お金の赤本(お金の専門学校)の口コミは?(年収1000万円より年収300万円?)

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山中武
山中武

山中武(@tyblogty)です。

お金を稼ぐのがうまい人もいればそうでない人もいます。誰でももっと上手く財テクができればと考えるものですよね。お金の専門学校の学長であるしんのすけさんが配布しているお金の赤本を読めば、お金にまつわる知識が得られるとされています。

ただお金の赤本について調べていると何か裏がありそうなことがわかりました。そこでここではお金の赤本についてその実態や口コミについて、詳しく検証していきます。

お金の赤本について

まずお金の赤本について、お金の専門学校のLPを見ながら概要をまとめていきましょう。お金の赤本はしんすけさんが推進するお金の専門学校の教科書的なもので、お金の専門学校の参加者に無料で配布されます。

お金の専門学校とは一体どんなものなのでしょうか。

・無料動画のオンラインプログラムで学べる
・年収1000万円より年収300万円の方がお金持ちになれる秘密がわかる

よくある大金が稼げる系の副業やスクールではなく、いかにお金をうまく回すかといったノウハウなのかなと感じます。学べるとされる項目をいくつか紹介するとこうなっていますね。

・お金を稼ぐたまに働くよりお金に働いてもらう
・労働や収入アップ等をやめるとお金持ちに
・ごく少数のお金持ちだけが知るストレスや労働時間無しでお金が増える秘訣

そのまま読むと何となく面白そうと思うかもしれませんね。もしかすると本当にあくせく働いたり副業にいそしんだりしなくても生活を豊かにする方法があるのかもしれませんが、それを誰もが簡単にできるかのように宣伝しているのはどうかと思います。

お金持ちが知るお金が増える秘策は恐らく投資などの資産運用でしょうが、それは有り余る資金があってはじめてできることです。しかもそれ以前にお金持ちはお金持ちになるまでに尋常じゃない努力と労働をしている事実を無視していそうな表現になっているのが気になりました。

LPにはアメリカのビジネス界の重鎮であるロバート・G・アレンさんがお金の専門学校を推薦しているかのような表記があります。この方はアメリカで財テクや不動産に関する著書がベストセラーになったこともあり、日本でもいくつも著書が翻訳されている有名人です。

ただよく読むとロバート・G・アレンさんが推奨しているのは『お金について知ること』です。日本でも学校でお金について教えた方がいいとの考え方であるだけで、お金の赤本が素晴らしいと言っているわけではないので注意したいです。

お金の赤本のしんのすけ氏

お金の赤本を紹介しているのはしんのすけさんで、LPには顔写真も出ています。特商法の記載をみたのですが、お金の専門学校のプログラム提供者である株式会社ビンボー病クリニックの運営責任者になっていて本名は榊原紳佑のようです。

この方著書も発売されているのですが、その割には情報が少ないです。著書発表時には株式会社ビンボー病クリニックの総院長という肩書だったようで、これで顔写真が白衣に聴診器姿である謎が解けました。

お金の赤本の運営会社に注意

特商法の記載を見てあれっと思ったのが、プログラム提供者が株式会社ビンボー病クリニックでありながら、販売会社は株式会社ネクストパートナーズになっていることでした。なぜ株式会社ビンボー症クリニックが販売までしないのか謎です。

というかLPを見る限りお金の赤本は無料で参加できる感じだったのですが、販売会社が出てくるなら最終的に何か買わされるのかも知れません。

そこでこの2つの会社について調べてみました。

まず株式会社ビンボー病クリニックは2015年に愛知県で設立された会社です。設立時は 株式会社店舗集客コンサルティングだったのですが、2018年に今の名前に社名変更しています。もう名前が変わって何年も経っているのにもかかわらず、まだ株式会社店舗集客コンサルティング時代のHPが残っていて、セミナー申し込みフォームも機能しています。

まだ本当にセミナーをしているのかどうかは謎ですが、会社としていい加減な印象はぬぐえません。しかも特商法に基づく記載では電話番号非公開なので、内容が不十分です。

次に販売会社の株式会社ネクストパートナーズですが、こちらは兵庫県の会社です。公式HPにはオンラインの教育事業を行っているとあるのですが、なぜか所在地は賃貸マンションです。別に賃貸を会社の所在地にするのは違法ではないですが、例えオンラインとはいえ教育事業を行うのに事務所がないのは腑に落ちません。

お金の専門学校は運営会社と販売会社共になんとなく信用度にかける気がしてなりません。

お金の赤本に登録するとこうなる

お金の赤本を手に入れるにはお金の専門学校のオープンキャンパスに参加する必要があります。このオープンキャンパスは無料動画のことなのですが、視聴するにはまずメールアドレスを登録しないといけません。

メールアドレス入力後『お金の赤本Ⅰ』を受け取るプレゼントフォームに飛ぶのですが、そこから最終的に公式LINEの登録をすることになります。

公式LINEから『お金の赤本Ⅰ』『お金の赤本Ⅱ』さらにオープンキャンパスの動画3本が手に入ります。

最初のメッセージで気になるのが『レバレッジ』との言葉が登場する点でしょうか。株式投資やFX投資に関連する単語なので、もしかしたらお金の専門学校って投資に関するものなのではと思ってしまいました。

動画を見ると詳しい内容がわかるのかなと思ったのですが、正直期待外れでした。各動画30分ほどの長さなのですが、抽象的な話ばかりで年収300万円でもお金持ちになる方法なんて全くわかりません。内容が全くないとは言いませんが、これくらいの話はネットでもゴロゴロ転がってそうです。

結局この無料オープンキャンパスに参加しただけではお金の増やし方や財テクについて何もわかりませんし、これだけでお金持ちになれる人なんていないでしょう。

お金の赤本の実態

お金の専門学校やお金の赤本などというたいそうなものを掲げて登録までさせてなぜこんなよくわからない動画を配布しているのか不思議に思いますよね。でもしんのすけさんの真の目的は、この動画の後に高額な商材を売りつけることにあります。

無料動画で少しづつ参加者を囲い込んで最終的に高いものを買わせようとする典型的なプロダクトローンチで、悪質な副業案件でよくある流れです。

しんのすけさんのツイッターやブログを見る限り、お金の専門学校から繋がる優良商材は株式投資に関するものでしょう。お金の増やし方が知りたいと思ってお金の赤本を申し込んだのに、結局投資に誘われたとなると話しが違う気がします。

投資もまあお金の増やし方の1つで、投資ならお金に稼いでもらうとの表現も腑に落ちますが、それなら最初から『お金の赤本で投資を学びましょう』と宣伝してくれた方がわかりやすいです。

正直に内容を伝えて宣伝しなかったのは、有料商材に自信がないからと考えるのが自然でしょう。

お金の赤本の口コミ

お金の赤本の口コミを探してみましたが、ほとんど話題になっていないようですね。ツイッター(X)ではチラホラ触れられていますが、これで稼いだなんて人は出てきません。

しんのすけさんは10万ダウンロード達成としていますが、それならもうちょっと話題になっててもいいと思うんですけどね。

ネット上ではお金の専門学校について、怪しいのではとの評価が出回っています。やはり有料商材購入に進むには不安が残ります。

まとめ

お金の専門学校やお金の赤本は低年収でもお金持ちになれるノウハウを教えてくれるとしていますが、無料動画は抽象的でほとんど意味がないものです。口コミも調べてみましたが実際に稼いでいる人なんていませんでした。

絶対稼げる投資手法なんてありませんし、どんなにいい手法でも勉強しないと身につきません。しんのすけさんの手法の中身まではわかりませんが、楽にお金を増やしたいと思っているなら関わらないのが賢明でしょう。特に資金に余裕がない状態で投資に手を出すのはリスクが高いです。

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