MIZUHOさんのLINE錬金アラートはLINE×メルカリで稼ぐ(運営元はBANKER6の下田隆さんと同じ)

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山中武
山中武

山中武(@tyblogty)です。

数ある副業の中で物販に興味を持っていても、仕入れの方法や販売先の選び方等難しそうで始められないでいる方も多いでしょう。

今回紹介する副業案件はLINE錬金アラートで参加するとコピペだけでメルカリで稼げるようになるとされています。

(無在庫転売であれば計算ビジネス)

ただ普通に考えて物販をコピペだけでできるとは思えないので、何か裏がある可能性がありますよね。

それではLINE錬金アラートの実態や注意点などを探っていきましょう。

LINE錬金アラートとは

LINE錬金アラートのLPには一体どんなことが書かれているのでしょうか。

・LINEの内容(錬金アラートが送られてくる)をメルカリにコピペするだけ
・月30万円から50万円を誰もが稼げる
・隙間時間にスマホ操作でできる
・数量限定100台のみ
・資金1万円程度から始められ即金性や再現性が高い

LPは複数あり『メルカリにコピペ』と書かれているものと、メルカリの名前を伏せてあるものとがありますが、どちらから登録しても行き着く先は同じです。

物販だろうとわかって気になるのが、LINE錬金アラートのLPに並ぶ『完全ノーリスク』や『後だしじゃんけん』といった言葉です。

これは多くのフリマアプリやネットショップで禁じられている無在庫販売なのではないかと思われるので警戒してしまいます。

また物販で資金1万円から初めて月30万以上稼ぐのは相当難しいです。

倍の値段以上で売れる商品があったとしても相当数の取引が必要でしょう。

そもそも30万円が売上高なのか利益なのかといった一番大事なこともはっきり書かれていないので、どうしてもいい加減な印象を受けてしまいますよね。

LINE錬金アラートに登録するとこうなる

LINEをメルカリにコピペするだけで、どうやったら稼げるのか不思議に思った方がほとんどでしょう。

ただLINE錬金アラートについて詳しく知るには、LINEの友達登録をする必要があります。

そしてLINE登録するとLINE錬金アラートについて説明するとして、仕掛け人のMIZUHOさん自身が登場する動画が送られてきます。

この動画は複数あり、最初の動画を見ただけではほとんど何もわかりません。

定期的に送られてくる動画を順に見ていく必要があります。

動画の内容からわかることはこちらです。
・かかる時間は1日5分
・週に数回LINEにアラートが届く
・お手頃な値段のブランド品を仕入れて販売
・無在庫販売
・梱包や検品がいらない

やはり無在庫販売でしたね。

無在庫販売は文字通り在庫を持たずに先に商品を出品し、売れてから商品を仕入れる転売スタイルです。

ただ商品が手に入らなかったり時間がかかったりして、購入者に不利益が生じる可能性があるため、メルカリを始め、多くのフリマサイトやECサイトで禁止されています。

メルカリ側に無在庫販売を行っていると判断されると、利用制限などのペナルティが課されることになります。

これから副業を始めようとしている人に、わざわざアカバンされる可能性のある手法を紹介する姿勢には疑問を感じずにいられないです。

LINE錬金アラートの実態

LINE錬金アラートの動画を見ていくと、最終的に有料商品を紹介されることになります。

こういった副業案件に非常によくある流れですね。

紹介されるのはLINE錬金クラブで、加入には20万円前後の費用がかかります。

ここまでLINE錬金アラートについて散々宣伝して動画まで散々見せた後に初めて有料クラブに入らないと利用できないことが、明かされるのでうんざりですね。

クラブに入るとマニュアルが手に入ったり、サポートを受けたりすることができるとされていますが、本当に値段に見合った内容と効果なのかは未知数です。

一応クラブに入ったにもかかわらず、稼げなかった場合は返金に応じると書かれているんです。

ただ返金の条件を詳しく見ると、返金してもらえるのは『提供されるノウハウを真摯に半年実践しても稼げなかった』場合のみとされています。

始めてすぐ合わないと感じたとしても、すぐに返金してもらえるわけではないようですね。

しかも真摯に取り組んだかどうかを判断するのは、LINE錬金アラートの運営なので、なんだかんだ理由を付けて返金を拒否される可能性が高いでしょう。

また仮に本当に稼げるようになっても無在庫販売である以上、いつアカウントを制限されるかわかりません。

クラブの入会金分を稼ぐ前や物販が軌道に乗ったと思った矢先にアカウントをバンされる可能性がある危険な手法に、わざわざ20万円近くも支払う価値があるのか疑問に思ってしまいます。

LINE錬金アラートの運営会社は要注意

LINE錬金アラートが要注意なのは、そのビジネスモデルだけではありません。

運営会社についてあまりよくない噂が広まっています。

LINE錬金アラートの特商法に基づく記載を見ると、内容自体はしっかりしています。

ただ運営会社は株式会社BANKER6に、責任者は下田隆さんになっています。

まず株式会社BANKER6の会社情報を見てみたのですが、2021年に株式会社Seven studに会社名を変更しているようでした。

なぜわざわざ旧名をのせているのかよくわかりません。

また株式会社BANKER6の下田隆さんは過去にいくつも物販系の商材や副業を発表していることもわかりました。

ただどの商材もことごとく評判が悪く注意喚起がされています。

過去案件の中で気になったのが現金バズーカなる案件で、Sunnyさんが開発したとされているのですが、LINE錬金アラートと全く内容が同じです。

同じ会社から同じ内容の副業案件が名前と仕掛け人変えてリリースされているのは明らかに不自然ですよね。

残念ながら過去に評判が悪い副業を運営していた会社が、例え名前を変えたとしても、稼げるまともな副業を発表するようになることは殆どありません。

運営の評判が悪い副業はそれだけで避けた方がいい理由になります。

LINE錬金アラートの特商法に基づく記載を見ていくと、気になる点がいくつか見つかりました。

まずLINE錬金アラートに登録すると株式会社BANKER6のメールマガジン受信に同意したとみなされるとされている点です。

ただ特商法に基づく記載の個人情報の欄に、こんな風に書かれているだけでは、メールアドレスの受信の承諾としては不十分です。

ほとんどの登録者は勝手にメルマガが配信されたと不快に感じることでしょう。

またLPには堂々と誰でも稼げると書いてあったにもかかわらず、特商法に基づく記載には『個人差がある』とされています。

LPの内容は誇大広告になっているのと同じようなものですね。

まとめ

LINEをコピペしてメルカリに貼り付けるだけで、稼げるとされるLINE錬金アラートですが、参加するには高額な費用が必要な上に、その手法は禁止されている無在庫販売であることがわかりました。

堂々と運用できない手法に大金を払うのは馬鹿らしいと感じる人が多いでしょう。

またLINE錬金アラートの運営会社と責任者は、過去に評判が悪い副業をいくつも発表しています。

会社名が変わっているはずなのに、なぜか古い名前のままだったりなど怪しい点がいくつもあるので、余りか変わらない方がいいのではないでしょうか。

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