山中武(@tyblogty)です。
ネットワークビジネスの会社や商品は意外と多く、愛用している方もいるでしょう。ただビジネスとして自分がネットワークビジネスに参加するとなるとどうなんだろうと不安になるものですよね。
メラルーカもサプリや化粧品などを扱うアメリカ生まれのネットワークビジネスの会社で、商品購入やビジネス会員になるよう勧誘されて悩んでいるケースを耳にします。
勧誘で耳障りの良いことだけを言われるとどうなんだろうと思うかもしれませんが、ネットで調べてみるとメラルーカやばいといったキーワードも出てきます。
ネットワークビジネスならではのリスクもあるので、詳しく見ていくことにしましょう。
メラルーカについて
まず最初にメラルーカについて簡単に説明しておきます。
・1985年アメリカ(アイダホ州)で設立される
・1998年日本進出
・世界19ヵ国で事業展開
・ネットワークビジネスの会社
・サプリ、化粧品、日用品などを扱う
メラルーカの日本支社はメラルーカ・オブ・ジャパン・インクで、東京千代田区にオフィスを構えているようです。世界展開されている割と大手の会社といえますね。
アメリカ発祥のネットワークビジネスは割と多く、あのアムウェイもその1つです。
扱っている商品はサプリメントや化粧品それに日用品で、自社で開発した高品質商品を扱っているとされています。
長い間大きな問題もなく続いている会社ですし、特商法に基づく記載を見ても会社自体に怪しいところはありませんでした。
メラルーカやばいの噂は本当?
メラルーカはやばいのではとの噂がありますが、本当のところは一体どうなのでしょうか。
やばいと言われる一番の理由はやはりネットワークビジネスであるところが大きいでしょう。
ネットワークビジネスは商品を売り出す際に公に広告やCMをうったり店頭販売したりせず、会員の勧誘活動で商品を広めていきます。会員は商品を売ったり新しいビジネス会員を獲得することで報酬を得ることができます。
ネットワークビジネス自体は合法ですし、ネットワークビジネスの商品を日常使いしていたりする人もいるでしょう。ただネットワークビジネスには悪い話も付きまといます。
・勧誘がしつこい
・ビジネス会員になっても全然稼げない
・会社が突然業務停止命令を受けた
・会社が突然なくなった(飛んだ)
こういった話もよく聞きます。
ネットワークビジネスで一番危険なのが会社自体の信用が低く、いつ業務停止命令を受けたり飛んだりしてもおかしくないケースです。
こうなってしまうとそれまで稼げていた人まで突然稼ぎを失ってしまうのでシャレになりません。メラルーカの場合先ほども触れたように会社自体はしっかりしているのではと思います。
ただ誰でもネットワークビジネスで稼げるわけではありませんし、あまりよくない勧誘をしている人はどんな会社の会員にもいます。
しつこい勧誘にあったりネットワークビジネス事態をリスクと考えたりする方にとっては、メラルーカやばいと思うのもあまり不思議ではないんじゃないかと思います。
メラルーカの初期費用
メラルーカの会員は大きく分けて2種類あります。
・商品を買うだけの会員
・ビジネス会員
メラルーカの商品に魅力を感じているだけなら商品を買うためだけの会員登録で問題ありません。
ただこのケースでも初期費用が発生し、初期登録費として2,200円支払う必要があります。またクレジットカード以外の支払方法を指定するとさらに4,400円追加費用がかかるので注意してください。
普通のネットショップなどに登録する場合登録料なんて取られないので、初期費用がかかるのを不思議に思う方もいるでしょう。
ただ本人が納得して支払うなら外野がごちゃごちゃ言う必要はないでしょう。会員にならないと買えない商品なところに価値を感じる人もいるでしょうしね。
メラルーカでネットワークビジネスを行うにはマーケティング・エグゼクティブと呼ばれるビジネス会員になる必要があります。マーケティング・エグゼクティブとして活動するには初期登録費用だけでなく、毎月定額の商品購入が求められます。
・毎月7,000円の定期購入で商品代金が30%から50%OFFに
・毎月12,000円の定期購入で商品代金が37%から57%OFFに
メラルーカのビジネス会員へはバックアップオーダーが適用され、商品を注文しなかったとしても必ず毎月定期購入の費用分の商品が勝手に届きます。
一度メラルーカのビジネスを始めてしまうと、毎月最低7,000円の費用が必要になるので気を付けてください。ご自身もメラルーカの商品のファンでないとなかなか続かなさそうですね。
メラルーカの報酬体系
メラルーカには大きく分けて3つの報酬体系があります。
・個人紹介コミッション
・グループコミッション
・製品紹介コミッション
個人紹介コミッションは自分が直接紹介した人が翌月以降に商品購入した時に入ってくる報酬です。
報酬は紹介人数が7人までの場合は購入金額の7%、8人から19人の場合は購入金額の14%、20人以上なら20%と、紹介者が多くなればなるほど割合が上がっていきます。
グループコミッションは自分が直接紹介した会員が紹介した人の商品購入金額によって支払われる報酬です。メラルーカはネットワークビジネスなので、ピラミッド型にグループを形成していきます。
何階層までがグループコミッションの対象になるかは自分と繋がっているビジネス会員の数によって変わります。グループコミッションは購入金額の7%です。
製品紹介コミッションは新しいカスタマーを紹介した際に支払われるボーナスのようなもので、新規特別カスタマーを紹介すると1,500円がVIP特別カスタマーだと3,000円が支給されます。
また新規で紹介した人たちがパック商品を購入するとボーナスが追加される仕組みです。
安定して紹介者が増えていけばそれなりに報酬も増えていきますが、数人しか紹介できないような場合は毎月7,000円の商品代金をペイするのも大変だろうと思います。
メラルーカの商品
メラルーカには自社開発の商品が沢山あり、社名と同じ名前の植物が原材料に使われているケースもあります。商品自体の評価は上々で、愛用している人もいるでしょう。ここでは具体的な商品をいくつか紹介しておきます。
・メラルーカオイル
・エッセンシャルオイル(ラベンダー、ユーカリ等種類多数)
・サプリメント(HSNコンプレックス、熟成発酵黒にんにく、ファイバーワイズ等)
・ダイエット食品(野菜スープ、シンプリー フィット厳選十六穀米等)
・洗剤(食器用、そうじ用、洗濯用、染み抜き)
普段使いする消耗品で使う人が多い商品なので、勧誘する人を選ばずさらに商品説明もしやすそうなところはいいですね。
ただ一般的にメラルーカのブランドはあまり知られていないので、簡単に売れるとは思わない方がいいでしょう。
メラルーカの評判
ここまで見てきたようにメラルーカは会社としては問題ありませんし、扱われている商品も評判もなかなかです。特別やばかったり危険だったりはしないでしょう。
ただネットワークビジネスは簡単に稼げるビジネスではありませんし、メラルーカの報酬体系を見ても稼げるようになる人は一握りではと思います。
新会員の紹介以外にもメラルーカで開催されるイベントへの参加や集客も求められます。
イベント参加には会費を支払う必要がありますし、交通費なども考えると稼げていない会員には厳しいでしょう。ミーティングの様子が宗教じみているといった声もあるようです。
また他のありとあらゆるネットワークビジネスと同じで無理な勧誘をしている会員がいることが、メラルーカの悪い評判に繋がっています。
・SNSのDMなどで知らない人に接触する
・ネットワークビジネスと知らせずに契約させる
直接知り合いを勧誘するのではなくSNSを使って勧誘する人も増えているようです。
精神的な負担や断られたときのショックは軽減されますし友人関係を壊す危険も減りますが、SNSで知らない人に接触したところでネットワークビジネスへの勧誘とわかると話を聞いてくれる人を見つけることすら難しいでしょう。
またネットワークビジネスと知らせずに通販だなどと嘘をついて勧誘する人もいるようですが、これは明確に違法です。
こういう不誠実な勧誘をする会員が増えるとメラルーカへの行政処分に繋がってしまう危険もあります。
ただこういった無理な勧誘をする会員がいるのは、それだけ新規紹介者を見つけるのが難しいことの裏返しです。
まとめ
メラルーカやばいとの噂について検証してきましたが、やはりネットワークビジネスならではの評判が目に留まりました。
会社の規模や商品自体は問題ないですし、芸能人にも愛用者がいるとの話もあります。
商品購入のための会員になるなら何の問題もありませんが、もしビジネス会員になるよう勧誘されているなら熟考が必要です。
ネットワークビジネスは稼ぎやすいビジネスでは決してありませんし、メラルーカ以外のネットワークビジネスで違法な勧誘の疑いで会員が逮捕されたケースもあります。
報酬体系を見て自分も稼げる見込みがあるのか一度よく考えてみてください。