執筆:yata
いい感じで盛り上がっている女性グループに話しかけると冷たくされ、ほろ酔いのお一人様にアプローチするとかわされる。
男だらけの職場で合コンする伝手もなく切実に彼女が欲しい、何ならワンナイトでも構わない!意気込んで居酒屋ナンパを決行したものの肝心の女性が相手にしてくれないのでは悲しすぎますよね。
お酒が入った女性は落としやすいはずなのに、話しかけたとたんシラフになるの、アレって落ち込むわあ…。
ボヤく男友達の失敗談を聞いてみると、女性を落とすための重要なポイントを面白いくらい外していることを発見。それじゃあ上手くいくはずがない!
大胆さなんていりません、口下手でも大丈夫。
居酒屋ナンパの攻略法をマスターして、彼女ゲットを目指しましょう。
居酒屋でのナンパは普通のナンパより簡単
ナンパした経験のある人ならお分かりでしょうが、普通のナンパは難易度高めで成功率が低く特にヤリモクでのナンパはほぼムリです。
理由はセールスや勧誘目的の男性たちがナンパを装って女性にアプローチすることが多いため、声をかけても警戒されろくに話を聞いてもらえないから。
それに比べると居酒屋ナンパは純粋なナンパ目的であることが確実ですよね。余計な警戒をされにくいところがポイントなのです。
アルコールが入っているのでガードも緩みがちで、シラフなら3秒でシャットアウトされるナンパも「え~」と言いながら相手にしてもらえるのがいいところ。
少数ながらナンパ待ちしている女性もいますし、出会いの場として「相席居酒屋」なんてのもあるくらいですから環境としてはバッチリ整っている訳です。
居酒屋ナンパで女子をお持ち帰りするコツ
お持ち帰りというとヤリモクのワンナイトなニオイがぷんぷんしますが、正直なところ出会ったその日に持ち帰りというのは限りなくハードルが高いと思ってください。
最初からお持ち帰り目的というよりは、「タイミングが良ければ」「あわよくば」くらいのオマケの気持ちでのぞむのがベストです。
でも、ぶっちゃけ最初からお持ち帰りする気満々なんだけど!
落ち着きましょう。お持ち帰りの有無に関係なく、とりあえずナンパを成功させて女性と話すチャンスをつかまなければ話になりません。お持ち帰り云々はあくまでナンパの延長線上にあるモノ。
そのためにも、覚えておきたいのは次の4つ
・居酒屋ナンパは週末が狙い目
・事前アピールは必須
・女性の状況をよく観察
・ナンパに成功したら場を移す
それでは、詳しく解説していきましょう。
ナンパするなら週末の夜
居酒屋が一番混むのは週末の夜ですよね、まずはそこを狙いましょう。やはり分母が大きいと成功率もグッと上がりますし、選択肢が増えるのもポイントです。
また週末の居酒屋で飲んでいる場合は、たいてい翌日がお休みであることが多いもの。つまり気が緩んでいるわけです、こんなタイミングを逃す手はありません。
しかも週末は街全体が遅い時間まで賑やかなので「このあと、もう一軒どう?」といった誘いにも女性が乗ってきやすいメリットがあります。
事前にチラ見でアピールしておく
そんなの必要?と思うかもしれませんが、事前アピールをすることでナンパの成功率がグッと上がります。
「見られてる」意識を女性に植え付けることで、あらかじめ「声をかけられるかも」という予感をもってもらうわけです。予感イコール期待ですね。
うまくいけば席をたってグループから離れるなど、声をかけやすいシチュエーションを女性から作ってくれる可能性もありますし、何より声をかけたときの反応が違います。
コツとしては、たまに女性と目が合う程度のチラ見。そのためには女性と無理なく視線を合わせられるポジションに陣取ることがベストです。
ポイントは「女性と自分の二人だけが意識し合っている状態」を作り出すことなので、間違っても振り向いてガン見するような行為はやめましょう。周囲にドン引きされればチャンスがなくなります。
女性の状況を見極めてからナンパする
居酒屋ナンパを成功させるための大前提、それは「女性がイイ感じに酔っている」ことです。
アルコールが入って盛り上がっているからこその居酒屋ナンパなので、女性がまだシラフに近いタイミングで突撃していくのは悪手。よく観察して頃合いを見極めましょう。
でも、女性グループが盛り上がってるタイミングで声をかけるのってハードル高いですよね。
ナンパ慣れしていて役割分担がしっかりしている男性グループならまだしも、ナンパ初心者のかたまりが女性グループに突っ込んでいくのは自殺行為。
なぜなら「女子会」とひとくちに言っても、社内の同期同士や部署内、友達グループに習い事のメンバーと、女性グループの種類は多岐にわたります。
グループの種類によっては、社内での先輩後輩関係だったり、立場の強弱が明確だったりするので、グループメンバーの前でナンパされてもOKしづらい場合があるのです。
グループの中にいる特定の女性に声をかけたい場合のコツとしては、トイレや通話などで席を立ったときやお開き後、一人になったタイミングを狙ってのアプローチ。
この場合は長く時間をかけないほうが良いので、あらかじめメルアドや番号をメモした名刺サイズくらいのカードを用意しておいて渡すのが効果的です。
私の友人は「お話したいので、お開き後に別の店で一杯どうですか。連絡待ってます」と書かれたカードで釣られた経験があります。
あえて選択権を女性側に優位なカタチで提示することで「連絡しなきゃ悪いな」という罪悪感と「待ってくれてる」という優越感の両方をくすぐる作戦なのでオススメ。
ちなみにグループに声をかけるなら、グループメンバーの女性全員に気持ちよくなってもらうような声かけが鉄則。5人のうち3人だけに集中するなんてアウトですよ。
女性は集団の生き物です。たった一人に悪印象を持たれてしまうだけで「行かない」方向へ話の流れを引っ張られてしまう可能性が生まれることを覚えておきましょう。
女性側の状況を見極めるのも大事ですが、ナンパする側である男性は飲み過ぎないように注意。
飲み過ぎて顔を真っ赤にした男性に声をかけられても「酔っ払いにからまれた」くらいにしか女性はとりません、ナンパ目的で居酒屋に行ったときは顔に出ない程度にアルコールを抑えることがポイントです。
ナンパに成功したら二次会三次会へ
居酒屋ナンパに成功したら、すかさず二次会へと場を移しましょう。
・優先順位の入れ替え
・雰囲気を変えて、より意識してもらう
理由は大きくこの2つです。
居酒屋に行く目的は、憂さ晴らしだったり友達と話したかったり様々ですよね。一部の例外を除いて、たいてい何かしらの「目的」をもっています。
居酒屋に居続ける限り、女性にとってナンパはあくまでオマケ。
「友達と久しぶりに居酒屋で飲んで盛り上がった!そのときナンパされちゃった」くらいの位置づけです。優先順位はあくまで友達との宴会。
場所を変えることで初めて優先順位が友達から男性側に移るワケです。
居酒屋での声のかけ方とタイミング
ナンパをするとき、あなたは女性にどんな声のかけ方をしていますか?
「このあと、時間ある?」「いまからどこに行くの?」
口が上手くても下手でも、まず声をかけるときは軽く「こんばんは」と挨拶から入りましょう。突然、馴れ馴れしく話しかけられるよりは好感度が高いです。
仲良くなるまでは明らかに年下であっても丁寧語を使うのは基本。
酔っていても不思議とマナーには反応してしまうものです。モジモジせずに、明るい声ではっきりと話しかけましょう。
いくら話上手でもマナーのなってない話し方は「チャラい」止まりになってしまいます。面白いもので、チャラい認定されるとナンパの成功率はグッと下がります。
話しかけるタイミングとしては、そこそこ飲んで食べて話も尽きた頃。そろそろお開きにしようかぐらいのタイミングがベストです。
会話がまばらになったり、スローペースになり始めたらチャンスだと思ってください。友達との話もお腹いっぱいになっているので、新しい刺激を求めて話を聞いてくれる可能性が大です。
個人で居酒屋に来ている女性の場合は注文したモノを食べ始めてから。つまり腰を落ち着けた頃合いで声をかけてみてください。
グループと違って身軽なので、早々に声をかけると逃げられてしまいます。「お隣、いいですか?」と隣の席をキープできれば最高です。
居酒屋ナンパでの注意点
最後に居酒屋ナンパでの注意点を確認しておきましょう。
・ターゲットは絞って
・引き際は潔く
・狙うのはホロ酔い
どうしてもナンパを成功させたい!と意気込むあまり、あっちがダメならこっちと手当たり次第になっていませんか。
ターゲットは絞ってこそ効果があります。
女性は「特別」「自分だけ」を喜ぶ生き物です。あっちがダメだったからこっちに来たのね…と思われた瞬間に終了することを忘れてはいけません。
また、声かけやお誘いは女性が嫌がらない範囲でやるのがマナー。引き際はわきまえると例えナンパに失敗したとしても印象悪くならないのでお得です。
ナンパも度を超すと「女性客にからんで迷惑かける男性客」になってしまいます。そうなるとお店側にとっても迷惑な客になってしまうため、節度を心がけることが大切ですよ。
そして、ターゲットにするならホロ酔い女子!コレ大事です。間違っても泥酔女子を口説いてお持ち帰りはやめましょう。記憶がない状態は後々面倒くさい事になる可能性があるので避けるべき。
いざ女性とアルコールがらみでもめ事を起こしたら、圧倒的に不利なのは男性です。一緒に飲んだり、お持ち帰りしたいなら「同意」と「年齢確認」は忘れないこと。
自分を守るための確認だけは絶対に怠らないようにしましょう、人生が狂います。
男性にナンパされた居酒屋ナンパのエピソード
隣の席と距離が近いタイプの居酒屋で友達と二人で飲んでいたら、隣に座ったのが会社帰りのサラリーマン二人組でした。仕事の悩みや愚痴を話していると「分かる気がする」と自然に会話に入ってきました。友達との会話を邪魔することなく、相づちを打ちながら話を聞いてくれて、気がついたら相談にのってもらってる状態。連絡先を交換して別れましたが、その後何度も会うようになり2ヶ月後には付き合うことに!(23歳)
ちょっと人恋しくて、誰か声を掛けてくれないかなと下心ありありで居酒屋のカウンターへ。多少チャラい人でもいっかと思ってたら、明らかにナンパ慣れしてなさそうな男性に声をかけられちゃいました。話はさほど盛り上がらなかったけど、一生懸命話そうとしてくれる姿にキュンとして誘われるまま二軒目へ。でも、なかなかお持ち帰りしてくれない(笑)結局ガマンできなくなった私がカレをお持ち帰りしちゃいました。(27歳)
久し振りの居酒屋女子会で盛り上がり、二次会はボーリングに行こうと居酒屋の出口で騒いでいたら「僕らと対戦しませんか!」といきなり戦いを挑まれました(笑)。酔ったそのままのハイテンションでボーリングも盛り上がり何もないままお開きになったけど、翌日上着のポケットから電話番号とメルアドのメモを発見。同じメンツで何度か飲み会をする仲になり、そろそろカップルが誕生しそうな気配です。(29歳)
まとめ
居酒屋ナンパは、普通のナンパに比べると成功率は格段に高いです。ナンパ目的の女性もいますし、声のかけ方やタイミングを外さないようにターゲットをよく観察していれば二次会に誘うのはそれほど苦労しないはず。
アルコールの御利益もあるので運が良ければお持ち帰りも可能ですし、そのまま彼女がゲットできるのも夢ではありません。
ただし、アルコールが入っているだけに女性がどこまで本気なのかは分かりかねますし、連絡先を渡してもシラフになればゴミ箱にポイ捨てされて連絡が来ない…なんて悲劇が多いのも現実です。
来るか分からない連絡を待ち続けて、何週間もスマホの着歴やメール確認をするのって寂しいしキツいですよね。
もっと確実に女性と知り合える手段が欲しいのであれば、Paris(ペアーズ)やwithなどのマッチングアプリを利用するという方法もあります。
お互いに目的が同じですから相手をその気にさせるという手間が省け、その分、相性の確認や関係を深めるのに集中できます。アルコールが入っていないので酔いが覚めたら音信不通なんて心配がないのも魅力的だと思いませんか。
より確実に彼女をゲットするための選択肢として、試してみても損はありませんよ。