ルッピーNFTは怪しいの?(元PGA投資の高野勇樹氏や中村俊彦・愛子氏が絡んでる地点でオワコン)

情報商材批判
山中武
山中武

山中武(@tyblogty)です。

「ルッピー」という、投資・アフィリエイト・ネットワークビジネスの全てに当てはまる怪しい案件が入ってきました。

(MLMと言えば全国福利厚生共済会ワールドビックフォーなども怪しくリスクありと私は断言をします)

「世界最大のNFTマーケット」
「OpenseaでランキングTOP15獲得!」
とLPに記載があるように、NFTでキャッシュポイントを集める系のニュアンスも感じます。

最近投資系詐欺案件が急増しており、高齢者だけでなく若年層の方まで、
「この投資をやってみよう」
「アドバイザーが勧めてくれるからやってみよう」
と参加してしまうケースが見受けられます。

もちろん運営者がしっかりしている案件で、実績もしっかり出せているのであれば参加する価値はありますし、昨今の物価高に対処していくには本業以外に副収入を得ることは大変重要です。

(もしあなたが副業で稼ぐのであればTBCEBPは鉄板な感じですね)

しかしニュースにも取り上げられているように、投資系詐欺に遭い数億円の被害を受ける方が増えているのは事実です。

グループLINE等で情報共有しながら投資と呼ばれる案件を進めるケースがありますが、投資システムが全く機能しておらず、資金を不正に集めるだけの怪しい業者が数多く存在します。

(怪しい投資と言えば、私はプランスゴールドアービトラージ(PGA)投資に大枚を搾取されました。佐藤さんや鈴木さんは健在なのでしょうか)

XやInstagram上に、
「怪しい」
「参加しても稼げない」

このような口コミが散見されても、MLM(ネットワークビジネス)の手法を採用している場合などは被害が減らない傾向にあります。

さて、今回ご紹介するルッピーもこれまで見てきた怪しい投資案件と同じように、参加しても稼げない悪徳案件です。

一瞬だけ稼げているかのような画面表示になる場合もありますが、費用を払ってもその金額以上に稼げることはまずありません(私は断言をします)

ポンジスキーム的な要素も持ち合わせているため、関わるだけ時間の無駄でお金も失ってしまいます。

稼げない案件は多いのですが、稼げる案件は一定数存在します。真に稼げる案件にたどり着くためにも、ご参考にしていただければ幸いです。

死ぬ気で怪しいルッピーNFT

さて、ルッピーの詳細についてLP等から分かっている情報を見ていきましょう。

まずルッピー(LUPPY NFT)とは、パリ在住の有名アパレルブランドデザイナーと、様々な商品開発を手掛けている海外に拠点を置くクリエイターが共同でデザインした、発行数10000点限定のNFT作品コレクションを指します。

ルッピーとは幸運(Lucky)と幸福(Happy)の二語を組み合わせた造語で、「LUPPY」となりました。

宇宙から地球に幸運と幸福を運ぶ使者というテーマがコンセプトになっており、ルッピーを保有しているだけで仮想通貨の自動運用ができる他、サイトに広告を貼ることで広告収入を得られるというメリットがあります。

ルッピー購入で自動的に仮想通貨運用ができ、広告報酬を得られるなら試す価値はありそうな気がします。

LPにも
「簡単に始められて、誰もが報酬をもらえる仕組み」
「ドバイや日本で精力的に活動を行っている」
「世界最大のマーケットOpenseaでランキング15位を獲得」

このような記載がありますので、悪くなさそうな印象を受けます。

運用できる通貨は五種類あるとのことですが、ランクも五段階に分かれており、公式から購入しないと運用できないという注意点もあります。

ランク詳細について見ていきましょう。

ランク「COMMON」は販売数が6400。販売価格は日本円にして約20万円で還元率は70%です。

ランク「UNCOMMON」は販売数が2500、販売価格は約90万円です。還元率は70%と同じです。

ランク「RARE」は販売数が1000、販売価格は約180万円です。還元率は72.5%と少し上がっています。

ランク「SUPER RARE」は販売数が100、販売価格が540万円、還元率は75%です。

最高ランクの「ULTRA RARE」は販売数10。販売価格は1800万円とかなり高額です。還元率は80%となかなかの好待遇です。

高額プランになるほど報酬も率が良くなる傾向ですが、普通に購入するのは難しい金額ですよね。

(正直、私はCOMMONの20万円でも「何これ?」という次元だと思います)

さらに、NFTは仮想通貨で購入するのが一般的な流れですが、仮想通貨取引所を開設し、仮想通貨を購入する。

ルッピーであればイーサリアムになりますが、メタマスクというウォレットを作成するという若干煩雑な手続きが必要になります。

この手順がややこしくなることで、利用者が簡単に現金化するのを防いでいるような印象を受けてしまいます。

さてルッピーを実際に購入すると「CRYPTO TRUST」とウォレットをリンクさせ、LUPPY購入価格の80%程度の金額を仮想通貨で運用することになります。

例えば10ETHを購入した場合、80%相当である8ETHを運用することができるイメージです。

「CRYPTO TRUST」とは、分散型流動性供給サービスを指します。要するに保有している仮想通貨の枚数を自動運用して増やすサービスです。

LPでも「保有しているだけで自動的に資産が増えていく」と説明がありますが、その根拠はあいまいです。信用するには情報が少なすぎますね。

ルッピーに関しては仮想通貨だけでなく、メディアオーナーズクラブという高報酬のアフィリエイトプログラムが用意されています。

こちらで収入を確保するという口コミ情報もありますが果たして実際に稼げるかは微妙です。

胡散臭く怪しいアフィリエイト広告収入

少しだけご紹介したルッピーのメディアオーナーズクラブを詳しく見ていきましょう。

要するにルッピーの広告を貼って収益を得るアフィリエイトです。

自分専用サイトを自動で作成可能で、好きな広告を自由に貼っていいのだとか。

そして1サイトにつき毎月13000円の報酬を得られるとのこと。

報酬発生イメージとして、2カ月目が11000円、3カ月目が12000円、4カ月目が13000円受取れるとされています。

しかし注意しなければならないのが、ルッピーのサイト運営にあたって月額料が発生する点です。

毎月の報酬を受け取り続けるには、1サイトにつき月額10250円の費用を支払う必要があります。固定費で10250円かかるので、実質的な収益は2750円程度です。

稼げるように見えますが、実際受け取れる金額は微々たるものになりそうです(まじで矛盾しまくり)

しかしその2750円すら受け取れない可能性も考えられます。

メディアオーナーズクラブの配当金は最大13000円ということなので、13000円に満たない可能性も十分に考えられます(まじ胡散臭くて呆れる次元)

そもそも広告費用として支払われる金額は、これまでに会員になった方から集めた月額費用を充当するため、仕組み的にポンジスキームのような形が想像されます。

いわゆる投資家から高利回りを謳って集めたお金を実際に運用することはせず、あたかも収益が発生しているかのように見せかけ、一部を配当金として支払う仕組みですので、いずれ資金は底をつきます。

しかし運営側もそれを最初から分かっているので、資金が底をつく前に連絡が取れなくなり、参加者が投資した金額はすべて持ち逃げされてしまいます。

ルッピーには以上の傾向が見受けられるため、かなり怪しい案件です。

ただの怪しいネットワークビジネス(ポンジスキーム)である

ルッピーに参加し、広告収入を得られるようになったとしても、NFT自体の金額が高く運用体系がかなり複雑で分かりにくいため、参加するメリットを感じにくいですよね。

しかし参加者が増えている理由としては、ネットワークビジネスとなっているからです。

ルッピーには紹介報酬制度というものが存在します。

紹介報酬はNFTの保有率等によって条件が変わり、5%~最大15%まで変動します。紹介報酬目的で参加している方も多いようです。

しかし所詮はネットワークビジネスですから、参加して稼げるようになる可能性は低いです。

そもそもネットワークビジネスは立ち上げた人、そのピラミッドの中の頂点付近の人しか儲からない仕組みとなっています。

その他の下位層にいる人は、いくら頑張って紹介を獲得しても、稼げる報酬はごくわずか。

むしろネットワークビジネスでどんどん新たな人に会わなければならないので、費用がかさみます。

稼げると思って参加したところで、最終的には借金しか残らなかったという方が多いのがネットワークビジネスです。

ルッピーに関しても同じですから、かなり危険度の高い案件と考えた方が良さそうです。

高野勇樹、Eliza、中村俊彦・中村愛子の絡んでる地点でオワコン

ルッピーに関する口コミ・評判についてご紹介します。

「ルッピーNFTはドバイ在住メンバーがSNS上で投資を募っている案件です。ポンジスキームで有名なメンバーも在籍しているので要注意。結論、ルッピーNFTは詐欺です。儲かるのはトップにいる幹部だけで、過去に被害者を多数出してきた詐欺商材をNFTという話題性のあるものに名前を変えているだけ」

「個人から引き出しやすい金額や個人が訴訟しにくい金額で勧誘を行い、上手くいかなかった場合、「投資は自己責任」「私も損をした」という切り替えしをしてくる」

このような酷評は目立ちます。

どうやらルッピーNFTには以前から怪しい投資案件を紹介する他、ポンジスキームを行っている悪徳なメンバーが多数絡んでいるようです。

ルッピー運営メンバーに、
・中神あきら
・高野勇樹
・竹村悠也
・わたなべちさこ(Eliza)
・中村俊彦
・中村愛子
・高野晴香(ちっち)

この方々が在籍しています。

「中村俊彦」「中村愛子」に関しては特に危険な存在です。

過去にPGAという投資詐欺案件を広めてかなりの被害額が発生しています。

消費者センターへの通報も多く、お年寄りに限らず副業初心者の若者まで様々な年代から被害報告が上がっています。

X上には、
「Instagramにて「#ドバイ」で画像検索すると必ずオススメ項目に出てくる中村愛子はドバイ在住の中村俊彦の妻」
「ねずみ講で有名で懲りずにルッピーNFTの勧誘をしている」

このような口コミが見られます。

他にも高野勇樹というMatoMaで集団訴訟準備を進められている危険人物も混じっています。

YouTubeチャネルにも、
「ルッピーNFTのファウンダー兼CEOが竹村悠也。COOにelizaという活動名の奥さんが就任している。営業チームが15カ月間の業務停止を受けたリゾネットやGATE of 0.2を運営していた高野勇樹」

このような説明が載っています。

「過去の詐欺事件であるPGAとマイニングエクスプレスに中村俊彦が関与している。」というタレコミもありました。

過去に様々な怪しい案件に関わってきた人物が集まっているので、ルッピーNFTの危険度もかなり高いことが伺えますね。

さてルッピーNFT公式サイトにおいては運営元会社に関する情報は一切開示されていません。

その時点で信用を無くしてしまいますが、調査を進めたところルッピーNFTホルダー限定の申込ページ「Media to Earn」で「株式会社KREED」が運営していることが判明しました。

株式会社KREED自体のホームページは作成されており、幽霊会社という訳ではなさそうですが、住所を見ると「We Work なんばスカイオ」とレンタルオフィスになっています。

ルッピーがオープンになる前から、株式会社KREEDにおいてGOALと呼ばれる広告を貼るだけで報酬を獲得できるアフィリエイトを発表しているようです。

中身もほとんど一緒で流用していることが丸分かりですね。

また、ルッピーは定期的にセミナーを開催しており、
「広告収入を得られます」
「月に○○円稼げるようになりますよ」

このような感じの甘い言葉で誘惑しているようですが、参加者に対して契約書面、概要書面の交付を行っていないようで、違法な運営をしていることが分かります。

ネットワークビジネスですから、参加される際には必ず法的書面を交付し、適切な説明を行わなければならないと定められています。このような基本も守っていない時点で、いくらメリットを説明されても参加は避けるべきでしょう。

まとめ

パリ在住の有名アパレルブランドデザイナーと、様々な商品開発を手掛けている海外に拠点を置くクリエイターが共同でデザインした、発行数10000点限定のNFT作品コレクションということで、ルッピーNFTをご紹介しました。

LP上では
「ルッピー購入で自動的に仮想通貨運用ができ、広告報酬を得られる」
「簡単に始められて、誰もが報酬をもらえる仕組み」
「ドバイや日本で精力的に活動を行っている」
「世界最大のマーケットOpenseaでランキング15位を獲得」

こんな感じで、かなり今話題のNFTを絡めながらメリットを説明してくる印象を受けます。

しかし実際には稼げるどころか、支払った費用すら回収できないポンジスキーム詐欺の要素が強い案件と判明しました。

特に広告収入を得られるとされている、ルッピーのメディアオーナーズクラブが劣悪です。

要するにルッピーの広告を貼って収益を得るアフィリエイトで、自分専用サイトを自動で作成可能で、好きな広告を自由に貼っていいと説明されますが、維持費だけかかり収入を得るのは難しい状況です。

そして1サイトにつき毎月13000円の報酬を得られるとのことでしたが、報酬発生イメージとして、2カ月目が11000円、3カ月目が12000円、4カ月目が13000円受取れるとされています。

しかしルッピーのサイト運営にあたって月額料が発生するので、結局のところ収入を得るのは不可能です。

調査結果をまとめると、ルッピーNFTはドバイ在住メンバーがSNS上で投資を募っている投資詐欺案件です。

これまで様々な他案件においてポンジスキームで有名なメンバーも在籍しているので要注意です。

紹介報酬制度という、いわゆるネットワークビジネスであるため、参加者が稼げる可能性は万に一つもありません。

儲かるのはトップに君臨している幹部だけで、「過去に被害者を多数出してきた詐欺商材をNFTという話題性のあるものに名前を変えているだけ」であるとか、「個人から引き出しやすい金額や個人が訴訟しにくい金額で勧誘を行い、上手くいかなかった場合「投資は自己責任」「私も損をした」という切り替えしをしてくる」といった酷評が目立ちます。

参加するメリットは一つも見当たりません。副業を始めたい、収入を増やしたいと考えている方は、他に実効性のある様々な方法を選択することをおすすめします。

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