【副業】森永純一さんのREVERSE（リバーズ）トレードの評判は？

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2023.11.06

山中武

山中武（@tyblogty）です。

投資システム関連のYouTube広告は珍しくありませんが、稼げない悪質な副業も混じっているので注意です。REVERSEもそんな広告の1つでどうやらトレードのためのシステムのようですが、投資にもかかわらずまるで誰でも稼げるような宣伝になっていたりと不審点が目立ちます。

そこでREVERSEについて詳しく検証してみたのですが、予想通り高額かつ怪しい投資案件であることがわかりました。ここではREVERSEのトレードについて、一体何が問題なのかなどを詳しく説明していきます。YouTubeの広告が気になっている方はぜひチェックしておいてください。

REVERSEのトレードについて

REVERSEは一体どんな内容なのでしょうか。LPや特設ページの内容をまとめました。

・稼ぎたいの気持ちに答える
・誰でもできる
・月収30万円を目指せる
・無料モニター募集中

最初のところでREVERSEはトレードのためのシステムに関する副業といいましたが、LPではまったくそれに触れられていません。ただ利用者の実績とされる画像から、投資系、しかもFXトレードに関する案件だろうと予想できるくらいです。

不景気の時代にみんなの稼ぎたいに答えるのが使命などと言っておきながら、ビジネスモデルについて全く触れられていないんですよね。月収30万円についても『過去の実績で将来の稼ぎを保証したり示唆したりするものでない』との注意書きがあります。でかでかと具体的な金額を表示しておいて、稼げる保証はともかく示唆すらしてないなんておかしな言い訳ですよね。

とにかくLPを見ただけでは一体REVERSEがどんな内容なのか意味が分かりませんでした。

REVERSEのトレードに登録するとこうなる

REVERSEの無料モニターに参加するには、e-mailアドレスを入力後にLINE登録をする必要があります。

LINE登録後の流れはこうなります。

・電話での無料カウンセリングの予約
・無料カウンセリング
・仕掛け人の森永純一さんが登場する解説動画の視聴
・さらに複数のLINEアカウントへの登録

無料カウンセリングや動画視聴でやっとREVERSEはトレードに関するシステムがからんだ案件だとわかるのですが、このシステムのロジックや詳細は明かされません。FXトレードっぽい画像はすでに出てきているのに、FXだとすら公表しないんですよね。LINEから動画視聴の流れはよくあるのですが、わざわざ先に登録者に対して内容のない電話でのカウンセリングをはさんでくるのは珍しいです。

こうして何日間にもわたりREVERSEは稼げるんだとしつこく宣伝された後、やっと無料モニターへの申し込みにたどり着きます。

無料モニターへの申し込みでは名前や電話番号といった個人情報の入力を求められます。

REVERSEのトレードの実態

REVERSEのトレードでは申し込みをした人に実際にデモ版のシステムが提供されます。そしてそのシステム上は順調に利益が出ているように見えるようです。ただその利益を引き出そうとすると、運営から高額な費用を支払わないと出金できないと言われます。

ここで問題なのがシステム上で利益が出ているように見えても、実際にトレードが行われている証拠がないことです。ただのデモ口座の可能性も否定できないですからね。

普通のFX業者で出金するためにかかる費用があるとすれば手数料くらいでしょう。出金したいなら高額プランに申し込めなんて酷い言い分で、こんなこと平気で言ってくる業者の場合高額な費用を払ったからといってすんなり出金させてくれるかどうかも確かではありません。

いくら利益が出ているように見えてもREVERSEのトレードシステムに大金を払うのは危険だろうと思います。

REVERSEのトレードを宣伝する森永純一氏とは

REVERSEのトレードシステムを宣伝しているのはREVERSE運営事業部のチーフマネージャーとされる森永純一さんです。普通こういった場合の肩書は部署より前に会社名がくると思うのですが、会社名は明かされていません。

LINEに届く動画で雑誌で紹介されたような情報が出ていたので、ネット上で情報を探してみましたがREVERSE関連でしか名前が出てきませんでした。SNSのアカウントもありません。正直動画に登場するのは役者さんである可能性もあり、森永純一なる人物が実在するのかどうかすら怪しい感じがします。

また森永純一さんや次で紹介するREVERSEの運営会社について調べているとREVERSE投資トレードサロンのページにたどり着きました。REVERSEはトレードのためのシステムを売る案件でサロンなんて話は出てこなかったはずなのですが、一体なぜこんなページがあるんでしょうか。

このサロンの運営会社の設立はREVERSEの運営会社の設立より前で、連絡先が携帯番号とフリーメールとかなりお粗末です。REVERSEとの関連があるのかなとは思いますが、正直怪しさしか感じません。

REVERSEのトレードの運営会社

特商法に基づく記載によるとREVERSEのトレードを販売しているのは合同会社ライフデザインなる会社です。設立されたのが2021年9月なので、このREVERSEのために設立された会社の可能性があります。

気になるのが住所が設立当時はワンルームアパートで、その後特商法に基づく記載にもあるバーチャルオフィスに移転している点です。『誰でも月に30万円稼げる』と宣伝しているシステムを販売しているにもかかわらず、設立後1度もまともなオフィスを構えていないのは謎ですね。

また電話番号が携帯番号の番号なのは普通の会社ではありえないでしょう。無料電話サポートを全て森永純一さんが一手に引き受けているはずもないのに、会社の電話番号でなく個人の番号だけを公開するなんて不自然ですよね。

住所がバーチャルオフィスで会社の電話番号も不明となると、万が一この番号が通じなくなった場合追いようがありません。こういった副業案件ではトラブルが起きてから業者と連絡がつかなくなることも少なくないので、REVERSEのように信頼度にかける会社情報だと不安になってしまいますね。

REVERSEのトレードの特商法に基づく記載の問題点

REVERSEのトレードシステムの特商法に基づく記載を見ると、運営会社の情報以外にも気になる点がいくつかありました。問題点をまとめるとこうなります。

・システム本体5万円から50万円
・返金や返品は原則応じてもらえない
・プライバシーポリシーに気になる記載が

まずシステムの本体の価格が5万円から50万円になっている点です。これで有料案件だと確定したわけですが、プランによってかなり金額に差があるようです。トレードシステムの違いなのかコンサルなどの違いなのか知りませんが、金額によってどんな違いがあるのか説明してくれていないのは不親切ですね。

またこれほど高額なプランであるにもかかわらず、返金や返品には原則応じてもらえません。トレードで全く稼げなくても一度支払ってしまったお金は戻ってこないことになるので気を付けてください。

またREVERSEはLPや特商法に基づく記載で『個人情報は第三者に提供しない』と書いています。でもプライバシーポリシーを見てみると気になる記載がありました。それは情報提供する場合として3つの例外が設けられている点です。このことから色々理由を付けてREVERSEに登録した人の情報が他の副業関連の会社に流れる可能性が否定できません。

もし個人情報が漏洩した場合怪しい副業の広告がメールアドレスに流れてきたり、LINEに副業広告が届くようになったりすることもあり、迷惑極まりません。できるだけREVERSEには自分の情報を教えないようにした方がいいでしょう。

REVERSEのトレードの口コミ評判

REVERSEは一時期かなりYouTubeで広告が流れていましたし、こういった副業案件にしては長い期間サイトが設けられています。そのため結構口コミがあるかなと思ったのですが、SNSでは全く話題になっていませんでした。そんなに稼げるシステムなら利用者から喜びの声が上がっていてもおかしくないんですけどね。

知恵袋には質問が上がっていたのですが、『やめておいた方がいい』との解答ばかりがついています。

ネット上の評判をみると、危険な副業と注意喚起しているサイトが沢山あります。

REVERSEに悪評が広がったからか、合同会社ライフデザインが新たにRUSHなる案件をリリースしたようです。REVERSEの焼きまわしの可能性が高いので、こちらにも注意しておいてください。

REVERSEのトレードのステマサイト

REVERSEには酷評しているサイトに交じって好意的に紹介しているサイトもあります。ただこういったサイトではREVERSEの無料デモ版で出た利益を引き出す際に高額な資金を求められることについて触れられていません。この一番大きなデメリットを明らかにせず初心者でも稼げるなどと宣伝しているので、まず間違いなくステマサイトです。恐らくREVERSE発表後に悪評が出回ることを見越して、運営があらかじめ用意しておいたんでしょう。

ステマサイトでは『少額からでも始められる』とあるのですが、最低入金額ってトレードシステムで決めれるものではなく利用するFX業者によると思うんですけどね。

またステマサイトではREVERSEのシステムのトレードロジックの1つにナンピン・マーチンゲールがあるとされています。これは勝てば負けを帳消しにできるメリットがある一方、大きな損失を出すリスクも高いロジックです。これで低リスクなシステムといわれても違和感が出てきてしまいますね。