで、昇給のない会社で働く意味がない理由をまとめておきますね。

  • 昇給しない会社は経営が危うい可能性がある
  • 昇給しない会社は使い捨てだから人がすぐ入れ替わる
  • 昇給しない会社は経営者が私腹を肥やしたいだけ
  • 昇給しないのは能力が認められていないからかもしれない
  • 昇給しないのは上司からのイジメやパワハラが原因かもしれない

どれも、どうにかしようとしても自分だけの力ではどうしようもない理由ばかりですよね。だからといって、昇給がなかったりブラック企業にどっぷり浸かったりしていると、疲れすぎて判断力がおちて、なぜが逆に抜け出せなくなる人もいます。

それでは一度きりの人生がもったいないです。

あなたに合った会社に転職すれば、成果がきちんと給料に反映される喜びを感じることができますよ。そんな健全な会社を探しましょう。自分一人ではなかなかうまく探す自信がなくても大丈夫です!

自分だけで探すよりも転職エージェントの力を借りた方が、圧倒的に優良な会社の情報が多くうまくいく確率が高くなりますよ。あきらめないでその一歩を踏み出してください。

タイトルとURLをコピーしました