山中武(@tyblogty)です。
副業という言葉が日常会話でよく耳にするようになりましたが、その中で「ビジネスパートナー」というサービスが話題になっています。
しかし、このサービスには疑問点と懸念が多く存在します。具体的な手順や利益発生のプロセスが不明確で、さらには運営会社自体が過去に悪質な案件を手がけていたという報告もあります。
この記事では、ビジネスパートナーの背後に隠れた詐欺疑惑、その運営手法、関連する過去の案件について詳しく調査します。この記事が、そんなあなたの副業選びに少しでも役立てれば幸いです。
ビジネスパートナーとは何か?
ビジネスパートナーという名前で知られているこの副業サービスについて、概要を解説します。以下で説明するビジネスパートナーの本質を理解し、より安全な副業選びをしていただけることを目指します。
ビジネスパートナーの概要
ビジネスパートナーはスマホさえあれば参加できるという、非常にアクセスしやすい副業サービスを謳っています。
しかし、その宣伝文句に隠された詐欺的要素が多数存在しているのも事実です。特に「利益が簡単に得られる」という極端に誇張された表現には注意が必要です。
1日10分のスマホ副業とは?
「1日わずか10分の作業で利益を上げられる」というフレーズでよく紹介されていますが、その実態は非常に曖昧です。具体的な作業内容、またはその手順については明らかにされていないのが現状です。
それだけでなく、成果が出るまでの期間や、実際の作業時間についても情報が提供されていないため、信頼性には大きな疑問があります。
ビギナー応援キャンペーンの8万円分プレゼントの真相
新規で参加する人には「8万円分の特典」が提供されるという魅力的なキャンペーンが行われています。ただし、これに関する詳細条件や、どのように8万円分の価値が提供されるのかという点は一切公開されていないのが現状です。
加えて、この特典がいつまで有効なのか、それを受け取るために必要な手続きや条件についても、一切の情報が不明です。
ビジネスパートナーの利用手順と疑問点
ビジネスパートナーにおける利益を獲得するまでの手順と、それにまつわる疑問点について解説します。サービスが提供する情報はあいまいな点が多く、その裏側に何があるのかを探ります。
スマホアプリへのアクセスとは?
ビジネスパートナーの利用開始には、スマホアプリへのアクセスが必須です。しかし、このアプリ自体についての詳細な情報が不足しています。
例えば、セキュリティ対策は十分か、アプリの評価やレビューはどうなっているのかといった基本的な情報が不明なままです。これにより、安全性に関する疑問が浮上しています。
「3ステップ」の内容と疑念
ビジネスパートナーは「利益獲得は3ステップ」と強調していますが、その具体的な内容については一切公表されていません。これが意味するのは、利用者に対して透明性が確保されていないという問題です。
事前に手順を明示していないことで、利用者が何をすべきか混乱する可能性があります。
利益発生までの不明瞭なプロセス
「利益が発生する」という約束はあるものの、その具体的なプロセスが不明瞭です。
例えば、どの程度の時間や労力を要するのか、または利益が発生する確率はどれくらいかなど、明示されていない点が多いです。その結果、このサービスに参加するリスクがどれだけあるのかを評価することが難しく、疑念が高まっています。
ビジネスパートナーと連携するLINEアカウント
ビジネスパートナーと連携しているLINEアカウントにも注目すべき疑問点がいくつかあります。それらの疑問点を以下で解説し、この連携がどのような意味を持つのかを探求します。
Sato@ビジネスアドバイザーからの挨拶文
ビジネスパートナーに登録すると、Sato@ビジネスアドバイザーというアカウントから挨拶文が送られてきます。
このアカウントから送られてくる挨拶文自体は一般的ですが、その後すぐに別のLINEアカウントが紹介される点が特筆すべきです。この流れは一般的なビジネスとは異なり、その目的が不明確で疑念を呼び起こします。
Sato@副業案内人との関係
次に紹介されるLINEアカウントが「Sato@副業案内人」です。このアカウントが何を目的としているのか、または具体的にどのような活動をしているのかは明示されていません。
このあいまいな状況は、利用者に対して何を求め、何を提供するのかについて不安を生む要因となっています。
LINEによる一方的な適正審査
さらに気になるのは、適正審査についてです。送信ボタンを押した数分後に「診断結果A」という画像が送られてきますが、その背後にある基準や評価軸は一切説明されていません。
このような一方的な審査結果は、利用者にとって何を意味するのかが不明であり、その信憑性にも疑問が投げかけられます。
ビジネスパートナーの詐欺疑惑と過去の案件
ビジネスパートナーには様々な詐欺疑惑とその背後にある過去の不正な案件が存在するようです。これらの事実について詳しく解説し、なぜ注意が必要なのかを明らかにします。
バックエンド商材と詐欺行為の関連性
ビジネスパートナーの主なビジネスモデルはバックエンド商材の販売です。
しかし、この手法が詐欺に関連している可能性が高いことが指摘されています。特に、商品の真の価値や内容を曖昧にし、消費者を誤解に導くような手口が見られることが多いです。
2021年のファンドプラス(FIND PLUS+)との関連
2021年に発覚した「ファンドプラス(FIND PLUS+)」という詐欺案件とビジネスパートナーとの関連性が疑われています。
この疑惑は一見無関係に見えるかもしれませんが、特定の手口や運営スタイル、利用されているプラットフォームなどが類似している点が見受けられます。
運営会社「Blue Triangle Limited」の過去の悪質案件
さらに、ビジネスパートナーの運営会社である「Blue Triangle Limited」自体も、過去に数件の詐欺に近い案件を手がけていることが報告されています。
これにより、同社が提供するサービスや商品に対する信頼性が一層低くなっています。
まとめ
ビジネスパートナーという副業サービスには疑問点が多く、詐欺的な要素も潜んでいる可能性が高いです。具体的な手順や利益発生のプロセスが不明瞭で、さらに過去の詐欺案件や運営会社の信用問題も明らかにされています。
特に、2021年に発生した「ファンドプラス」の詐欺案件との類似性、運営会社「Blue Triangle Limited」の過去の悪質行為は大きな警告信号と言えます。
このような情報を踏まえ、ビジネスパートナーに参加する前には十分なリサーチと慎重な判断が必要です。不明瞭な点や疑問点がある場合は、無理に参加せず、信頼性の高い情報源で確認しましょう。