兼業主婦の悩みは多いよね!ストレスでうつになる前の対策




家事や育児をこなしながら仕事もする、いわゆる兼業主婦には日々たくさんの悩みやストレスが付きまといます。

女性の社会進出が促進され、結婚や出産をしても仕事を続ける女性は急激に増えました。その反面、仕事と家事を両立する過酷さがストレスとなり、うつになってしまう兼業主婦が増えていることはご存知でしょうか。

兼業主婦のうつで厄介なのは、日々の家事や仕事に追われるあまり本人がうつ状態を自覚しづらいという点です。発見が遅れるとそれだけうつ状態から抜け出すのに時間がかかり、せっかく築いた職場での立場や生活が破綻してしまう恐れもあります。

ストレスでうつになってしまう前に、何が兼業主婦を追い詰める原因となってしまうのか、どうすればその悩みを解消できるのかを知って対策をしておきましょう。

また、仕事と家庭を両立するためには周りのサポートも必要です。家族や同僚に兼業主婦がいるという人も、大変さを理解できたらぜひ負担を減らすためのサポートをしてあげてくださいね。




兼業主婦にはどんな悩みがあるの?

主婦業と仕事それぞれの大変さを日々経験しているという点からも、兼業主婦は人一倍ストレスを受けやすい環境であるということは想像がつくと思います。

しかし実は兼業しているからこそ発生する問題がたくさんあって、それこそが兼業主婦をうつにする特有の原因なのです。どちらかの立場しか知らない人にはなかなか理解されないということが、さらに拍車をかけます。

うつになるほどに兼業主婦を追い詰める悩みやストレスとは、いったいどんなものなのでしょうか。

夫の手助けはありません

共働き家庭の兼業主婦にとって、もっともストレス源になりやすいのが「夫が家事や育児に協力してくれない」という問題です。

妻側としては「お互い仕事をしているのだから、家事は分担したい」と思うのが本音。しかし未だに「家事や育児は女性の役割」という考えで一切手伝わないという夫は驚くくらいたくさんいるのです。

フルタイム勤務の妻が家事育児の負担を1人で背負った場合、寝る間も惜しんで働き続けることになります。仕事に出ている間はできない家事を、早朝や深夜にするしかないからです。休日は普段手が回らない家事を片付けるために費やすので休みらしい休みもなく、いつも寝不足です。

そんな妻を尻目にダラダラと休日を過ごし「飯はまだ?」なんて言ってくる旦那がいれば、ストレスが溜まるのは当然ですよね。何か手伝いを頼んで「疲れてるんだけど」と文句を言われた日には、ストレスを通り越して怒りが湧いてきます。

ただ、夫側の仕事が激務で本当に家事を手伝う余裕がないほど毎日疲弊しているというケースもありますね。そうなると一方的に夫側を責めるわけにもいきませんが、兼業主婦の労働条件もブラック企業勤務並みに過酷だということは認識していただきたいものです。

仕事を辞めて専業主婦になりたいのに…

結婚・出産をしても兼業主婦として仕事を続ける理由は人それぞれ。キャリアを途切れさせたくない、社会と繋がっていたいという人であれば働くことに前向きでいられますから、大変ではあってもモチベーションを保てますね。

一方、「夫だけの収入では生活が苦しい」「夫が専業主婦に反対派」といった理由で仕方なく働いている兼業主婦の場合はどうでしょうか。ただでさえ心身への負担が大きい家事と仕事の両立において、「好きで働いているんじゃない」という意識が加われば、そのストレスは何倍にも膨れ上がります。

「本当は仕事を辞めたい」「できれば専業主婦になりたかった」と思いながら兼業主婦として働いている状態は、やりたくもない我慢大会に強制参加しているようなものです。

しかも小さい子どもを保育園に預けて働きに出ている場合、せっかく稼いだ金額からかなりの割合が保育園代に消えてしまいます。お金のため仕方なく働きに出ているにも関わらず収入が少ない、その状況でモチベーションを高く持てというのは難しいでしょう。

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職場での疎外感

仕事が好きで兼業主婦をしている人なら何も問題がないのかというと、そうもいきません。家事や育児と両立しなければいけない以上、他の人と全く同じように働けるわけではないからです。

子どもを保育園に預けていれば迎えの時間というタイムリミットがあります。残業ができないどころか、時短勤務にしないと間に合わない場合が多いです。子どもが熱を出して早退や欠勤なんてこともしょっちゅうでしょう。

権利として認められてはいても、毎日他の人より早く帰るのは申し訳なさで肩身の狭い思いをします。通常勤務の人から嫌味を言われるケースもあり、迷惑をかけているのは事実だから言い返すこともできず、段々と疎外感に悩むのです。

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好きな仕事だからこそ、中途半端にしか参加できないことが辛くなるという声も聞きます。兼業主婦になるまではバリバリにキャリアを積んでいたという人ほど、「こんなはずじゃなかった」と落ち込んでしまうようです。

ストレス発散できない

基本的に兼業主婦は毎日たくさんやらなければいけないことがあり、なかなか自分のための時間を持つことができません。ストレスが溜まっている自覚があったとしても、それを発散する暇がないのです。

例えばただの会社員であれば、アフターファイブに同僚と飲みに行ったりもできるでしょう。しかし兼業主婦は仕事のあとに家事や育児が待っているため、急いで帰らなくてはいけません。

専業主婦であれば、友人やママ友とランチでもして愚痴を言い合うことができるでしょう。しかし兼業主婦はその時間、働いています。

兼業主婦どうしが一番互いの苦労を理解できるのですが、それぞれに多忙なためゆっくり話をするような時間を確保することは難しいのです。

誰にも辛さを伝えられず、自分を労ってあげるような時間もない。何のために毎日頑張っているのかがわからなくなり孤独感で押しつぶされそうになった時、うつのスイッチが入ってしまいます。

子育てで悩む

子どもを育てる中での悩み、それじたいは子どもを持つ主婦であれば誰だって抱えているものです。しかし働きながら子育てをする兼業主婦の場合、やはり特有の悩みがあります。

一番心が揺らぐのは、働きに出ている時間は子どもの側にいてあげられないことです。子どもが小さいうちであるほど、この一分一秒成長していく可愛い姿を見逃して良いのだろうかと悩んでしまいます。

実際、お姑さんなどの専業主婦が当たり前だった世代の人たちから「小さい頃に側にいてあげないなんてかわいそうよ」と言われてしまうことは多く、「自分はひどい母親なのだろうか」と落ち込みますよね。

仕事の日はあまり手の込んだご飯を作ってあげられないこと、忙しい朝にぐずられるとつい声を荒げてしまうこと、家事をしている時に甘えられて抱きしめてあげられなかったこと…働くお母さんは毎日毎日、迷いと後悔と反省を繰り返しています。

まずは早めにうつ対策をする

兼業主婦には様々な悩みがあることがわかりました。大まかに言えば「時間がない」「周りの理解がない」「モチベーションが保てない」ことがストレスを生み出す原因となっているようです。

ストレスがうつに発展してしまうのを防ぐためにも、早めに悩みの原因を解消してストレスを減らす対策をしておきたいですね。

家事の負担を減らす

働いて家計に貢献しているのですから、1人ですべての家事を背負い込む必要はありません。上手く立ち回って家事の負担は減らしましょう。

家の中は家族の共同空間ですから、家事は分担制にします。夫の意識を変えるためには、プレゼン資料のような感覚で家族全員のタイムスケジュール表を作って見せるのがおすすめです。いかに負担が集中しているかを視覚的に理解させることができます。

食器洗い乾燥機や自動お掃除ロボットなどの家電を導入するのも、毎日の家事負担を減らせる方法です。ワンタッチの自動家電なら、子どもが少し大きくなればお手伝いできるようになりますよ。

優先順位を決める

仕事と家事どちらも完璧にやろうとするのはまず無理です。どちらに重きを置くのか自分の中で明確にしておきましょう。そのために片方のクオリティーが下がっても仕方がないと思えますし、周りがとやかく言っても大事な方が優先です。

普段の仕事や家事においては、「必ずやること」「余裕があればやること」「今やらなくても良いこと」といった優先順位を付けてみましょう。

例えば食事は必ず摂らなくてはいけない、でも作る時間がないから今日は惣菜を使おう、手間暇かけたご飯は休日に作れば良いかな…といった具合です。「やらなければいけないこと」は突き詰めると結構シンプルだったりします。

自由な時間を確保する

可能であれば、自分だけの自由にできる時間を1~2週間に1回程度は確保したいですね。あえて「これをする時間」とは定めないのがコツです。

疲れ切って何もできない時も、「自由時間」であれば寝て過ごしたって大丈夫。元気な時は映画を観るなり、運動をするなり、趣味に没頭するなり、自分がリラックスできる時間を好きなように過ごしましょう。

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定期的にストレス発散やリフレッシュの時間を設けることで、「それまでは乗り切ろう」とモチベーションを保つことができます。うつ対策において休息を設けることはとても重要なんですよ。

正社員から派遣社員・パートになる

色々と工夫をしてみても、兼業主婦の時間のなさや体力的な負担をゼロにはできません。だからといって仕事を辞めて専業主婦になれるくらいなら、始めからこんなに無理をして兼業なんてしていませんよね。

あまりにも両立が難しいと感じるのであれば、仕事を正社員から派遣社員やパートタイムなどに変更するのはいかがでしょうか。収入の安定は減りますが、勤務時間は都合に合わせて調整しやすくなり負担を減らせます。

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「何のために働いているのか」「どれほどの収入が必要なのか」を一度見直して、無理のない範囲で働けるようにしましょう。

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まとめ

今やパートも含めれば働く主婦の割合が専業主婦を上回っているにも関わらず、その社会を生きる人の意識はまだ古い時代を引きずっています。兼業主婦がうつになってしまうのも、そういった歪みの表れと言えるでしょう。

「なぜ女性だけが家事や子育てをするのか?」と考えてみたとき、「自分の親がそうだったから」そういう人は多いはずです。悩んでしまうのはきっと、自分自身も古い考えが拭えずにいるからかもしれません。

兼業主婦が生きやすい社会を願うのなら、まずあなたが笑顔でいられるように家庭の価値観を変えましょう。お子さんが大きくなった時、自分もお母さんが笑っていたような家庭を作りたいと思ってくれたら嬉しいですよね。

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