なぜかどこの会社にもいる、仕事のできない女。見ているだけでイライラさせられ、そんな女のせいで、周りの社員までもが振り回されてしまうことがあります。
それでは生産性は落ちてしまい、仕事へのモチベーションまで奪われかねません。そんな悪循環に陥ってしまわないためには、改めて仕事のできない女の特徴を知り、適切な対応をして乗り切っていく覚悟が必要です。
しかし、困った存在である仕事のできない女はなかなかのツワモノでもあります。すぐに変えることは難しいのも事実。それでも、仕事のできない女にイライラしっぱなしでは、すっかり相手のペースに巻き込まれているのと同じです。
そうならないためのメンタルの持ち方と、仕事のできない女への具体的な対策を紹介します。
仕事のできない女の特徴は?
いわゆる仕事のできない女と呼ばれる人には共通した特徴があります。それは見た目や第一印象だけではわかりません。
一緒に仕事して日々仕事をしているうちに、どうにもかみ合わない感じや、業務が滞ってしまうなど、気づけばまわりの人に多大な迷惑と負担をかけてしまうから厄介です。そんな仕事ができない女の特徴について解説します。
同じ注意を何回してもミスをする
ミスをしない完璧な人間というのはほとんどいませんが、あまりにも同じミスを繰り返すのは、注意力が無さすぎます。大人ならば一度のミスで学び、また同じようなことのないようにメモを取るなどの対策をするでしょう。
しかし、仕事ができない女は同じ注意を何回もされているのにかかわらず、同じミスを繰り返す特徴があります。それでも、悪かったと反省し、次につなげる行動をしているのかどうか。そこが大切です。
そもそもミスをしてもなんとも思っていないケースが多く、注意されている間は「早くこのお説教が終わらないかな」と考えているレベルかもしれません。
努力をしないトロイ女
同じミスを繰り返す女に加えて、努力をまったくしないトロイ女というのがいます。ミスをしなければよいでしょう?という考えなのでしょうか。しかし、仕事には効率も大切です。一人が極端にトロイと、すべての流れがそこで滞ってしまいます。
また、社会人は常に自分のスキルアップを目指し、仕事の効率化や発展のために努力している人が多数います。勉強をするのは学生時代で終わりなどという考えでは、社会人は続けて行けません。
努力をまったくせず、マイペースを貫きとおすだけならまだよいのですが、開き直って他人のせいにしたり、逆切れしたりするなど、悪質な態度になるケースもあるので注意が必要です。
仕事とプライベートを区別できない
会社で働く年齢にもなると、プライベートでもいろいろなことが起こります。時には仕事どころではないと思うほどの、辛く悲しい時もあるでしょう。しかし仕事をないがしろにするわけには行かないため、みんなプライベートでの部分は見せずに頑張っています。
それとは逆に仕事ができない女は、自分中心の度合いが常識を超えているため、私生活のすべてを仕事に持ち込んでしまいます。嬉しいことがあったと言っては浮かれてミス、辛いことがあったと言っては何も手に付かず仕事をしない…。
その詳細を聞かされる人は地獄です。仕事は滞るしストレスマックス状態になります。「またか」と思いつつも、まともに向き合ってしまっては仕事が進みませんので、結果、彼女の仕事までも引き受けることになってしまいます。
仕事の期限にルーズ
多くの仕事には、期限があるものです。とてもタイトなスケジュールの中で仕事をこなさなければならない時もあるでしょう。
しかし仕事ができない女の場合、許容範囲を超えた仕事量でもないのになぜか、期限に間に合いません。基本的にルーズなのです。先延ばし癖がついているので、「できます」とか「やります」と引き受けておいて結局間に合わなくなってしまうのです。
もしくは、最初から自分の力で物事を成し遂げようとする意志のないタイプです。「よく入社できたな…」と思ってしまいますが、わからないことは毎回他の人に聞き、メモなども取らないため、全く身に付けられません。
他人事であるため、「仕事の期限は自分には関係ない」とすら思ってしまう傾向があります。
協調性のない女
会社で働く限り、すべての仕事を自分一人だけで行うことはできません。チームとして一つのプロジェクトを完成させていくことが多くなります。しかし、仕事のできない女には協調性というものがありません。
仕事での協調性というのは、単にみんなで仲良くすることとは違います。相手と連携をとりながら、仕事上での計画をスムーズに進行させていくためのスキルです。仕事ができない女は、そもそも基本的な「報告・連絡・相談(ほうれんそう)」ができません。
そこが抜け落ちてしまうと大きなミスにつながるのですが、失敗すると大騒ぎして自分の感情を爆発させたりして、素直に謝ることもできません。それでは周りとの関係は良くなるはずがないでしょう。
職場や仕事の悪口を言う女
[char no=”4″ char=”怒りの岩田”]仕事ができない女に限って悪口だけは一人前です。
仕事をしていれば一緒に働くのは好きな人間ばかりのはずはなく、職場への不満や愚痴もある程度は致し方ありません。
人間関係のストレスや仕事で思ったような評価を得られない不満などは、誰もがかかえているもの。でもそれは「これだけ頑張っているのに!」という普段努力しているからこそのフラストレーションだったりしませんか?
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終日文句ばかり言っている仕事のできない女には、まわりもすっかり辟易してしまうでしょう。職場は仕事をするために来る場所です。「そんなに嫌なら会社を辞めたら?」と言いたくなります。
そしてそんな不満や悪口は、なぜか聞き役になってしまう同僚が餌食にされることがほとんどです。
しゃべってばかりの女
サービス業などの接客業でも内勤の事務仕事でも、仕事中の無駄話はするべきではありません。小学生だって授業中には、おしゃべりをしないように教えられており、ほとんどの子どもができるようになるでしょう。
それなのに仕事ができない女は、職場におしゃべりをするために来ているのかと思われるほどずっとしゃべっています。ほとんど仕事らしい仕事はしません。聞いてくれる人を見付けると「ねぇねぇ」と話しかけ、ここぞとばかりしゃべり倒します。
時に、そんな女の話を聞いてあげてしまう人もいます。しかし当の本人はキッチリ定時で帰ることが多いので、周りはその女が残した仕事を片付けなければならなくなります。(逆に無意味な残業をして同情を買おうとすることもあります)
ダメ女に職場でイライラした時の対策は?
自分の職場に仕事ができない、そもそも仕事をしないダメ女がいると本当にイライラします。でも自分に辞めさせる権限はなく、無視やいじめをして会社を辞める方向に仕向けるのはリスクが大きすぎるうえ、時間の無駄です。
ダメ女にイライラしてもう耐えられない!もう爆発しそう!となったときには、ちょっと立ちどまり、次のような対策をおこなってみましょう。
>>仕事や上司の理不尽でストレス・イライラ!理不尽の対処方法
自分の仕事に専念する
仕事ができない女の存在を「最初からいないもの」と決め、自分の仕事にひたすら専念しましょう。仕事をしないでおしゃべりしている声や、ミスを繰り返して注意されている姿が目に入っても「我関せず」を決め込むのです。
はじめは声が耳について、姿が目についてしんどいかもしれません。しかし、相手の存在を意識すればするほど、仕事の効率は下がり自分のメンタルまでも病んでしまいかねません。必要な挨拶程度だけにして、仕事がはじまったら「いない存在」にチェンジです。
ただし、自分の仕事に直接関係があったり、仕事ができない女と「組んで」取り組まなければならない仕事だったりする場合には、担当を変えてもらうなど、上司に直接取り合ってみることも必要になります。
>>上司と合わないときの対処法
ダメ女の相手は程々にしとく
それでも仕事ができないダメ女というのは、周りの人と同じように仕事をこなしていけると期待するだけ無駄な相手です。まわりに迷惑をかけなければ生きていけません。まともに向き合ってイライラしていては、こちらの身が持たない存在なのです。
浮かれてチャラチャラしていても、ドロドロしたプライベート話を聞かされてもスルーしてください。仕事ができずにモタモタしていたら「あ~あ、またやってる…」と冷めた目で遠くから見るだけにします。イタイ女ですので、構いすぎないようにしましょう。
仕事ができないのに毎日仕事に来ることも、それはそれで大変なもの。「とてもかわいそうな人として憐れんであげる」というスタンスを取ってみてください。
仕事への指示出しを改善する
できればかかわりたくないのが仕事のできない女ですが、仕事は取引先あってのもの。ダメな女だからと言って、放置していては大切な取引先にまで被害が及び、クレームの嵐につながりかねません。仕事と割り切って「教育のし直し」を考えてみましょう。
やっている仕事の目的や、やってほしい作業の指示を明確に伝えるようにします。この時、「仕事のできない女がわかる表現や言葉で教える」ことがポイントです。最後にはなぜ、その仕事をしなければならないのか、なぜ真剣に取り組まなければならないのかを伝えてください。
チームプレーで行う仕事なら時間をつくってチームミーティングを開き、ほかのメンバーも交えて「仕事に対してどう考えているのか」を発言させても良いでしょう。
終日文句を言ってる女への対策
忙しいのに、悪口や愚痴がマシンガンのように止まらない仕事のできない女には、違う話題を振ることをおすすめします。悪口三昧の話を聞くとつい「そんなに悪い人じゃないのに」などと反論したくなってしまいますが、それはNGです。
同調や共感はもってのほかですが、ここで新しく話題にするのは“仕事ができない女本人について”です。休憩時間であれば「ところで●●さんは、休みの日は何をしているの?」というようにプライベートにまで踏み込んで質問します。
他人の悪口で一日が終わる人というのは、自分に自信がありません。なので、いざ自分に話題を振られるとうまく答えられなくなったりします。そもそもまわりから興味を持たれることも少ないので、自分について聞かれたことで動揺すらおぼえるかもしれません。
仕事中の私語が悪口だった場合には、それをシャットダウンするように次の仕事を振ってしまいましょう。
まとめ
イライラムカムカさせられる、仕事のできない女。放っておくとそれだけ損失や被害が拡大していきます。しかも、その後始末をするのは真面目に働いている人という、実に不条理な現実が押し寄せてくるからたまりません。
仕事のできない女には、どこかに行ってほしい、早く辞めて欲しいと思うかもしれませんが、他人は自分の思い通りにはなりません。自分の思考や行動を変える作業から始める必要があります。
仕事のできない女の特徴を思い起こしつつ、そのわがままさやマイペースさに流されないようにしましょう。「まあ、こんな人はどこの会社にも一人や二人はいる」とあきらめてみるのも一つの方法かもしれません。