メンタルを鍛える方法!仕事でメンタル弱いんだよね…と悩んでる人

雑記(仕事や哲学等)

豆腐メンタルという言葉があるけれど、自分のメンタル強度は豆腐以下かもしれない…そんな悩みを抱えていませんか?

仕事のミスで上司に叱られると、ものすごく落ち込んでしまう。浮上するまでに時間がかかり落ち込んでいる最中にまたミスをしての悪循環、もう自分は会社にとっていない方がいい人材なんじゃないか…下がり始めるとマイナス思考に拍車がかかりますよね。

同僚や家族に話すと「考えすぎ」と笑われ、「それくらいの事で悩んでたら仕事できないよ」と呆れられ、最後にはメンタルが弱すぎるんじゃない?と締め括られる。なんだか自分は社会に適応できてないのかなという気分になってしまいます。

身体的な防御力を上げたいならトレーニングで鍛えれば良いことですが、メンタルの場合は鍛えるといっても具体的に何をすればよいのか悩ましいところ。

好きでメンタルが弱いわけじゃない、みんなはどうしているのか知りたい!聞いてみたいけれどなかなか聞けないお悩みを解消すべく、対策を紹介します。

メンタルが弱い方の特徴

メンタルが弱い人にはどんな特徴があるのでしょうか、大きく2つあげてみました。

・自意識過剰
・マイナス思考

失敗をしてへこむのは誰でも同じです。問題なのは仕事に支障をきたすほどへこんでしまうところ。やってしまった失敗は仕方ない、いつまでも落ち込んでいたら集中できないから切り替えよう!と自分で気分のスイッチをスパンと切り替えられますか?

切り替えようとは思うけど難しいという人は「何に対してこんなに落ち込んでいるんだろう?」とへこんでいる自分を少し分析してみましょう。

メンタルが弱い人に共通しているのは「他人からの評価を気にしすぎる」という点です。

仕事のミスで叱られたときにミスそのものよりも叱られたことに落ち込んでしまうのが典型的な例で、叱った人からのフォローひとつで嘘のように気分が明るくなるのが特徴。

他人からの評価を気にすると他人の行動や言動に振り回されるので、自分で気分のスイッチを切り替えることができません。その結果、落ち込むとなかなか浮上できなくなるのです。

そこに追い打ちをかけるのがふたつ目の特徴であるマイナス思考。

人間の脳はよくできたコンピューターのようなもので、「あの人、私のことを気に入ってくれてるのかな?」と思うと、それを裏付ける出来事を記憶の中や日常生活の中で拾い集めてしまいます。

その機能がプラスに働いているときは良いのですが、マイナスに働き始めると目をそらされた、話し方が冷たい、と些細な偶然や勘違いを全部「嫌われている」に紐付けてしまうため落ち込みに拍車がかかるというわけです。

メンタルの弱さなんて甘えなんだから社会人として働きはじめれば慣れると言う人もいますが根本的な解決策がなければ人の性質は変えられませんし、下手をすれば鬱病になることも考えられます。

特別な事をしなくても大丈夫。日常的に取り入れられる簡単な方法でマイナス方向へぶれないメンタルを育てていきましょう。

メンタルを鍛える具体的な方法

メンタルを鍛える具体的な方法としては次の3つがあります。

  • 映画やドラマで気分をあげる
  • フィジカル面を鍛える
  • メンタルをコントロールする力をつける

手軽ですぐにできるのは困難乗り越え系の映画やドラマで気分をあげること。ドラマを毎日欠かさず見たり、映画館によく足を運ぶ人にはうってつけです。

>>人生で観てよかった最高に面白いおすすめ映画30選

全く運動をせずに休日は一日中家でゴロゴロしている人には、お散歩や簡単な筋トレからでも始められるフィジカル面の強化がオススメ。本格的に何か対策が欲しいなら、イメージトレーニング等でメンタルをコントロールする力をつけるのがよいでしょう。

鍛えるというにはぬるい内容だと感じるかもしれませんが、精神的にハードなことをやったからといってメンタルが強くなるわけではありません。

鍛えるというよりは、発芽した柔らかい芽を大きな木に育てていくようなイメージで取り組むことがオススメです。興味がもてる内容から早速始めてみましょう。

ネットの情報に右往左往しない

メンタルの弱さを何とかしたいとネット検索をしたことはありませんか?

似たような立場の人のブログをのぞいて共感するくらいなら良いでしょうが、メンタルの弱い部下を持つと災難!なんて人のブログを読んでしまった日には自己嫌悪に陥って立ち直るどころではなくなります。

ネットは店舗で売られている本と違って、どこの誰が発信しているのか非常に分かりづらいですよね。発信元を特定されにくいからこそ攻撃的な内容を書いてみたり、悪意あるメッセージを発信する人も存在します。

例えていうなら、ネット情報とは知らない人の日記を読んでいるようなもの。

あなたがメンタルの弱さを克服する方法を知りたいと思って検索するように、腹が立つ事があったから書いて鬱憤晴らしをしようという人もいるのです。

もちろん特定の人に向けられた有益な情報もありますが、そこには何かしら書き手の主観が入っていることを忘れないで下さい。情報の取捨選択はあなた次第です。

気分が落ち込んでいて過激な意見を目にしたら立ち直れない自信がある…それでも何か情報が欲しいというときには、気分転換も兼ねて大型書店へ足を運ぶという方法もありますよ。

困難乗り越え系のドラマや映画を見まくる

気分を煽ることでメンタルの弱さを克服するという手段もあります。ドラマや映画にハマると、ついつい感情移入して登場人物になったかのような気分になることってありますよね。あれを利用する方法です。

恋愛、ファンタジー、ヒューマンドラマ。ジャンルは何でも良いので、困難を乗り越えてハッピーエンドになるものを鑑賞しましょう。

何を見れば良いか迷うという人のために、オススメの作品を4つ紹介します。

グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~(wiki)
天才的な頭脳をもちながら幼少期のトラウマが原因で人に心を開けず、将来について考える事ができない青年ウィルが成長し旅立つ姿を描くヒューマンストーリー。
英国王のスピーチ(wiki)
吃音に苦しむイギリス国王・ジョージ6世が国王の使命を果たすために吃音を克服していく実話。
幸せのちから(wiki)
事業の失敗によりホームレスにまで落ちてしまった主人公が、子どもを抱えながらも奮闘して一流証券会社の社員の席を勝ち取る実話をもとにした作品。
ショーシャンクの空に(wiki)
無実の罪で投獄された有能な銀行員アンディが、獄中で様々な困難にあいつつも望みを捨てず署内の不正に立ち向かう物語。

どの作品も主人公が困難を抱えてどん底に落ちながらも、最後には自分の力で立ち上がるストーリーになっています。

抱えている困難や立場はそれぞれ異なりますが、どん底から這い上がるそのきっかけや気持ちの変化に注目すればより楽しめるはずです。

上手く気分をあげてくれる映画やドラマに出会えたときは、原作を探して読んでみるのもオススメ。気軽に持ち歩ける単行本や電子書籍なら場所を問わず浸れるので便利ですよ。

>>人生で観てよかった最高に面白いおすすめ映画30選

フィジカル面を鍛える

体を動かすことを好み、スポーツを楽しんでいる人で「メンタルが弱いんです」と言う人はなかなか見かけません。

メンタルを鍛えるためにフィジカル面を鍛えるの?と疑問に思うかもしれませんが、肉体と精神は密接に関わっています。

例えば行き詰まったときに公園で散歩をするだけで気分がスッキリしたりしますよね。旅行で観光地を歩き回ることがストレス解消という人もいるはずです。

メンタルが弱っているとき体は緊張状態にあります。自覚がなくてもどこかしら力が入りっぱなしの状態だと思って下さい。一日中パソコンにかじりついて仕事をしていると肩や腰がガチガチになるのと同じで、体の筋肉が固くなってしまうのです。

自覚があれば体を伸ばしたり動かしたりもしますが、無自覚の場合はそれもしないので疲れは溜まります。体が調子悪ければメンタルはさらに下降する悪循環にはまるというわけです。

運動は筋肉を伸縮させるので、日頃から運動を習慣づけている人は少なくとも緊張による筋肉疲労の蓄積は回避できます。余計な落ち込みを避けられる仕組みが知らない間に作り上げられているようなものですね。

運動が苦手でジョギングなんてとんでもない!というのであれば室内での筋トレだけでも効果はありますし、近場の観光地を歩き回るのも気分転換を兼ねた良い方法と言えるでしょう。

家の中でゴロゴロと休みを満喫するのも魅力的ですが、メンタルを鍛えダメージを回復したいならフィジカル面から変えていくのが断然オススメですよ。

必ずプラス思考で

メンタルの弱い人ほど耳にタコができるくらい言われている「プラス思考で」という言葉ですが、はいそうですかと切り替えられるなら苦労はしませんよね。

プラス思考と言われると常に明るく上を向いていなければならないイメージがあるので考えただけでちょっとしんどいなと思っていませんか。

勘違いしがちですが、プラス思考とはいつでも全てをプラスに考えるということではありません。プレッシャーに押しつぶされそうなときやミスをしてしまったときなど、マイナス方向へ引きずられそうな場合に速やかにメンタルをゼロ復帰させるための考え方です。

メンタルの強い人は、どんなシチュエーションにあってもプラスやマイナスに傾かないのが特徴です。

仕事が上手くいっているときこそ用心深くなり、上手くいかないときには対策を考えて次に備える。こういった考え方は気分の浮き沈みを生まず他人からの評価にも振り回されないので最強と言えるでしょう。

常に安定感のあるメンタルを目指すという意味でのプラス思考は、身につけてしまえば最高の武器になります。

イメージトレーニングをする

日常生活でイメージトレーニングって何?と思うかもしれませんが、これはとても効果があります。

フィギュアスケートの選手や新体操の選手は、新しい技を練習するときに「正しくできればこんな景色が見える」というイメージを作るそうです。そのイメージ通りの景色を追っていけば自然と技が成功しているというわけですね。

イメージを鮮明にすればするほど、後はひとつひとつ実行していくだけなので迷いが生まれません。

出社して、パソコンを立ち上げてからメールチェックして…と順を追ってイメージしましょう、まずは朝のルーティンを作るところからです。

ルーティンはイメージから実行へ移るためのスイッチの役目を果たすので、習慣づけることで気分の切り替えが自然にできるようになるというメリットがあります。

ミスや失敗を恐れずとにかく経験する

社会に出てからの経験は、そのままその人の財産になります。経験値が上がるほど成功だけでなく失敗の経験も増えますよね。

もちろん失敗やミスはふんぞり返るような事柄ではないので少ないにこしたことはありませんが、失敗やミスからしか学べないことがあるのも事実です。

まずは仕事を全力で頑張り、その上でやってしまったミスや失敗は「課題」として受け止めましょう。失敗をしてもそこから学び取る何かがあれば、それは「失敗」から「経験」に変化します。

ミスや失敗を恐れていてはチャンスが巡ってきてもつかめません。恐れずにどんどん経験を積み、失敗から学び、成長するのが社会人です。

小さな目標をコツコツクリアして自信を持つ

メンタルの弱い人は自分に自信がありません。自信がないからこそ他人の評価を気にしてしまい、結果ビクビクせざるを得ないのです。

必要以上に小さなことを気にしていませんか? くよくよして過ごす時間は、あなたの貴重な時間を奪っていきます。もしそんな時間があるならば、未来のあなたの成長に投資しましょう。

引用元:https://tabi-labo.com/281879/self-confidence-13

メンタルを鍛える前に自信が欲しいと思うなら、小さな目標をたててみましょう。

どんなに小さい目標でも地道にクリアしていくと自信がついてくるものです。最初にいくつか目標をたて、ひとつひとつ攻略していくイメージで取り組むのがベスト。

目標は小さくするほどやるべき事がハッキリするので、自信をつけるためには漠然とした大きな目標よりも小さな目標のほうが適しています。

>>仕事に自信がないと悩んでる人の解決方法

自分自身を分析する

自分自身の分析は自分を客観的に眺めるためにも必要な作業です。メンタルが弱い人は何かと視野が狭くなりがちなので、一旦外から自分を眺め分析することで広い視野を確保しておきましょう。

スキルや能力だけではなく、性格や考え方など細かく分析するのがオススメです。遠慮なく話せる同期や友達にも協力してもらえば、自分では気づけない発見があるのでオススメ。

「これが自分だ」というところまで分析できれば弱点をどう克服すべきかが見えてきますし、どうすれば強みを活かせるか考えることも可能になります。

まとめ

メンタルが弱くて仕事に自信が持てないという悩みは、大きさは違えど意外と多くの人が共通で持っているものです。

自分はメンタルが弱すぎると思うなら、やるべきことは2つだけ。

・自分で自分を評価できる視点をもつ
・安定感のあるメンタルを育てる

自分ではない人の評価や目に振り回されないこと、そして良いときも悪いときも浮き沈みの少ない安定感のあるメンタルを自分に合った方法で育てることです。

イメージトレーニングや自己分析など多少時間がかかるものもありますが、じっくりと腰を据えて取り組めば最終的には誰よりも安定したメンタルを手に入れられるでしょう。

メンタルが弱くて傷つきやすく仕事に自信が持てない自分を変えたいなら、今日から自分の手で少しずつ育ててみることが一番の近道です。

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