山中武(@tyblogty)です。
3月の頭から、全エントリー1000円で実践をしてるバイナリーオプション(OMB)ですが、3/19現在で4万6400円になりました。今月は6万円以上を予定してるため、立派な小遣いですね。(しかし減る可能性もあります)
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私がコンサルをする中で、「稼げません…」と言われる方への私の回答3点。
作業を簡単に諦める
1日2時間程度1ヶ月間ほどやってガツンと稼がれば誰も苦労はしませんよね。中には教材を読んだだけで終わりの人もおります。
アフィリエイト等の場合は仕組み構築後、不労所得になるのは事実ですが、最初から不労は無理です。現在私はXMアフィリエイトで月80万円前後を稼いでますが、ここ数ヶ月間は作業らしい作業をすることなく不労収入です。しかしガツンと軌道に乗るまでは作業をしてました。
人並み以上に頑張ってるが間違ってる方向性
教材を手にして作業を頑張ってる人はともかく、中には教材代金を節約するため、ネット上に転がってる無料情報で稼ぐこと試みる人がおります。しかし、この方法は極一部の天才以外は無理。
私も含めた一般人は、まずは有料教材を購入して、そのやり方をそのまま方法してゼロイチを構築する。その後、自分の知見をプラスして収入を伸ばすのが一番堅実です。
これは私が情報商材アフィリエイトをやってるから…という呆れた理由(笑)ではなく、まずはそこで教えられてることをガツンと習得して実践をします。私は気になるスキームがあれば、毎月ガンガン情報商材を購入して稼ぐネタを仕入れてます。
やってるジャンルが不得手
例えばですが、私の収入の筆頭格はアフィリエイト事業です。でも、アフィリエイトはGoogleやSNS等のプラットフォームに依存したビジネスなので、そのプラットフォームの規約が変更されれば、その報酬は壊滅します。
過去私や友人は月1000→赤字のような体験を何回もしてます。
そのため、そのリスク回避のため、数多くの転売事業をやりましたが、そのどれもが挫折。しかし一縷の望みで購入したインサイダービジネスがヒット。2020年12月には粗利110万円を稼ぐことに成功。
私の言わんとすることは「インサイダービジネスに挑戦しましょう」ではありません。「このスキームは私にはダメかも…」と感じたら、別のスキームへ鞍替えすることです。
実際、ブログ→転売、転売→YouTube。このような感じで鞍替えすることにより、ガツンと稼げるようになった事例は数多くあいます。
とにかく、簡単に諦める人多め。会社員で一人前の給料をもらうようになるまで10年20年はかかるでしょ。しかしネットビジネスは1年間本気であれば月50万円や100万円はイージーです。
クローバーコインをめぐる騒動について
クローバーコインと聞いて、あの世間を騒がした事件を思い出す人も多いのではないでしょうか。
IOCとして大々的に売り出されていたクローバーコインですが、度重なる疑惑や捜査の後販売中止になったまま数年経過しています。
クローバーコインを買ってしまったという方は、これは詐欺だったのか、約束通り返金されるのかどうかが気になってしかたないのではないのでしょうか。(プランスゴールドアービトラージやジュビリーエース・ジェンコに騙された人も数多いと思います。私の友人はPGA投資で尋常ではない大金を捨てました)
そこで、ここでは改めてクローバーコインについてのこれまでの経緯や現状をまとめていくことにします。
これから仮想通貨を購入しようと考えている方にとって安全な取引は何かを考え直すきっかけにもなる事件なので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:仮想通貨アポロンコイン(Apollon・APO)特徴や将来性、上場は?
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それでは早速クローバーコインやクローバーコイン騒動について振り返って行きましょう。
まずクローバーコインとはどんな仮想通貨だったのでしょうか?その特徴をまとめます。
・48ホールディングスによるICO
・クローバーコインを誰かに勧めて買ってもらえると購入金額の60%が還元される
・他の人に売れば売るほど自分の会員レベルが上がっていく
・クローバーコイン購入額に応じて他の仮想通貨リップルがもらえる
・当時の副社長兼セミナー講師の中田義弘さんがビットコインの日本での第一人者と紹介されていた
・会員によるセミナーではクローバーコインは必ず値上がりするなど強引な勧誘を続けていた
クローバーコインの信憑性を高めていたのは、日本でビットコインの草分け的存在と紹介されていた中田義弘さんがいたことでしょう。
ただ当時は信用されていた中田義弘さんとビットコインの関連性について、現在は懐疑的に見る人が多数派になっています。
しかも当時の社長の淡路明人さんは会長として48ホールディングスに残っているものの、中田義弘さんが今どこで何をしているのかは全くわかっていません。
クローバーコインの特典とされていたリップルについては、2017年時点で既に上場されていたアルトコインに分類される仮想通貨の一つです。
アメリカに本社を置く会社が開発・管理をしていて、2021年時点では将来性も期待されている人気通貨に成長しています。
クローバーコインを販売していた48ホールディングス
クローバーコインの販売元である48ホールディングスは北海道に所在地を置く会社で、クローバーコインを開発するまではWEBコンテンツなどを手掛けていたようです。
1993年設立でクローバーコインが登場するのが2017年です。
48ホールディングスはクローバーコインを開発し192億円も売り上げたことから、とある経済紙で2017年の注目企業として表彰もされています。
順調に売り上げている最初の状況では48ホールディングスはクローバーコインとともにある程度将来性を評価されていたんでしょうね。
状況が変わったのが何と販売開始の同じ年である2017年の9月です。なんと48ホールディングスに国税庁並びに消費者庁の強制調査が入ったことが、新聞で大々的に報道されました。
その後消費者庁から事実と違う宣伝・広告があったということで、特定商取引法違反で処分されています。
こんなマイナス情報が報道されたら当たり前のように返金してほしいとの声が殺到します。
捜査からほとんど間を置かず48ホールディングスはクローバーコインの販売中止を発表しています。
クローバーコインのような上場前に売り出した仮想通貨を上場せずに販売中止というのは、それまでに販売した仮想通貨の価値が0になるに等しいことです。
クローバーコインの販売終了・・・再開のめどは?
販売終了となったクローバーコインですが、今後販売が再開されたり上場されたりする可能性はあるのでしょうか。
正直その可能性はほぼ0でしょう。
なにせすでにクローバーコインの評判は地に落ちてしまっています。これから販売するとして一体だれが買ってくれるのでしょうか。
48ホールディングスは2018年に一度クローバーコインを海外の市場に上場しようとして失敗しています。
今後また上場に向けての動きがあるかどうかも、正直期待できないでしょ。
クローバーコインは返金されるの?
この展開に当然全く価値が亡くなったクローバーコインを購入させられた方は怒り心頭でしょう。しかもクローバーコインを購入した方の中には仮想通貨の知識があまりない高齢者の方も相当居たようなんですよね。購入した本人だけでなくその家族からの返金の要求もかなりあったようです。
そして48ホールディングスは強引だったり真実と違う勧誘によってクローバーコインを購入した人に対して、クーリングオフ期間を過ぎていても返金に応じると発表しています。
48ホールディングスのHP上にもはっきりそう書いてありますし、2021年現在も会員用ページに返金に関する情報が更新されています。
クローバーコインの購入額全額ではないようなのですが手数料などを差し引いた金額を返金するというスタンスになっているために、被害総額200億円弱の事件にもかかわらず集団訴訟はあまり進んでいません。
ただいつ頃返金されるのか、本当に全員に返金されるのかは不透明です。
実際事件から数年経過している今も返金されていない人がかなりいるのが現実なんですよね。
48ホールディングスは所有しているリップルを運用し、その利益から返金資金を捻出しているともいわれています。
返すと言っているので時間がかかっても返金されると信じたいですが、正直48ホールディングスがこれからどう動くのかはなかなか予想できない状況が続いています。
2018年から返金を待っている方達はかなりのストレスを感じてらっしゃることでしょう。
クローバーコインの返金申請方法
クローバーコインに返金を求めるには所定の方法で申請し、返金リストに追加してもらう必要があります。
・会員用マイページからDLできるクローバーコイン解約・返金依頼書に必要事項を記入
・クローバーコイン解約・返金依頼書にある送り先に郵送
このように手続きはいたってシンプルなので、まだ返金申請していない方は早めに書類を送ってしまうようにしてください。
クローバーコインは詐欺なのか?
クローバーコインについては詐欺的な仮想通貨という評価が付いて回っています。ただ48ホールディングスが最初から「資金を集めるためだけに上場するつもりもない仮想通貨を会員に売りつけていた」かというと、そうとは言い切れません。
結果こんなことになってしまっていますが2017年に国税庁と消費者庁の捜査が入って販売中止になってからも、ずっと被害者への対応をし続けていますからね。
生粋の詐欺業者なら消費者庁捜査が入ったことも公表しなければ、被害者へ情報発信などせずとっとと逃げてしまっているでしょう。
ではなぜクローバーコインは詐欺と考える人がこんなにも多いのでしょうか。
クローバーコインはマルチ商法の手法で広まっていった
クローバーコイン展開の一番の問題点は、売り方にマルチ商法を取り入れたところでしょう。マルチ商法は自分が紹介した商品を誰かが購入したら、それによって自分に紹介料が入ってくる仕組みです。
クローバーコインを購入した会員はクローバーコインの販売権も手に入れることができました。
一部会員は全国で大掛かりなセミナーを次々開催し、そのセミナーに来た人に強引な手法で購入を促していたようです。
・絶対もうかる
・購入額の何倍にも価値が上がる
セミナーではこういった宣伝がなされていたようですが、仮想通貨の取引という投資の世界は美味しい話ばかりではありません。リスクの説明もあってしかり何です。
しかもマルチ商法の組織図のトップにいた人たちはかなり儲けていたようで、その利益はこんな騒動になった後もしっかり懐に入れたままになっているというので質が悪いですよね。
クローバーコインはこの販売方法をとったがために事業失敗に追い込まれたと言ってもいいのではないでしょうか。
仮想通貨の詐欺に合わないために
クローバーコインのような仮想通貨の被害に合わないためには一体どうすればいいのでしょうか。
・できるだけ上場されているコインを購入する
・国内外の正規の取引所で購入する
上場されている仮想通貨を購入する場合、相場の値動きで価値が下がることはあってもクローバーコインのように紙くずと化すことはまずありません。
それでもICO(上場前の通貨)に投資してみたいという場合はかなりの注意が必要です。
・セミナーでしか買えない
・「絶対もうかる」などありえない勧誘をされる
・金融庁や海外銀行との提携を根拠もなく提示される
セミナーに参加してその主催者から買うという時点で、マルチ商法ではないかと疑うようにしてください。
主催者は自分の儲けのためにとにかく売りつけたいと思っているため、セミナーではやたら儲かることだけ強調してきたり、全く関係ない組織や大手企業の名前を出すなど何でもありです。
こういった場合は相当危険なので勧誘されるがままに購入するのは控えて、購入前に詳しく評判や販売元についてチェックするようにしてください。
たとえばクローバーコインのようなICOが有名企業とのコラボを主張していたら、まずはそれが事実かどうか確認するようにしたいです。今はスマホ一つで何でも調べられますからね。
海外通貨に投資というのはきちんと取引所を介してするのが本来の姿です。通貨の概念が違うだけでFX投資と何ら変わりはありません。
ICOでもほぼ確実に上場が見込める銘柄もありますが、そうでないものがあまりにも多いです。
クローバーコインの教訓を生かしIOCの購入は慎重に慎重を重ねて検討するようにしてくださいね。
クローバーコインのまとめ
クローバーコインは登場した当時は将来性を期待する声もあったようですが、現在は完全に販売中止になっている上に今後販売が再開されたり上場したりすることは期待できません。
購入してしまった方は返金を待つしかない状態なので、まだ返金申請をしていないならすぐにでも申請書類を用意するようにしてくださいね。
仮想通貨の将来性は期待されていて投資家の間でも人気なのですが、こういった詐欺のような事件が後を絶たないために悪いイメージがついてしまっているのが何とも残念です。