高卒OKな安定した職業や仕事は?

転職・就職

日本の経済は回復しつつあるなんてニュースを目にしても、特に実感できていない人も多いのでは。

そんな世の中で自分を守ってくれるのはやはり「安定した職業」です。

自分にはスキルも経験もないし安定した職業なんて無理…、なんてお悩みの皆様。諦めるのは本記事をチェックしてからでも遅くはありません。

これから始めても十分に間に合う、高卒でもOKなお仕事8選をご紹介してゆきます。

様々なジャンルの仕事からご紹介しているので「これ私にぴったりかも」というお仕事がきっと見つかります。

また、安定した職業についての解説もあるので「そもそも安定した職業ってどんなものなの?」なんて疑問にお持ちの皆様もぜひチェックしてみてください。

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安定した職業とは?

さて、安定した職業をご紹介してゆく前に、そもそも安定した職業って何?という事について考えてゆきたいと思います。

1.倒産するリスクが小さい

安定した職業を考える際、もっとも重要になるのが倒産するリスクが小さいという事。各種条件が良かったとしても、突如として会社が倒産してしまっては、仕事を失ってしまいます。

倒産するリスクが最も低いものが公務員。一般的には中小よりも大手企業の方が倒産のリスクは小さくなります。

2.正社員として雇用してくれる

安定した職業というからには雇用形態も重要な要素です。派遣切りなどが社会問題として叫ばれる今日ですから、正社員としての雇用はしっかりと目指したい要素です。

なお、給与だけを比較した場合、正社員よりも派遣が良いという場合に関しても、正社員としての採用の方が将来を考えると安定する可能性が大です。

3.リストラされる可能性が低い

安定した職業というからには、やる気がある限りは仕事を続けられるというのが大前提です。これまでリストラを実施したことが無い企業であれば、今後リストラをする可能性が低く、安定した職業と言えます。

4.福利厚生がしっかりとしている

安心して健康に働き続けるためには、有給がしっかりと取れたり、健康診断などをしっかりと行ったりといった福利厚生も重要な要素です。会社の募集要項には福利厚生についても記載されていますので、チェックは欠かせません。

5.安定して給与がもらえる

安定した給与が得られるというのも安定した仕事において重要な要素です。例えば時給や歩合制の仕事では仕事量によって給与が大きく変動してしまうため、安定した仕事とは言えません。

高卒OKな安定した職業8選

それではここからは具体的に安定した職業について見てゆきましょう。未経験でも大丈夫、学歴も不問な職業ばかり。それぞれの仕事内容や特徴についても記載しているので是非参考にしてみてください。

管理栄養士

まずご紹介するのは管理栄養士。食べるという事は人間が生きてゆく上での根底ですから、今後も無くなることはありません。その食について栄養面や健康面から具体的なアドバイスをするのが管理栄養士の役割です。

給食作り、介護職作りといった場面はもちろんのこと、自然食にこだわるカフェ、食品メーカーの商品開発などなど、様々なシーンで活躍できる職業です。またスキルが身に付けば、食に関するセミナーの主催など、自らの手で新たな仕事を生み出して行けるのもこの職業の魅力と言えます。

管理栄養士として仕事をしてゆくためには管理栄養士の資格と取得する必要があります。簡単な資格ではありませんが、その後の安定性を考えますとその価値は十分にあるはずです。

なお、管理栄養士になるためには、専門学校などのしかるべき施設での学習が必須です。就職するまでには若干のまわり道となってしまいますが、急がまわれという言葉もありますし、じっくりとトライしてみてください。

公務員

基本的に潰れるという事が無く、なおかつ給与も安定、そして解雇される事もないと、まさに超安定の職業が公務員です。それだけに人気が高く、公務員になるには試験に合格する必要があります。

とはいえ、一口に公務員と言ってもその仕事内容は事務職あり、技術職ありと様々で、試験のレベルも様々です。自分に合ったものを選んでおけば、合格だって夢ではありません。

地元での仕事を希望するのであれば、まずは各市区町村のホームページをチェックしてみてください。そこには求めるレベル、仕事内容、試験内容や予定日が記載されています。

また地方公務員とは別に、国の仕事を請け負う国家公務員という仕事もあります。こちらは人事院のホームページでその詳細な情報が公開されています。

気をつけておくべきポイントは各試験によって年齢制限が設けられていること。そして求められるレベルが大きく違う事です。まずはしっかりとした情報を集めてみてください。それこそが公務員への第一歩です。

自分ひとりでの合格が不安という人であれば、専門学校での学習も効果的。

また、それら学校では多くの情報を集めていますので、より自分にぴったりな仕事が見つかる可能性もアップします。公務員試験では面接なども行われますが、専門学校ではそれらへの対策もしっかりと行われます。

食品業界

管理栄養士のところでも触れましたが、食べるという事は人間が生きてゆく上での基本中の基本です。ですから、一般的な食品を製造している会社は景気の影響を受けにくく、安定した会社が多くあります。

また健康志向の高まりや食の安全が叫ばれる今日、会社によっては大きな成長を遂げるチャンスもしっかりとあるのがポイントです。

そんな食品業界ですが、事務職、営業職、商品開発、工場内作業、運搬業務などなどその仕事内容は様々です。

食品業界だからと言って選ぶのではなく、自分が今後どういった仕事をしてゆきたいのかについてもしっかりと見定めてから応募するようにしてください。

長く仕事を続けてゆくためには企業側の待遇ももちろん大切ですが、興味を持って続けられるかどうかといった働く側の姿勢も重要です。

食品業界での就職に関して、特に資格は必要ありません。けれど、食品に関する資格や知識を持っているに越したことはありません。野菜ソムリエやワインエキスパートなど様々な資格があるので、自分の興味に合わせて取得してみるのもおすすめです。

自分の能力をさらに活かすために、是非トライしてみてください。

介護職

日本では少子高齢化がいやがうえにも進んでゆきます。特に地方においてその動きは顕著です。ですから介護職というのは今後間違いなく伸びてゆく職業の一つとなっています。

そして需要に対して、圧倒的に人手が足りていないため、資格さえ取っておけば仕事に困るという事もありません。また介護職の募集は日本中で行われているため、場所によらずに就職ができるまさに「手に職」な仕事の一つです。

資格を取得するためには当然試験を受ける必要がありますが、入門編である介護職員初任者研修であれば最短1か月で取得可能と比較的ハードルは低めとなっています。

また、会社によっては資格を取得していなくても、仕事をしながら資格取得を目指す事も出来るため、介護職に興味があれば、募集時の要綱をチェックしてみてください。

高齢者のお世話をするため、楽な仕事ではありません。けれど、対応した人から直接感謝されるという他では得難い経験をできる仕事でもあります。

やりがいを重視して仕事をお探しであれば、チェックしておきたい職業の一つです。

清掃員

駅やデパート、公園に遊園地などなど、人が集まる場所は必ず汚れる事になりますし、清潔に保つためにはだれかが掃除をしなくてはなりません。このように、必ずなくてはならないという仕事はやはり安定しています。

そして、比較的地味な仕事のためか、慢性的な人手不足に悩んでいる業界でもあります。そのため、働き口に困るという事は比較的少なめです。

清掃員の仕事のメリットは安定している事以外にも様々です。

その一つが仕事量が安定しているという事。清掃すべき場所は限定されていますので、突発的な残業などが発生しにくく、プライベートを大切にしたいという人にとってはかなりうれしい条件です。

また良くも悪くも完全なるルーチンワークですから、慣れてしまえば煩雑な事を考えずに、自分のペースで作業を進める事ができます。人付き合いも最小限で済むため、煩わしさといった事とも無縁です。

清掃員というと地味な印象があるかもしれませんが、安定した仕事でもありますし、様々なメリットがある職業です。

もくもくとした作業が得意な人や、自分の時間を大切にしたいという人であれば、ぜひチェックしてみてください。

清掃員になるために、特に資格は必要ありません。今すぐにでも安定した職業につきたいという人にもおすすめの仕事です。

医療事務

高齢化社会が進むにしたがって、介護職同様に今後間違いなく成長が見込まれるのが医療の分野です。病院に行く人は増えこそすれ、減ることはありません。まさに安定した職業の一つです。

そんな医療の分野で活躍しようと思ったら、医療事務がおすすめ。患者さんの支払いをチェックしたり、予約を受け付けたり、病室の調整をしたりとまさに医療に関する事務作業です。

医療事務では患者さんと関わることが多いため、接客が得意という人に向いたお仕事です。なおかつエクセルなどの事務的作業が得意であればベターです。また、直接感謝される事も多いため、仕事のやりがいにもつながってきます。

医療事務の仕事をするためには特に資格は必要ありません。その一方で、医療事務では様々な関連資格があります。

それらを取得すれば、着実にスキルアップがはかれるというのも魅力の一つ。働きながら取得するという人も多くいます。

また仕事内容が勉強すべき内容とかぶってくるため、無理なく資格取得を目指す事が可能です。

プログラマー

パソコンなんてほとんど触ったことないし、プログラマーなんて絶対ムリなんてお思いの皆様、ちょっとお待ちください。プログラマーになるのは、想像しているよりもずっと簡単かもしれません。

そもそもプログラミングというのは、人間がやりたい事をパソコンがわかる言葉に翻訳してゆくという作業です。プログラム用の言葉を覚えなくてはなりませんが、主要な言葉は限られていますので、中一英語を覚える程度のレベルです。

また、使っているうちにだんだんと身に付きますし、ググれば大体の事はわかるようになっています。プログラムなんてムリと思わず、トライしてみれば思わぬ花が咲く可能性も多いにあるジャンルです。

プログラムを学ぶためのスクールや、ネットでできる講義など、様々なものが用意されているので、プログラマーが気になっている人は思い切って飛び込んでみてください。

なお、プログラマーとして仕事を得るためには、最低限のプログラミングを理解している事に最低限の資格をもっていたほうが有利ではあります。例えばITパスポート試験はパソコンの基礎知識を問うもの。プログラミングの勉強に加え、こういった勉強もしておくと、さらに有利になります。

プログラムは生活の中で今後どんどんと使われてゆく分野です。仕事の安定性に加え、将来性も視野に入れるのであれば、避けては通れないジャンルの一つです。

なお、現在第一線で活躍しているプログラマーの中には大学を卒業していない人も数多くいます。しっかりと技術さえ身につければ学歴は不問なのがプログラミングという職業です。最先端の技術を追う事だって無謀な話ではありません。

事務職

最後にご紹介するのは事務職です。どんな職種の仕事であれ、どんな規模の会社であれ、事務作業は必ず発生します。また、今後も確実に仕事が発生する分野です。

一般的に事務職に就くための資格というのはありませんが、持っていれば有利な資格というもの存在しています。例えばMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)などもその一つ。

たいていの事務作業にはエクセルやワードと言ったマイクロソフトのオフィスが欠かせません。それらの技術について、本家本元であるマイクロソフト社がお墨付きをくれるのがMOSです。この試験はほぼいつでも受験可能というのがうれしいポイントです。

また試験会場も各都道府県に数多くありますので、興味があれば、まずはチェックしてみてください。試験の難易度も比較的容易ですから、自主勉強で合格する人も多い資格です。

事務職はいわゆる普通なお仕事ですが、だからこそ、どの会社でも必要とされ、安定した職業となり得ます。資格の取得と共に、事務職での就職もぜひ目指してみてください。しっかりとキャリアを積めば、より好条件への転職だって可能となってきます。

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