APJ Media合同会社は怪しいの?(オックスフォードクラブも怪しい?)

情報商材批判
山中武
山中武

山中武(@tyblogty)です。

apj media(APJメディア)合同会社が手がける案件情報が入ってきたので解説します。

本件は株式投資において、1年以内に10倍の利益を狙えるチャンスが眠っている企業を探しだすためのノウハウとのこと。

これは投資家が資産をより一層増やしていくために利用することができる方法です。

apj media合同会社は、こちらの投資法を5,000人の最初の申し込み者に無料で提供していますが、現時点では1,365人しか受け付けていないとのこと。

何故無料で公開するのかについては、広告効果を狙いたいという部分と、口コミを広めてキャッシュポイントに繋げたいという目的があるのでしょう。

とは言え本当に稼げるポテンシャルがあるのかどうかが一番大事ですよね。

なぜなら、せっかく副業の労力を捻出して取り組んでも、稼げないだけでなく多額の借金を背負ってしまう等のリスクがあるなら本末転倒ですよね。

XやInstagramで出回っている情報など、情報商材は多数存在しますが、稼げるものと稼げない案件に開きがあることは明らかです。

稼げない案件に労力をかけ続けることほど無駄なことはありません。

LPや公式サイトにおける説明が具体的かどうか、過去の実績や運営会社がしっかりしているかが焦点となります。

逆に、本当に稼げる案件なのに途中で諦めてしまう参加者がいるのも残念ながら事実です。

特にアフィリエイト関係など、情報商材に書かれていることをきっちり守って作業を継続することで稼げるケースは結構多いのですが、サボったり自己流を取り入れたりして効果が薄まることもあります。

まずはapj media合同会社の案件について、問題がないのか、有効な情報なのかについて重点的に調査していきます。

特に副業初心者の方は登録する前に一度本記事を参考にしていただけると幸いです。

apj media(APJメディア)合同会社は怪しいのか

apj media合同会社は一年以内に株価が10倍になる企業を特定する手法を公開しているということで、かなり攻めた内容ですね。

そんなことが本当に可能なのでしょうか?可能だとしたらとんでもない事ですよね。

その企業の株価というものは、企業の売上や収益に限らず、期待値みたいなものも大いに含まれています。

新商品・サービスが世の中に発出される、社会貢献をしている等のプラスの情報が出てきた際には株価は上がりますし、その企業内の不祥事やマイナスのニュースが出てしまったら株価は簡単に下がります。

つまり、企業の株価動向について予測するのは簡単じゃありません。例えばコロナ禍の際、小型荷物の自宅やオフィスに向けた配送が増えるだろうな、と予測できましたよね。その上でダンボール関係企業の株を買うのはとても有効です。

しかしそういったヒントを一般層が掴めるチャンスはそうそうありません。もちろん一般層の中にapj media合同会社自身も含まれています。株価がほぼ確実に上がるだろう、そういう情報は各企業の内部担当者レベルとなります。

apj media合同会社がもし仮に各企業の情報が入ってくる存在だった場合、その情報を利用して儲けようとするのは違法です。インサイダー取引という法律違反になってしまいます。

そのため、今回LPで言われている広告内容は非常に怪しいと言わざるを得ません。

Xファクター投資法の怪しい特徴

apj media合同会社によるとXファクター投資法を学べる本が無料公開されているわけですが、株価が急上昇する企業を選定する方法や、将来数年で消えてしまう19の有名な銘柄、そして1年以内に大きな利益を狙える3つのXファクター銘柄について学ぶことができます。

そもそもXファクター銘柄とは何なの?と思うのですが、一年以内に特に大きな利益を狙えそうな企業の株を指しているようです。投資家や投資初心者は、情報収集する目的があるのであれば参加する価値があるかもしれません。

ただし、これらの推測情報はあくまで将来の話であり絶対という訳にはいきません。特に株価なんてものは近々良いニュースが出る予定がある企業だとしても、仮に不祥事が発表されれば一気に株価にダメージが出ます。

企業の周りにはライバル企業も多いわけで、揚げ足を取りたい連中なんてのはいくらでもいる訳です。

そのためWEB上においてはapj media合同会社について賛否両論があります。Xファクター投資法を学べる本では、大きな投資リターンを狙える可能性はもちろん0ではないのですが、可能性はそんなに高くはないのが現実です。

企業分析などの手法をコツコツ真面目にやる方法などを教えてくれる本であれば良いのですが、そんなことはなく大分薄っぺらい内容でした。なぜ無料で提供されているのかは不明です。

Xファクターへ登録すると

LP情報によるとXファクター投資法の情報を提供する「Xファクター・レポート」というものが存在し、初心者でもかなりの利益を生むことが可能な情報を提供できるとされています。

説明動画があるのですが、そこを確認しても無料で資産を約84倍や約115倍にする根拠や具体的な過去実績等は明らかにされませんでした。

仮にAI(chat GPT)などを活用することでウォールストリートで注目されていない企業情報や成長見込みが期待できたとしても、賢い投資家はその情報だけを頼りに投資をすることはありません。

Xファクター投資法に関わるイアン・キング氏がどのように推測しようとも、根拠や信憑性を証明するデータは存在しないため、その情報はあくまで参考程度に留める必要があるという訳です。

そのため「Xファクター・レポート」に掲載されている情報の正確さは不明です。根拠がありませんので。この状況を総合的に考えると、apj media合同会社のXファクターのXファクター・レポートを購入したり、関連するコンテンツを使用するメリットはないとしか言えません。

もう少し詳しく内容を見ていきましょう。月刊Xファクター・レポートを購入すると、約2万円で4つの情報を受け取ることができます。

最初から目に見える形で分析結果や予測データを得られると聞くと魅力的に感じるかもしれませんが、それは株の買いや売りのタイミングが企業の経営方向に対して正確であったり、レスポンスが早かったり、運用資金を増やす見込みのある情報が得られるという約束がある場合に限ります。

月刊Xファクター・レポートには、4つの情報としてそのような一般的な内容も書かれていますが、あくまでも一般的な内容に留まります。

4万円支払ってXファクター・レポートを購入しても、具体的にどの企業株をいつのタイミングで購入、売却するかなどの指南は入ってません。あくまでも自己判断ですから、購入するメリットはないと言えます。

一般的な情報であれば、自分でネットから調べることができるし、その方がタイムラグが少ないと言えます。

Xファクターに関する口コミ・評判

WEB上でapj media合同会社のXファクターに関してさまざまな情報を調べてみましたが、実際にXファクターを利用しているだとか、お陰様で毎月収益を上げているといった口コミや質問は見つかりませんでした。

XやInstagramを見ても同様です。全く口コミがない場合、Xファクターが投資ツールとして実力が乏しいというのは自明ですが、これから急にいい口コミだけが増えていく可能性があります。

その場合、apj media合同会社の関係者がこぞって良い口コミだけ投稿しているサクラの可能性大です。情報収集には十分注意しましょう。

まとめ

apj media合同会社が手がけるXファクターについて解説しました。

本件は株式投資において、1年以内に10倍の利益を狙えるチャンスが眠っている企業を探しだすためのノウハウが詰まっているとのことでしたが、結局一般的な情報しかもらえないレベルの案件でした。

投資家が資産をより一層増やしていくために利用することができる方法ということで、apj media合同会社としては5,000人の最初の申し込み者に無料で提供したそうですが、現時点では1,365人しか受け付けていないとのこと。

限定感を出すつもりかも知れませんが、あまり有益なツールではないことが明らかです。

月刊Xファクター・レポートを約2万円で購入すると、4つの情報を受け取ることができるとされていました。

最初から目に見える形で分析結果や予測データを得られると聞くと魅力的に感じるかもしれませんが、それは株の買いや売りのタイミングが企業の経営方向に対して正確であったり、レスポンスが早かったり、運用資金を増やす見込みのある情報が得られる場合に限ります。

あくまでも一般的な情報しかもらえないので、そんな芸当はまず難しいというのが結論です。もっと確実に稼げる案件は他にありますので、貴重なお金や時間を本件に費やすことのないよう、十分ご注意くださいね。

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