職場の人間関係に疲れた人!仕事を辞める前の対策は?

退職や転職を考える理由のアンケートでは「職場での人間関係」という回答がトップ争いをするほどの割合を占めることはご存知でしょうか。

職種によって程度の差はあれど、職場の人たちとは何かしらコミュニケーションが発生している場合がほとんどではないかと思います。そして他人同士がたくさん集まっていれば、人間関係のトラブルが起こるのも必然です。

人間関係によるストレスは直接仕事に関係がなかったとしても、相当な精神的負担となります。こんな状況で仕事を続けるのは難しいと思いつつも、仕事そのものは気に入っているなどの理由で転職を迷っている人もいるでしょう。

人間関係の悩みさえ無くなれば今の仕事を続けたい、少しでもそう思うのであれば、今回ご紹介する対策にまずチャレンジしてみてください!

色々と試してみてそれでも改善されないのなら、その時は見切りを付けて転職を考えれば良いのです。仕事の環境が悪いというのは立派な転職理由になります。

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出世欲、ライバル心は程々にする

雰囲気が常にギスギスしている、互いに足を引っ張ってばかりいる、そんな職場は疲れてしまいますよね。

仕事をするにあたって「出世」を最大の目標としている場合、職場の人間はすべて上の椅子を狙って争う「ライバル」であると認識してしまいがちです。

もちろん出世欲がモチベーションとなる場合もあるのですが、度が過ぎて互いに敵対視ばかりしていると雰囲気はどんどん悪くなります。そんな職場で居心地が良いわけありません。

そういった環境に嫌気が差しているのなら、まず周りをライバル視するのを止めてみましょう。

例え個人成績が重要な職種であっても、同じ会社にいる人たちはライバルである以前に会社を共に支える仲間です。周りを蹴落とす考え方ではなく、声をかけ不足している部分をフォローするようにしてみるのです。

協力し合うことができれば仕事の成功率は上がります。実績があれば、あなたの考え方や行動に賛同する人が増えて職場の雰囲気も変わるかもしれません。

中には会社が方針として競争を煽っている場合もありますが、あなた自身が協力し合える働き方のほうが向いていると実感することができたのなら、その時は心置きなくチームプレイ重視の仕事へ転職する気になるでしょう。

邪魔な自尊心は疲れる

なかなか思うように職場で評価されない、いつまで経っても下に見られているのが納得いかない、自尊心の強いタイプの人が持ちやすい悩みです。

自分の仕事にプライドを持って取り組むことは、決して悪いことではありません。しかし仕事内容に対するプライドではなくあなた個人の自尊心を満足させようとすると、無駄な承認欲求や自己顕示欲に振り回され自分自身で息苦しさを作り出すことになります。

こういった思考は自信のなさの裏返しであり、取り繕うことに余計な神経を使うため自分自身を消耗させてしまいます。

自分を追い詰めてしまうような自尊心であれば、いっそ捨てましょう。人からどう見られているかは気にせず、目の前の仕事をただ地道にこなしていくようにしてください。

良い仕事をしていれば周りからは自然と評価されるようになります。それを積み重ねて自分の仕事内容に自信が持てるようになった時に、「仕事に対してプライドを持つ」ことの本当の意味が理解できるようになるはずです。

きちんと仕事に取り組んでも結果が出せないのであれば、その仕事内容があなたに向いていないとも考えられます。あなたの良さを活かせる別の仕事を探すことで、あっさり自信が回復できるかもしれません。

身の丈以上の仕事をしない

仕事ができると周りに思われたい、断るのは悪いと感じるなどの理由で、自身のキャパシティをはるかに超えた量の仕事を引き受けてしまう人も注意が必要です。

残業や持ち帰りなどで何とか片付けても、あなたがその量の仕事を受けられると周りに思わせている限り、仕事量が増えることはあっても減ることはありません。自分で自分の首を締め続けていることに気づきましょう。

真に仕事ができる人間は自身の手がけられる仕事量やそれにかかる時間は把握できますし、周りと上手く連携を取ってきちんと終わらせます。いつ終わるかわからない量の仕事を抱え込むことは、真逆の行為です。

期日までに終わらせることができなければ、必ず周りに迷惑をかけます。そうなれば仕事ができる人どころか、約束が守れず信用できない人と評価されてしまうでしょう。見栄による負のスパイラルからは一刻も早く脱出するべきです。

一生懸命やったとしても自分にはできないという事実を訴えても大量の仕事を押し付けられ、片付けられないと非難されるようであれば、それは会社がおかしいのです。あなたが限界を迎えてしまう前に、会社に対して見切りを付けましょう。

謙虚になり自分から挨拶や話をする

周りに溶け込めない、疎外感が強く職場に居づらい…コミュニケーションが苦手な人に多い悩みです。

「人に話しかけるのが怖い、苦手」と思っている人は、周りからも自分が同じように思われていると自覚しましょう。あなたが周りを拒絶している限り、親しく話しかけてくれる人はそうそう現れません。

では自分から話しかけてみようと思えれば立派ですが、そもそもコミュニケーションが苦手な人にとっては何を話せば良いかわからずハードルが高いですよね。

まずは日々の挨拶を、相手の目を見ながら笑顔でするように心がけてみましょう。

挨拶であれば複雑な言葉選びは必要ありませんし、笑顔は相手に安心感を与えます。大切なのは「自分は拒絶していない」と相手に伝わるようにすることなのです。話しかけても大丈夫な人だと思われれば、話題は周りから振ってくれるようになります。

自分が声をかけられるようになれば、どんな状況でどんな言葉をかけると嬉しいのかわかってくるはずです。それをもとに今度は自分から、周りに対して小まめな声かけができるようになりたいですね。

別に馴れ合うつもりはない、そういった努力をするのが煩わしいというのであれば、人と会話しなくても成り立つ仕事のほうが向いているでしょう。コミュニケーションが嫌いなのにそれを求められる職場にいるのは、自分で不要な悩みを作り出しているとも言えます。

口出しより聞き上手になる

どうしても自分から周りに話しかけたり話題を振るのが苦手であれば、相手の話を聞く側に徹するというのも人間関係の輪に溶け込む有効な手です。

基本的におしゃべりな人は自分から話すほうが好きですし、自分の話題を受け入れてくれる存在には好印象を抱きます。一生懸命自分の話をするよりも、相手の話を聞いてあげる方が好かれやすいのだと覚えておきましょう。

聞き上手になるコツは、相手の言葉や考えを否定しないようにすることです。ただ相槌を打っているだけだと生返事と思われ不快にさせてしまうこともあるので、時々相手の言ったことを復唱してみるなど「きちんと聞いている」と伝わるようにすると良いですね。

自分から人に話しかけることが少ない人は「他の人に言いふらさない人」として信用されやすい利点があります。聞き上手に徹していれば個人的な話題や相談をされることが増えて、親しい間柄になれる相手が見つかるかもしれません。

しかしひたすら人の愚痴を聞く役割になってしまいやすいということもあり、それが新たなストレスとなる場合もあります。どうしても場に馴染みたいということでなければ、前述の通り人と関わらなくて済む職場を選んだ方が楽です。

社内で相談できる人を作ること

ここまでは自分の意識や行動を変えて人間関係に順応するという対策でしたが、人間関係に関わるトラブルは自分だけがいくら頑張っても上手く行かない時があります。

そんな時は一人だけでも良いので、相談できる相手を同じ社内で作りましょう。家族や友人など、社外の人間に相談したほうが後腐れないような気がするかもしれません。しかしあえて社内の人間に相談することには以下のようなメリットが期待できます。

・会社の内情や空気感などはお互いわかっているので、状況を理解してもらいやすい。
・共通の悩みであれば愚痴を言い合うだけでもストレス発散できる。
・相談相手が上手く取り持ってくれることで解決される場合もある。

特に3つめは先輩や上司に相談した場合に期待できる効果です。この場合、あなたの個人的な感情や愚痴を訴えるのは避けます。仕事に具体的な支障があり改善したくて努力をしたこと、当事者同士ではこれ以上の解決が難しいので間に立って欲しいことを伝えましょう。

そこで面倒がられたり解決できないのなら辞めるよう迫られるのならば、部下が仕事で困っていても助ける気のないハズレ上司です。信用できる他の上司を当たるか、信用できる上司のいる別の会社を探しましょう。

仕事だけに集中する

仲間同士のコミュニケーションがどうしても仕事に必要なわけではない、馴れ合いたい人たちがそうしているだけという場合は、いっそあなたは開き直って淡々と仕事だけを集中してこなしてみるのはいかがでしょうか。

案外、余計なことに悩まされなくなったぶんあなたの業務成績が上がるかもしれません。そうなれば「仕事はちゃんとしている」という自信を持てますから、多少の批判や陰口があっても気にしなくて済むでしょう。

しかしコミュニケーションの全てを放棄してしまうとさすがに問題視されてしまいます。仕事に必要な会話とそうではない会話をしっかり判断し、最低限の挨拶や報連相は「これも仕事」と割り切ってこなすようにしてくださいね。

仕事は生活や人生においての全てではありません。プライベートが充実しているのであれば、仕事はあくまでも仕事として割り切って考えた方が楽になります。

嫌な人との人間関係は程々に

職場での人間関係で最も面倒なことになりやすいのが、性格的に合わない者同士の間で起こるトラブルです。

どんな職場でも人間的に好きになれない上司や同僚がいるものです。しかし職場に私情を持ち込んで問題を起こすのは、大人としてとても幼稚なこと。必要以上に関わらないようにして無駄な衝突は避けましょう。

逆にあなたを苦手に思う人もいるはずであり、その場合も察して距離を置くのが互いのためです。

ところが困ったことに世の中には嫌いな相手をとことん攻撃しないと気が済まないタイプの人間がいて、標的にされると少々厄介です。基本的にそういう人はこちらの反応を見て楽しんでいるので、相手にしないのがベターでしょう。

こちらからは必要最低限の挨拶や連絡だけの接触に留め、業務に差し障りがある嫌がらせをせれたら、その事実だけを上司に伝えて解決は任せましょう。どちらが問題のある人間なのかを判断するのは会社です。

仕事の邪魔をされているのに我慢するように言われたり、こちらは危害を加えていないのにあなたの責任とされるのであれば、そもそも容認している会社がおかしいのです。逃げるが勝ちの精神で会社を見切り、身を守りましょう。

仕事以外の嫌な誘いごとは断わる

あなたが参加して楽しかったりメリットがあると感じることができないのであれば、仕事仲間からの飲み会やランチの誘いには無理に応じる必要はありません。

確かに参加することで親睦が深まる場合もありますが、それを望んでいなければ参加してもストレスを溜めるだけです。本来は仕事に関係のない会ですから、嫌なら行かなくて良いのです。

ただし断り方には気を付けましょう。「行きたくない」とストレートに断ってしまうと角が立つので、まずは誘ってくれたことに感謝を伝えつつ、今回は遠慮するといった言い方が無難です。

会社によっては歓迎会や送別会などの場合は全員参加という風習があるかもしれません。礼儀として割り切れるのであれば、そういった場だけでも顔を出すようにしておくと「いつも来ない人」ではなくなるので普段の不要な誘いをパスしやすくなります。

もし飲み会やランチに参加しないことで評価が下げられるような職場であれば、見限っても良いのです。世の中には全く飲み会のない会社も、昼食はそれぞれ別に摂るのが当たり前の会社も存在します。

派閥の中から出る

職場に複数のグループや派閥が存在していて、集団同士の対立やいざこざに巻き込まれて疲れてしまうということがありますよね。

どこかの派閥に属していればその中では居場所があって安心できるかもしれませんが、リーダー格の顔色を伺ったり他のグループの人と関わる時にピリピリ神経を使ったりと、結局は他の部分で面倒を背負い込むことになります。

ストレスを溜めてまでどこかに属する必要はありません。仕事をきちんとしていれば文句を言われる筋合いはないので、面倒ならば我関せずを貫いてしまいましょう。一度関わらないと決めたのならどちらにも肩入れはせず、関係のない人間だと思わせるようにします。

もし派閥に属していないと仕事にならないほど根深い問題なら、あまり長くその会社に関わらない方が良いでしょう。均衡と保っているうちは良くても、所属している派閥が不利になった時にはどの道あなたの立場が危うくなる危険な会社ということなのですから。

会社は必ずしも正しいとは限りません。会社の中身をあなたが正しいと思う方向に変えることは難しくても、あなたが正しいと思えるような会社を選ぶことは自由にできるのです。

人は人、自分は自分の精神で

人間関係で悩みを抱えてしまう人は、必要以上に自分と周りを比較して劣等感を持ってしまいやすい印象があります。

まず根本的に人と自分は違っていて当たり前、そう考えましょう。それだけでも、思い通りにいかないことのほとんどを受け入れやすくなります。

職場ではどうしても仕事の成果で優劣の差が見えてきてしまいます。しかしそれはあくまで仕事の評価であって、人間的に劣っているということではありません。容姿や生まれ育った環境が人それぞれ違うように、得手不得手だって人それぞれです。

他の人が難なくこなす仕事があなたにとって苦痛な場合もあれば、その逆も当然あります。

どうしても出来るようになりたいのならともかく、苦手な仕事を苦労してこなすよりも人より得意な仕事をした方が負担は少なく効率的です。やりたい仕事よりもできる仕事を探す、というのは決してずるい考え方ではありません。

必ずしも同じ職場の中であなたに向いている仕事が見つかるとは限らないので、その場合は転職も視野に入れてみてください。あなたの人生はあなたの自由ですし、正解を見つけるのもあなた自身です。

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