執筆:ねこみみ
「アラサーなんて、まだまだ若い!うらやましいわ~。」
アラフォーやアラフィフの友人や先輩などから言われて、安心していませんか?
そんな彼女たちの言葉をうのみにしていたら、あっという間に時は過ぎてしまいます。現在アラサーのあなたが、いざアラフォー・アラフィフになったら、残念ながらオワコンです(泣)周りの人も彼氏を紹介なんてしてくれません。
恋活・婚活市場では、どうしたって20代前半の女子が一番人気だからです。悔しいけれど、残念だけれど、男性が求めるのは圧倒的に「若さ」だから。これは人間が生物であるがゆえの、本能みたいなものなので男性を責めても無駄です。
最後に彼氏がいたのは何年前だったかなぁ…なんて、しみじみ振り返って感傷に浸っている場合ではありませんよ。
アラサーの今動き出さないと、どんどん変なこだわりばかりが強くなり、もしかしたら生涯未婚になってしまうかもしれないのです!まずは、自分に彼氏ができないのは、なぜなのかを知っておきましょう。
アラサーで彼氏ができない原因の多くは、現実を見ていないことによる、行動や考え方の間違いです。
「あちゃ~!アタシ、やっちまってるかも!?」と思ったら直せばいいんです。
平和な世の中だからこそ、あえて危機感を感じることで思ったよりも早く、彼氏探しがうまくいくこともあるんですよ!ちょっと辛口な言葉もあるかもしれませんが、お付き合いいただければ嬉しいです♪
彼氏のできない理由
そもそもアラサーという年齢は、いくつからいくつまでを指すのでしょうか。和製英語の「around30(サーティー)」つまり30歳前後ですから、プラスマイナス3歳だとして、27歳から33歳くらいまでを指すと思っておくと良いでしょう。
結婚したり出産したりする人も多くなる中、仕事で責任のある立場に就く人も出てきたりする年齢でもありますよね。そして、男性に比べると女性は、人生の歩み方が大きく分かれる年代です。
恋愛に関しても、その道は大きく二つに分かれます。彼氏がいる人と彼氏が何年もできない人です。
わたしのアラサー当時には、すでにバツイチになっていましたので、別の意味で新しい人生を謳歌していました。そして無事再婚しました。これは全然、参考になりませんね(笑)
一般的なアラサーの友人たちは、結婚している人、独身で彼氏のいる人、まったく男っ気がなく仕事や趣味に夢中の人、結構見たにもイケていて恋愛願望もあるのになぜか、彼氏が何年もできない人などいろいろでした。
この記事では、何年も彼氏ができない独身アラサーには、どんな原因があってそうなっているのかについて分析したいと思います。もちろん、そんな状況を打破するための対策も紹介するので、読むだけではなく、ぜひ実践してみてほしいです!
若い時にモテてた
女子高生時代から20代前半までは、女性というだけで大きなニーズがあるものです。お肌はピチピチ、髪の毛はツヤツヤ、メイクをしてもとても映えて、流行りのファッションに身を包んだだけで人生の主役にもなれそうな、弾けるような輝きを放つ時期です。
わがままを言っても可愛い、未熟な面も若さでカバーできるので、異性との出会いにも恵まれやすい年代なのです。
そのまま、お付き合いしている彼氏と若くして結婚する人もいますが、多くの人は最初の彼氏やその次、次の次くらいまでは、なかなか結婚にまで結びつかない人がほとんどでしょう。そうして別れたあと仕事がだんだん忙しくなり、家と職場の往復の日々が続いていくことになります。
そんな日々が積み重なったある日、昔のモテていた自分と現在の自分との落差に愕然とするのです。
20代前半には、誰かしらから食事のお誘いがあったり、交際の申し込みがあったりしたでしょう。道を歩いているだけで、男性から声をかけられて、正直うっとうしいくらいだったのに、今では昔の男友達もみな、彼女や奥さんがいて別の人生を歩んでいます。
まだ彼女のいない男友達で、昔は気のあるそぶりを見せていた人もなぜか、アラサーになってからは年下狙いになったみたいで、すっかり脈なしになってしまいました。
着歴すら残っていないスマホを手に、電車の窓に映る自分の顔をみて「疲れてるなぁ、老けたかも」とは思うけれど、いやいや、まだチャンスがあるかもしれない、どこかで偶然の出会いがあるかもしれないと期待したり、妄想したりしてしまいます。この傾向は10代から20代前半に、よくモテた人に多くみられます。
過去の栄光が忘れられず、モテていた時代の自分で精神年齢が止まっているため、まだまだ自分だけは大丈夫、とやり過ごしてしまうんですよね。
向上心や自立心が高い
女性も社会に出て働いていると、さまざまな刺激を受けて仕事でも自分なりの目標ができ、もっと収入を上げようと考え始めるなど、ムクムクと向上心が高まってくる人がいます。
もともと自分のことは、自分でしっかりとやれるタイプの女性に多く、自立心も高いため一人でも充分楽しみながら生きられると感じてしまうのです。
アラサーではまだまだ体力も、外見的な美しさや若さも保っている人がほとんどのため、向上心に満ちた自分は、もっともっと上にいけるのではないか?と目標設定をさらに上げてしまいがちです。そうなると恋愛どころではなく、むしろ男性の存在そのものが、邪魔に感じられるようになるでしょう。
どんどん行動していくうちに、恋愛モードはすっかりオフになってしまうケースも多く、気づけば二年も三年も経っていたという状況になります。
逆に、この向上心が恋活や婚活に向く女性もいます。 それでうまくいけば問題ないのですが、向上心が高すぎる人は男性への条件が高学歴・高収入・イケメンの三拍子揃った人を求めがちです。
そうなるといつまでたっても、納得のいく相手が見つからないと言う状態に陥ってしまうのは、多くの人が予想できますよね。
時間が経てば経つほど、なぜか妥協できなくなるのが特徴で、アラサーどころかアラフォーやアラフィフになっても「ここまで待ったのだから、必ず条件に合った理想の相手をみつけてやる」と半分意地で頑張っている人もいます。
その鼻息の荒さと根拠のない自信は、男性をビビらせるだけで何のメリットも得られません。ほんわりとした隙のある若い子に良い男は持って行かれてしまうでしょう。
無駄に向上心や自立心が高すぎると、せっかくの良縁を遠ざけてしまいますよ。
仕事や趣味に没頭してる
短大や四年制大学を卒業して、就職してから同じ会社で真面目に頑張ってきたアラサーは、仕事が面白くなり出す人も増えてくる時期です。自分が手掛けたプロジェクトが大成功したり、責任ある立場を任されたりすることに喜びを感じて、日夜没頭してしまうのです。
仕事が好きなことはとても良いことではありますが、プライベートでも仕事、休日も返上で仕事のことばかりが頭の中を占め、恋愛や結婚などは棚の上に置き去りになってしまうため、彼氏づくりどころではありません。
また、仕事はそれほど好きではないけれど、趣味にガッツリとハマってしまう女性もいます。ネイルやフラワーアレンジメントなどの技術を極めて、講師を勤められるほどのスキルを得る人もいるほか、趣味がお金になると思えるレベルなら、女性起業家を目指す人も出てくるのがアラサー世代なのです。
少し変わり種では、ジャニーズなどアイドルの追っかけをして全国を回り、休暇は全部彼らに捧げているというツワモノもいます。人それぞれ形は違っても、まさに仕事や趣味が恋人という状態になり、人生を賭けてしまうのです。
アラサーなのに妥協を知らん
アラサーとは27歳から33歳くらいと言いましたが、まだ27~28歳の20代のアラサーは「若さや可愛いさ」を売りにできるギリギリのラインでしょう。
辛口ですが、28歳を過ぎるとその需要はガタンと落ちてしまうのが現実です。
なので、30代を過ぎたアラサーに突入したなら、アラフォーになる前にできるだけ妥協するということを学ぶべきです。
もちろんアラサーはアラフォーよりもずっと若いです。でもそれは、アラフォーやアラフィフと比較した場合です。
アラフォーでも見た目に若くて綺麗な人が多いため、年齢を重ねても、なんとかなりそうに感じるものです。希望を持ってしまいますよね。でもそれがクセモノなのです。
アラサーになったら本当のライバルは、グンと年下の20代前半女子なのだということを理解しておかなくてはなりません。これって結構厳しい現実を突きつけられます。自分をしっかりと持っていないと辛くなることもあるでしょう。
しかし、アラサーにも彼氏に出会うための方法はあります。まずは、相手への理想のハードルをグンと下げてみることです。ストライクゾーンを大幅に広げてください。
これをしない人は恋活・婚活市場で売れ残り、せっかくの縁を逃してしまいます。
自分に自信がなくてマイナス思考である
実はもっとも彼氏ができない年数が長引くのが、自分に自信を持てないマイナス思考のアラサー女子です。自分が自分を認めてあげる気持ちである自己肯定感は、いろいろなことにチャレンジしたり、目標を叶えたりする上でとても大切なもので、恋活・婚活の場でも同じです。
自分への自信を引き出して挑む必要があるんです。でも自信がなさ過ぎて、彼氏探しなんて絶対無理!という人もいます。
そうなると仕事と家の往復で精一杯、仕事終わりの夜も休日も部屋に引きこもったまま、なんてことも少なくありません。これでは男性と出会うどころではありませんよね?自分に自信が持てない原因は、何なのかを今一度見つめ直してみましょう。
アラサーという若さで自分をあきらめてしまっては、20代前半女子だけでなく、アラフォーやアラフィフの大人女子にも、幸せを奪われてしまいますよ!
どうせわたしなんかという感情が強くないでしょうか。暑苦しいほどのポジティブになれとは言いませんが、せめて自分のことは自分が愛してあげなければ、健康に生きていくことも難しくなってしまいます。
「わたしはもう、幸せになっていい」という言葉を、鏡を見ながらでも自分に言い聞かせてみることから始めましょう。
自信が持てない自分、マイナス思考な自分をダメだと責めないことです。彼氏やパートナーは欲しいと思っている気持ちがあるなら、そんな自分の気持ちを大切にしてあげたいと思いませんか?
実家暮らしの人
これまで一度も親元を離れたことのない、アラサーは要注意です。家族で過ごす時間は、とても大切なものですが、あまりにもベッタリになっていませんか?そうなると別の意味で隙が無く、男性から見ると誘いづらくなってしまうというデメリットも出てきます。
よく家族の話題を出して、和気あいあいと楽しく暮らしている様子で楽しそうにしていると、まだまだ実家からは出られそうにない、出たくない人なのだと思われてしまうでしょう。実家に居て、食事や掃除、洗濯もお母さんがやってくれているとなれば楽で、今さら実家暮らしはやめられないと思うかもしれません。
しかし、そんな女性は自立できていない人だとみなされて、恋愛や結婚の対象には選ばれづらくなります。
軽い女に見られてる
自分にそんなつもりはなくても、なんとなく軽い女に見られているかもしれないと感じたことはありませんか?アラサーともなれば、いろいろな経験をしてきた人もいて、それなりに「こなれて」くるものです。
それが魅力につながればよいのですが、男性に対する距離が近すぎたり、積極的すぎたりするのは考えものです。彼氏を作らなきゃと頑張り過ぎるあまり、毎日お酒を飲み歩いたり、露出の多い服装で出会いの場に登場したりしていませんか?
それでは真剣な出会いを求めていない、ワンナイト希望の遊び好きな女として見られてしまいます。
自分は少し派手に見られるタイプかもしれないとか、男性に気軽にスキンシップを取り過ぎる傾向があるかなど、ときおり客観的な目で再確認することをおすすめします。
自分の見た目や態度を改善する気力なし
出会いの場に出て行ってもいつもうまくいかないとしたら、第一印象の悪さが原因かもしれません。恋活や婚活のパーティーや合コンなどでは出会ったときの印象で、もっと相手を知りたいとか、次もまた会いたいかどうかなどが決まります。
第一印象を決めるのは、見た目・言葉遣いや仕草などの態度が組み合わされたものです。人間見た目が9割とも言われていて、その人の性格までわからない初対面では出会った時の見た目で瞬時に判断されてしまいます。
体型や見た目を、ベストな状態に整えているでしょうか。タレントや女優レベルに美しくなるのは難しくても、清潔感のある服装や好感を持たれるメイクなどを取り入れるのです。
あらゆる情報がスマホやPCの中にあふれています。そんな便利なツールを使って、効率よく努力しましょう。
もしもあなたが自分に自信がなくて、頑張って自分を褒めたとしても下の上くらいだわ…と思っていたとしても、アラサーが恋活・婚活で成功する服装や小物を買いそろえ、メイクを研究してください。
スキンケアと髪型は特に重要ですよ!体型・洋服・髪型・メイクに気を遣うだけで、見た目は十分にアゲることができます。
品位と笑顔を忘れないで
アラサーならば、軽いノリのギャル路線は間違っても取り入れてはなりません。大人の女性を目指した方がずっとお得です。その場合、夜の蝶的な妖艶な大人女性ではなく、シンプルでセンスのよい優し気な女性らしい服装やメイクを選んでください。そして会話を交わしてみれば、その人の品位がわかります。
どんなに上品そうにしていても、乱暴や汚い言葉遣いではガッカリです。そして表情は、必ず笑顔を心がけましょう。自分のことばかりをベラベラ話すのではなく、男性からうまく話題を引き出せるような、温かみのある笑顔で聞き上手を目指してください。
婚活市場に出てくる男性の中には、話すこと自体が苦手なシャイな人も多くいます。アラサーならではの落ち着きと癒しの魅力で、優しく話しかけてみてはいかがでしょうか。
彼氏を作る行動を起こさない
出会いがない、出会いがないと言いながら、まったく彼氏を作るための行動を起こしていない人が多すぎます。たまの外出は女子会ばかりで、しかも自分と同じような独身アラサーでは、なんの生産性もありません。一体なにがしたいのか、黙っていればそのうち誰か迎えにくるのでしょうか。
「来ません。」
しかも毎日通う職場なども、周りに男性自体がほぼいない環境となれば、どんなに待っていてもすれ違うことすらできないでしょう。なのに、受け身体質な女性でも彼氏がいたり結婚したりできているのは、彼女たちなりに行動をしたからにほかなりません。
具体的にどう行動すれば良いのかを挙げていきましょう。
例えば、どうしても自分からパーティーや街コン、合コンなどに申し込む勇気がない!というのであれば、知人や友人に「誰か紹介してくれない?」と一言お願いすることはできるでしょう。
これも行動の一つです。
それも恥ずかしいのであれば、まわりには内緒で結婚相談所に出向くというのもアリです。お金を支払って写真やデータを登録しておけば、ほかの会員さんからの申し込みや、担当者からの紹介がない限りは、部屋で待っていて良いのですから。
結婚相談所に出向くのすら、面倒くさいというアラサーは、スマホのアプリなどの、安全な出会い系ものを調べておき、登録して彼氏候補を探してもよいでしょう。ゲームにはまっているアラサー女子なら、オンラインゲームなどで男性と知り合うケースもあります。
実際にわたしの友人は、彼氏いない歴33年でしたが、ゲーム上で一緒にプレイした男性と意気投合し、実際に会ってみたら1ヵ月ほどで結婚が決まりました。
まわりも驚きましたが、彼氏を飛び越していきなりの旦那様ゲットで本人も驚いていました。今では2児のママとして幸せに暮らしています。
家の中に居ようと、外に出ようと、出会いを探すために自分ができるアクションを起こせば、必ず誰かと繋がれる時代です。ダメなのは「何もしないこと」と、どうせ自分なんかダメだと最初からあきらめてしまうことです。
彼氏もできず、未婚のままで終わってもいいのですか?
結婚だけがすべてではありませんが、パートナーと共に歩む人生の喜びを一度は味わってほしいです。そして、たくさんキツイことを言いましたが、アラサーは女性としてもっとも輝いている時期です。大人っぽさもかわいらしさも兼ね備えたのがアラサーなんですよ。
ただしウカウカしていては、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
仕事に趣味に忙しい時期でもあるから、流されてしまうとあっという間にアラフォー、アラフィフ突入です。 「面倒くさい」は封印して、まずは一歩を踏み出すことです。自分磨きも同時進行しながら、幸せになっちゃいましょう。